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なんだこれは。おもしろい。冒頭から引き込まれ、八十枚が一気に読めてしまいました。設定や題材がまずおもしろく(ぼくはこの手のものには詳しくないので、よくある話なのか、目新しい話なのか、そのへんの判断ができないのですが……)、すごいものを引っ張ってこられたなあという感じです。そして普段コメント欄で拝見できるピンク色伯爵さんの個性や人柄がそのまま作品の中に流れ込んでいるようで、文章を読んでいて純粋におもしろい。ついに本気を出されましたね……? 前作はこちらよりいくぶんか真面目な(?)ストーリーだったかと思いますが、これくらい突き抜けてしまったほうがピンク色伯爵さんの持ち味が生きるんだなあと、画面の前で一人うなずいていました。まだまだ始まったばかりなので、これからどう転ぶか(いい意味で)はわからないのですが。 ただの感想になりますが、とりあえず社長を名乗る男は何者なのか、目的は何なのか、このへんが気にはなるのですが、とりあえずそれは置いといて、ゲーム世界での展開に没入できました。テンポが良くて飽きが来ないんですね。笑いの要素も随所に散りばめられ、いろんなところでにやにやできる。ぼくとしてはライバルたちの名付けのセンスがツボでした。しかし主人公、このスペックで本当に大丈夫なんだろうか……いやもしかすると恋はスペックじゃない! みたいな方向になるんだろうか……リアル志向のゲームですから可能性はなくはないですね。気になるのは「カッコよさ」のステータスで、すぐに下がるあたり(主人公も推測してますが)顔とかのどうにもならないところより人間的魅力、的なものが重視されるんでしょうか。もしそうだとしたら重要なカギになりそうですね。あとエリカさん、まだ何か秘密があるんじゃないかなーと勝手に妄想してます。最後に月並みな感想を。ギャルゲーを知らない自分でも十分楽しめました。更新をお待ちしています。 | |||
ゆうら 佑 | |||
さっそく読ませていただく、ことになってしまいました。 実はタイトルを見て、「ああ伯爵が新しいのを投稿されたんだな、しかしこれは恐らく守備範囲外」と思って開いてみたら……前書きの「ギャルゲー界の攻略神デルタピサロは」といういきなりバカモード全開の出だし(当たり前のようにこんな書き出しなんてひどい)に出落ちに等しいインパクトを受け、完全にツボにはまってしまいました。 こうなると読んでみたくなるわけで、では内容のほうはというとこれが面白い。幸い、ネトゲ物については以前神夜さんのを読んで「カンストってなに?」とか教えてもらっていたので、案外そんなに困らずに読めました。 「どこにでもいる普通の高校二年生」とか言っておきながら底辺のステータスとか、あの状況で「きゅんきゅんきゅんのラーブラブ☆」とか、NPCの名前もあまりにひどくていちいち面白い。撫子さんがこっそりスカートで手を拭く辺りの痛さも、いいですね。こういうちょこっと踏み込んだ部分は、伯爵らしいです。 これはあれだ、「ゴッドハンド」のリターンマッチみたいなものですね。アホなノリのものを書くには地力がいる、ということが良く分かります。次を楽しみにしています。 | |||
天野橋立 | |||
初めて御作拝読いたしております。夏海です。 ピンク色伯爵様といえば感想欄でお会いすることが多くて実際にどんな作品を書かれるのだろうかと気になっていましたが、……悔しいくらい、面白い。小説で笑いが漏れること自体異常なのに、よくもまあこれだけツボを突きまくってくれたものですね(笑 私としては主人公のド底辺ぶりがアップテンポで書き上げられる辺りがツボでした。 でもこれ、どういう帰着点になるんだろう、と心配でたまらない部分もあります(私ごときが心配するのもおかしいですが)。第一章まででこれだけ飛ばして、続きでどれだけ楽しませてくれるのか、期待と不安が入り混じっております(後半若干食傷気味になったので)。 ここまでは完璧な滑り出し、今後の展開に期待です! 夏海でした。 | |||
