『人造少女   〜Z章〜』 ... ジャンル:未分類 未分類
作者:NEO                

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それから、俺は三上のいない教室で、ただ普通に授業を受け、毎日退屈な日々が過ぎていった。

クラスの生徒には、『突然の転校』とだけ言って片付けられた。

たった、その一言で・・・

俺は、先生の授業を聞き流し、以前の俺のようにただ窓の外を見続けた。

「畜生・・・」

未だ悔やみきれぬ俺。

最近よく言われる。「お前、いつも怒ってるよな・・・」



鏡で自分の顔を見てみる。

眉間にしわが寄っていた。

手で無理やりしわを伸ばし、笑顔を作ってみる。

しかし、その笑顔は手を放した瞬間に無くなる。

「・・・馬鹿らしい・・」

呟く俺。






だが、最近俺は思う。

もっとマシに生きていこうと。

いつまでもあいつの『死』を引きずらずに。


      『キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン』


さぁ、また『俺の人生』の始まりだ。






   ―――――追伸―――――

その翌日、転校生が来た。

俺はその転校生を見て絶句した。

あいつに・・・三上にそっくりなのだ。

・・・と、いうことは・・・?


2003/11/10(Mon)22:38:17 公開 / NEO
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■作者からのメッセージ
もうヤバいです・・・
とりあえず完結って事でお願いします。
何かわけわかんなくなっちゃいました・・・

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