夏海 | |||
皆様、感想ありがとうございます! 数年ぶりの長編連載と言うことで、感想が来るかどうか不安だったのですが、幸いにも読んでいただくことができ、ほっと胸を撫で下ろしています。本当にありがとうございます。 >>ゆうら 佑様。 面白いと言ってくださりありがとうございます! 話の内容としては、ネットゲームの中に閉じ込められるというものはたくさんあるのですが(現在アニメをしている作品もあり非常に人気です)、恋愛ゲームでバトルするというものは多分ないんじゃないかと思います。一歩間違えればネタかぶりになりますので、うまいこと外していった結果できたのがこの『ラブメモ』です。 真面目の定義とは、いかに――?(笑) 王道ストーリーも好きなんですけどね(笑)。もし次回作があるなら王道の小説を書きたいなあ。 恋はスペックではない……。ふふふ。そうですね。確かにスペックではないです、ふふ。人間的魅力は現実世界では大切だと思います。エリカに関してはどうでしょうねー。ノーコメントと言うことで! 短いレスになってしまい申し訳ありません。良ければ次回もお付き合いください。 ゆうら 佑様の新作、読んでいます! また後日感想を書きにお邪魔します。そのときは宜しくお願いしますね(真面目な感想を書かないとゆうら 佑さんの中の僕のイメージを真面目キャラにしてみせます!)。 >>天野橋立様。 読ませていただく、『ことになってしまいました』←天野様の悔しさがあふれ出ているようなフレーズですね(笑)。読んで貰っちゃったよ、やったぜ! お気づきかとは思いますが、デルタピサロは彼の本名である田出久雄からとっています。普通は田出久雄を思いついてデルタピサロに行きつくと思うのですが、何故かデルタピサロの方から先に出てきました(笑)。デルタピサロから漢字の当て字を考える羽目に(笑)。 カンストに関しまして、カンストの説明を入れる以前にさらりと「カンスト」と文中で出してしまっている部分があります。天野様が神夜様の作品で「カンスト」に触れていて下さって助かりました; 上述の部分は「最大値」にでも直しておきます。神夜様、クリスマスに帰って来てくださるといいですね〜。お勤め先が繁忙期とかに入っちゃっているなら年明けまでは厳しいのかもしれませんが……。 「ゴッドハンド」……。書くと言って永久凍結しておりますね; これを書き直すということは過去の自分と向き合うということ。うあ〜、「ゴッドハンド」読みたくない……。あの頃の稚拙さとか痛さとかが目一杯詰まっていそうで嫌だぁ〜! 良ければ次回もお付き合いください。 >>夏海様。 全然小説を書けていなくて、気づけばなんと長編は数年ぶりということに(笑)。夏海様、いらっしゃい! 初めて読んだ僕の小説が「これ」ということは、夏海様は僕のことを変態だと思っていらっしゃるのではないでしょうか。その通り、変態です。ピンク色伯爵です! 貴方のレスを読んで思ったのですが、小説読んでいて笑うことは、確かにありませんね……。面白い小説(ギャクを読んでもらう小説)はたくさんあるのに、どうしてだろう……。僕の場合は面白くないから笑わないってことはないと思うのですけどね。 一章で飛ばし過ぎというコメントについて。食傷気味ですか。うーん、どうしよう。二章もっと飛ばし過ぎちゃったかも。多分三章の途中以降はシリアスならぬシリアル展開(おいしそうな展開やな)になると思うので、それまでこのくらいのテンションが続いちゃう可能性が高いです。 帰着点はちょっと切ない感じの恋愛小説ですかね(笑)。読んで下さった皆様を感動の渦に巻き込みたいと考えています(笑)。夏海様が『ラブメモ』に下さる帰着点の評価の心配もそうですが、まずは二章を夏海様に楽しんでもらえるかどきどきしています。 良ければ次回もお付き合いください。 夏海様の新作、読んでいます! また後日感想を書きにお邪魔しますね! 皆様、読んでいただきありがとうございました! 更新は気ままですが、完結目指して頑張っていこうと思いますので宜しくお願いします(四章構成なのであと二章ですね)! | |||
ピンク色伯爵 | |||
早速続きを拝読致しました。 ……予想通りのバッドエンド(笑 しかもハゲキャラまで追加されて満身創痍のデルタピサロさんですが、心が折れてない辺りがまた凄い。葦速雄くんのことを蹴落としてでもはいあがろうとする主人公の執念に頭が下がる思いです。このぐらいの熱意がリアルにあれば、大抵のことはできちゃう気がしました。 前回の感想で飛ばしすぎと申し上げましたが、これはもう、これでいいのかとなんとなく納得させられたので、もうこのまま突き進んでしまって下さい。読了する前に私の心が折れるかもしれませんが、それはそれとして(苦笑 それにしても、エリカちゃんええ子やなぁ、と思う今日このごろです。解説キャラを落とすとか、隠し要素無いのかな、とライトゲーマーの私は思うのです。えっ、変態ですか、ええ私も変態です。速雄くん、う○こもらしても好き、むしろそこが好きっ!(なんだこいつ) なにはともあれ、四章構成ということで、続きに期待させて頂きます。それでは、執筆頑張ってくださいね。 | |||
夏海 | |||
夏海様、感想ありがとうございます! 文面からひしひしと伝わってくる「もう勝手にやってなよ(笑) ドン引きだよ(笑)」という夏海様の気持ち……! 画面の向こうの貴方が僕の童貞力にあきれ返っている様子が目に浮かびます! 夏海様の心が折れないように、頑張って続きを書いていこうと思っています! エリカちゃんを気に入ってくださって嬉しいです。彼女はいい子ですよねー。こんなお隣さんがいたらよかった……。現実にこんないい子なかなかいませんよね。実際の高校生活で、僕の隣だったのは柔道部の男子生徒君でした; 彼に不満はありませんが、ちょっと悲しかった; 解説キャラを落としたいって気持ちを抱いてもらえて光栄です。最近はギャルゲーをやれていないのですが、数年前は狂ったようにギャルゲーをやりまくっていました。僕、高校生までゲームどころか漫画やアニメも禁止だったんです。テレビもNHKしか見せてもらえなくて……(本当の話です)。大学生になって、ギャルゲーをして、オタク文化に触れて、こんなにも楽しいものがあるのか! って感動して……。で、趣味でラノベを書き始めたんですよねー(遠い目)。 二つ目にやったギャルゲーが、解説キャラが一番可愛いと評判のものでした。この話はあの頃の気持ちを思い浮かべながら書いています(笑)。プロットは当然もう書き終っていて、展開も決まっています。このあとのお話が、夏海様にとって幸せな物であればいいなーと願っています(その前に読んでもらえるようきちんと努力しないとですねw)。 スカトロ趣味はないので何とも言えませんが、人の性癖はそれぞれで良いのではないかと思います。 ではでは、次回もよろしければお付き合いください! ピンク色伯爵でした! | |||
ピンク色伯爵 | |||
こんにちは。更新早いですね。しかも勢いがまったく衰えていないのはすごいと思います。今回もたくさん笑わせていただきました。三人称視点って……意味不明ですがおもしろかったです。 しかし、ライバルを蹴落として自分の好感度を上げるとは……もうちょっと良心的な恋のバトルを期待していたぼくとしてはただただ失望ですが、まあ、ゲームですしね……。でもこのまま突き進んでピサロ大丈夫なのだろうか? と、いちいち心配してしまいます。すべてが露見してエリカさんに嫌われたらそれはそれで痛いぞ……。 「ハゲペナルティ」とか「菩薩モード」とか、力押しで展開させていく作者様のエネルギーをひしひしと感じます。それともすべて計算の上……? ともかく、ここからはイケメン太郎を撃墜させることになりますね。さらなる秘策が出てくるんだろうか、それとも予想の斜め上を行くどんでん返しが待っているんだろうか、と、いろいろ考えつつ続きを待たせていただきます。 | |||
ゆうら 佑 | |||
第二回分、読ませていただきました。 さすがに初回のインパクトには及ばないものの、今回も面白かったです。「豚の形をした汚物」とかあまりにひどい言われようで、笑ってしまいました。ライバルを蹴落とすやり方が上履きに犬の糞とか、とてつもなく低レベルなのもすごいですが、どうやらそれがうまく行ったらしいのにもずっこけてしまいました。三人称視点での決めシーンってのは、こういうゲームにはつきものなんでしょうか。なんかNPCたちの姿を含めて「学園ハンサム」(やったことはないですが)レベルの絵柄に変換されてしまいました。 エリカパートでのかみあわなさもなかなか面白いところですが、ストーリーとしてはやはりこの辺が突破口になるんでしょうね。とにかく、「続行だっ!」ということで、次回も読ませていただきます。 | |||
天野橋立 | |||
>>ゆうら 佑様。 読んでいただきありがとうございました! 返信が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。更新早いと言われた瞬間にこの様です。多分最終章は早くアップできると思います。これで来年とかになったら、作者逃亡とか言われそうですね; 最初は良心的なバトルを書こうと思ったのですが、その場合ネックになるのが、普通の恋愛小説との差別化だったんですよねー……。普通に恋愛するなら、現代を舞台にして普通の高校生を主人公にした方が無駄なく入っていけますし。そういう本当の恋愛小説が読みたい人は、よく分からん設定の拙作など読んでくれないだろうと思ってしまいまして。 展開としては予想の斜め上のどんでん返しになっているかと思います。今回投稿したのは(このあと一、二時間後には投稿できていると思います)三章目で、起承転結で言えば転に当たります。ですからジェットコースターになるように書いています。この展開を楽しんでいただけるかびくびくしております。 次回は最終章です。良ければお付き合いください。 ゆうら 佑様の今回投稿分、明日中に感想を書かせていただきます。気づいたら変な感想が増えているかもしれませんが、どうか宜しくお願いします(笑)。 >>天野橋立様。 読んでいただきありがとうございました! 返信が遅れてしまい、申し訳ありません; 新作読みました! 出来れば明日中に駄文を書きに参上します! ライバルを蹴落とす方法はあんまり生々しいものにならないようにしました。前半はあくまでコメディ調で書いていきたかったので、間抜けに感じる方が丁度良いのかもしれません(良いのか?w)。三人称視点――は別につきものではないですね。そもそも他人を蹴落とす恋愛ゲームなんて存在しないような気がします(フリーゲームとかならありそう)。『学園ハンサム』で再生されましたか。主人公やNPCが皆あんな絵だったらそれだけで笑いが取れそう。やっぱりこの手の小説でゲームに対抗するのは難しいです。ちなみに僕は文章の通り、主人公の顔が『北斗の拳』などで良く見られる劇画で脳内再生していました。 さて、ストーリーですが、今回はかなり変調しているはず。ちょっとはっちゃけすぎてしまったので、天野様の顰蹙を買ってしまうのではないかと危惧しています。第三章も感想書いていただけたらいいんだけどなあ……。 次回、最終回です。宜しくお願いします! | |||
ピンク色伯爵 | |||
こんにちは。いやー面白かったです。二転三転、ボリュームもこれまでの章の二倍と、すごく力を入れて書かれたことがわかります。最近お見かけしないなあと思っていたら、これに全力投球されていたのですね。今回の第三章で「結」くらいまで行っちゃった感もあるのですが、まだ謎が残っていますもんね。彼女との再会もあるのかどうか、最終章がとても楽しみです。 冒頭からはやエロゲモードに突入し、そのまま突っ走ったためひやひやしましたが、これも伏線ですからね。仕方ないですね。読み終えてしまえば気にならないレベルです。でももうちょっと抑えてもいいかな、と思いました、はい。 ぼくも人工知能とかに興味を持ち始めたところだったので、『目覚めた』云々の展開にはけっこう燃えました。やっぱりこういうのってロマンですよね。そのせいでますます薄汚い恋愛バトルになってしまっていますが……(笑) いやいや、小説としてはこちらのほうが断然おもしろいと思います。たしかに予想の斜め上、そこから加速してラストの展開に収束するさまはお見事でした。 ぼくの作品なんですが、もう続きも書けてしまったので更新しちゃいますね。読んでくださった分だけでも、感想をいただけるとうれしいです。 | |||
ゆうら 佑 | |||
一気にこの長さを投入されたので、こりゃ読むの無理かと思いましたが、結局何とか読みましたよ。 冒頭からもう変態展開全開で、まあそこを伯爵の作品に突っ込んでも仕方ないかと思いながら読みましたが…この展開は良い意味で予想外。ゲーム内のNPCが自我に目覚めて、とかいいじゃないですか! 思いもよらぬ本格的な展開。デルタピサロ能力高杉と突っ込みたくはなりましたが、速雄をうまく使った面太郎の倒し方もいい(もっとも、昨今の女子はこれでドン引きはしないんじゃないの、とは思いましたが。腐ってる人多いし)。 エリカの正体とか、まあお約束というか予想はできるわけですが、水戸黄門的に「待ってました」と言いたくなるような展開で、これもいい。感動する人もいるに違いない(感動したとは言わない)。 正直、この作品をほめたら負け、という気もして悔しいですが、これは面白い。相変わらず要所要所のギャグも効いている。ゲーム内という設定のおかげで、人物の不自然さもさほど感じないし。もうちょっと登竜門ににぎわいがあった頃なら、かなり感想もついただろうにともったいない気もします。これはある意味伯爵の書き手としての成長物語でもあるので、感慨深いものがありますね。 これで綺麗に完結したら、「とても良い」の評価を差し上げようと思います。楽しみにしています。 | |||
天野橋立 | |||
感想ありがとうございます! 返信が遅くなってしまい申し訳ありません。 >>ゆうら 佑様 第三章の初め、やはりちょっとはじけすぎていましたか。確かにちょっと頭の悪い文章が並んでいますね。こりゃ読む人が読めば拒絶反応起こしそう。後日何とか修正してみます。あ、修正案とか募集します。僕、実は修正作業がとても苦手で……修正すれば修正するほどつまらなく感じてしまうという(笑) 人工知能が目覚めたというのはなかなかヘビーなテーマで、こうしたコメディ調の文章に取り入れて良いかどうか悩みはしたのですが――やはり使えるものは使っておこうということでこのような形になりました。ゆうら 佑様の感想を見るに、どうやら良い方向に作用したようですね。よかったです。 お話はまだもう少し続きます。三章の転調以降、真面目な話が続いています。「ギャグを出せ」って言われたら泣いて土下座するしかないです(笑)。多分、薄々感じられていると思いますが、僕は完全なギャグ小説を書くのが大の苦手でして(苦手と言うかセンスが無い)、僕にギャグを求め続けられると困ってしまうのですよね。最終章、そう言った意味でも、貴方を含め皆様に気に入っていただけるか不安だなあ……。 ゆうら 佑様の作品の更新分、今から読ませていただきます! 一、二時間後には感想を投稿していると思います! 昨日、感想を書くことが出来ず、本当に申し訳ありませんでした。 >>天野橋立様 文章全体から伝わってくる「しょうがねえから読んでやったよ……」という物凄いツンデレならぬツンドラオーラ(笑)。読んでもらえたよ、やったよ! あれ、でも、感想内容見ると天野様がデレてくれている気がしますね。かなりベタ褒めじゃないですか!? これはここに投稿し始めて以来の快挙かも。 一方で問題点も指摘されていますね。人物の不自然さ。ゲームと言う設定なので、リアルな人間像にはしないつもりで書いたのですが、そう言うのとは別に、どうやら、天野様には僕の人間を描く能力がまだまだ甘いと感じられたようですね。 そうだなあ。僕はまだこうした突拍子もない設定で皆さんの気をひき、読んでもらっている部分がありますので、これを丁寧な人物描写によってじっくり読んでもらえるような話作りが次の目標でしょうか。でもラノベにそういう作品って少ない気がするのですよね……。描写よりも即物的な面白さ、みたいな風潮がありますし……。だんだん色物になってきている気がします、ラノベって。 読んでいただきありがとうございました。感想が遅れて申し訳ありません。このあとお邪魔致します。 最終章書いている時は、「俺なんでこんな文章書いているんだろう?」と何度も自問自答していました。この内容をクリスマス前の夜に書くとはね、自分で自分にドン引きです。多分ちょっとおかしくなっていたのだと思います……。 | |||
ピンク色伯爵 | |||
全部読みましたよ。良くもまあ、間に合わせて来たものだと感心しました。最後までお約束路線ながら、しかしこれでいい! 見事な完結ぶり、申し上げることはありません。面白いものを読ませていただき、ありがとうございました。 | |||
天野橋立 | |||
天野橋立様、感想ありがとうございました。 この掲示板に来て掲げていた目標の一つに、貴方からとても良い評価を貰うというものがありました。初めて感想いただいたとき、絶対この人から二点奪い取ってやるんだと悔し泣きしながら誓いを立てて、はや四年ちょっと。作中の面太郎の言葉ではありませんが、長いようで短かった。本当に、あっという間でした。途中僕の都合で全然小説を書けない時期もありましたが、それも含めて一瞬でした。 とは言え、ここからまた新たに始まるのだなとも感じております。今回は二点をいただきましたが、何と言いましょうか、正攻法で奪い取った二点では無いような気がするのですよね。おそらくクリスマス補正も入っての二点でしょうし。次はまた別の形で挑戦したいと思います。しばらくは息抜きのつもりの短編が続くかもしれませんが(笑)。 僕はまだまだ修業中の身。先達の知恵と技術と知識とを学び取り、それを血肉として新たに何かを生み出していかなければなりません。前よりもっと面白く、その次はもっと、その次はもっともっと――自身の筆を磨いていかなければなりません。 これからも趣味で小説を書き続けていくと思います。賞に応募するということは、結局リアルとの兼ね合いで断念したまま(送る、送ると言って一回も送っていない)なっていますが、もしかたら送ることもあるかもしれません。夢はいつまでたっても夢ですからね。 読んでいただきありがとうございました。よければ、また次回もお付き合いください。 ピンク色伯爵でした。 | |||
ピンク色伯爵 | |||
完結お疲れさまでした。きちんと伏線を回収し、一つの物語を終わらせ、新たな出発を描き――と、本当にきれいな完結でした。ラストが中途半端だとよくいわれるぼくですが、これはなるほど美しいと納得できるラストで、たいへん勉強させていただきました。 さて最後ですのでちょっと辛口で。まず誤字が……多いです。これまでも多かったのですが、今回更新分は特に多いような気が。読むことには支障のない、軽いものばかりなのですが、大事な場面で出てきたりするとおいおい……ってなっちゃいます。あと第四章の冒頭は字下げが……。作品に没入しづらくなりますので、もう少し気をつけていただきたいなあと思います。要は良作なのにもったいないってことです。 ちょっと気になったのは面太郎の存在です。ぼくのとらえ方では、「目覚めた」彼の存在があるからこそ、自我を持ったエリカの存在も説得力を持って、それゆえ裏ヒロイン解放シーンが印象を強くする――というのが第三章の流れだったんですね。つまり面太郎が伏線の役割を果たしているんです。ピンク色伯爵さんが意図したことかどうかはわかりませんが、少なくともぼくは面太郎の正体を知り、もしかしてエリカも……? とどきどきしながら三章を読み進めたことをまだはっきりと覚えています。 でも結局、作中では人工知能が自我を持った理由は明らかにされず、なんとなく面太郎の存在が宙ぶらりんになってしまったような気がします。エリカが自我を持っているのは開発者の思い入れがあるからまだいいとして、じゃあ面太郎は何なんでしょうか? 彼も開発者ゆかりの人物、ということにすればまだ説明はつくかと思いますが……。三章で楽しませてもらった分、彼の謎が若干放置気味なのは気になってしまうのです。三木谷との会話では話題にもなっていませんし……。 人工知能といえば、ツブヤイター(ツイッターみたいなもの?)の情報量だけで一人の人間を作り出せるのか疑問に思ってしまったので、もうちょっと別になかったでしょうか、情報を集める手段……。でもこういう情報収集、現代のコンピュータや人工知能も普通にやっているらしいですね。ネット広告が全部自分の過去の履歴を参考に表示されるとか(笑) こわいですが、ネット上に公開した情報である限りは「違法」にはなりえないし……。作中では「倫理」という言葉が使われていますね。そういうところに頼るしかなくなってしまうのでしょうか……。 しかしこの作品、それ以外にもいろんなものを投げかけてきますね。AI、恋愛、現実とゲーム……簡単にまとめてしまえば科学技術の発展に警鐘を鳴らしつつの現実肯定路線、とかになるのかもしれませんが、やっぱりそれでは収まらない。まさかこんなにまじめな話になるとは……! もう一つ。せっかくエリカや三木谷によって「恋愛は顔じゃない!」メッセージを発しておきながら、最後でピサロがちょっとイケメンに近づいている感じなのはどういうわけでしょうか。ほかの努力は良しとして、ブサ面だけは貫いてほしかった。 ピンク色伯爵さんはよく非モテ発言をされていますが、この小説を読む限り、けっこう女の子のこと見られてますよね……? 最後のほうのエリカなんか、かなりリアルだったと思うんですが……。とにかくおもしろかったです。賞、送ってみたらいいじゃないですか!(笑) 一度客観的な評価を受けられてもよいのではないでしょうか。 | |||
ゆうら 佑 | |||
感想ありがとうございました。 そしてごめんなさい。自分も今落ち着いてもう一度読み返したのですが、本当に誤字や字下げできていない部分が多い。これは気になりますね。申し訳ないです。このあと修正します。今日中に修正終われば良いですが……、完成度を高めるため少し遅れるかもしれません。このようないい加減なことをしないよう、次からはよく見直しをします。一章から三章までは投稿の度に誤字修正していたので、字下げ以外は直っていると思います(当然これから全て見直しますが)。 面太郎について、彼は殺された開発責任者の仮想人格という裏設定があります。というのも、この開発責任者が『ラブメモ』を作ったとき、完成度の高いAIを用意するとしたら、真っ先に恵梨香と自分の性格を参考にすると思ったからです。彼はデルタピサロが攻略創造神となってしまったときの似姿と言いますか、失敗例です。ちなみに三木谷も失敗例の一つです。デルタピサロがゲームに固執し続ければ、いずれは三木谷のように廃人になっていましたからね。話を戻しますと、開発責任者の男としては、恵梨香ともう一度真っ白な状態から恋愛がしたかったわけです。ですから、自分の人格を備えたNPC(彼をモデルにしたというだけで、本物とは違う。理想が入っているから本物よりかなり好青年)に最高の能力を与え、いつか自分がエリカを攻略するのを願っていたわけです。ここからは僕の勝手な想像ですが、おそらくデルタピサロがゲームをリタイアしていて、三木谷が他の候補を探し続けていたら、そのときは、完全に自我に目覚めた面太郎がエリカを口説いていたでしょう。多分、紆余曲折あってエリカは落ちるんじゃないかな。面太郎はなんだかんだ言って結構良い奴ですし、エリカとの相性もデルタピサロほどではないですが良いですから、時間さえあればそうなっていたと思います。 面太郎が自我を取り戻すフラグとしては、開発責任者の男が現実で死ぬか彼が生きている状態でラブメモがサービス停止するかのどちらかで、その条件を満たした瞬間、カウントダウン開始でAIはどんどん人間らしくなっていくって感じです。この辺は本筋とは関係ないですし、書いていたらちょっとごちゃごちゃして読んでいて面倒くさいかなと思ったので割愛しましたが……、付け加えたほうが良かったかもしれません。 次に、この話のある意味根幹部分であるツブヤイターから人格が出来たという点について、もちろん本物の人間は作り出せませんので、あくまでその人間の似姿レベルにとどまっています。エリカや面太郎以外のNPCについては、情報量が膨大なだけでやっぱりどこか人間じゃないのです。実際作中でデルタピサロは彼らを人間だとは錯覚していないはずです。彼が本当に人間だと思ってしまったのはエリカと面太郎だけなのですよね。この二人のNPCに関しては開発責任者の男がより膨大な情報と時間とをつぎ込んで作っていますので特別製ということになっています。どう特別なのか、ツブヤイターの他にどのようにして情報を手に入れたのか、詳細に教えてほしいと言われましたら――すみません、そこは想像で補ってください(←こいつ物書き失格)。 「倫理」に関してはその通りというか、ここは厳しいところでした。同じく、デルタピサロが攻略創造神になる場面で、何故人をつくってはいけないのか明確な答えが出ませんでしたので、倫理的に間違っているということにしてお茶を濁しています。このあたりの問答――「答えは出ない」という結論に至るまでの流れですね――は書く方としては面白いのですが、読んでいる方としては退屈でしょう。いいからエリカといちゃいちゃさせろよって言われそうだったので割愛しました。でもそれが裏目に出てしまったようです; 申し訳ないです; 最後、デルタピサロがイケメンに近づいたことについて、これいけませんでしたか; 最低限清潔に見えるように整えただけなのですが、やはり彼にはぬめぬめの毛むくじゃらでいてもらった方が良かったかな。着ている物に関しては三木谷から色々良質な物を貰っていますので、必然的にああなるだろうとは思うのですが……。鏡に向かって呟く言葉をちょっと改変しておきます。彼ならブサ面でも現実世界の攻略になれるでしょう、僕とは違って。 僕はねー、モテないんですよねー、これがねー。僕は人がドン引きするようなブサ面なので、そのせいでモテないのかもしれません。あと性格的にも大分難があると思います。でもお見合いしたら結婚できる自信はあります(なにこいつ)。 エリカ、リアルでしたか? でもね、このエリカはピンク色伯爵という臭いブサ面がパソコンに向かってハアハア言いながら作り出した偶像なんですよ。彼女がリアル女子っぽいのは、きっと僕のリアル女子力が高いためですね! 賞に関しては、受賞後、本気で執筆活動をする覚悟と気合のある人間が送ることができるので(多分規約とかに書いてあると思う)、受かるとか受からないとか、実力のあるなし以前に自分にはその資格がないと思っています。僕のような野次馬根性の人間が賞に送るという行為は、きっと本気で小説家を目指していらっしゃる方々を冒涜する行為だと思いますので。とは言え、客観的な評価も欲しい。限りなく利己的な理由で送りたい。悩ましいところです。 読んでいただきありがとうございました。次回も良ければお付き合いください。ピンク色伯爵でした。 | |||
ピンク色伯爵 | |||
作品を読ませていただきまし。エリカはかわいいですね。人間味があっていいと思いました。アイデアのほうも素晴らしかったです。ただ、最後のローションの粘々にからめとられるというところが、もう一つアイデアを出したら、きっと最後まで「おお、すごい」という気持ちで作品を楽しめるような気がします。 | |||
レボリューション Y 田中 | |||
感想ありがとうございます。 ローションの部分は確かに他に何かもう一つくらいあっても良かったですねー……。しかし発想力の無さゆえか、あの程度の惨劇で終わってしまいました; アトラクションと人しか周りには無いわけで、仕掛けを施すのは多分この二つのどちらかに限られると思うのですが、そこから考えられる精いっぱいにも限界がありました(言い訳です)。 次、機会がありましたら、貴方を全力で驚かせてみせましょう! 読んでいただきありがとうございました! 次回も良ければお付き合いください! | |||
ピンク色伯爵 | |||
拝読いたしました。 枚数が多いはずなのに、凄く面白くてすぐに読み切ってしまいました。執筆お疲れ様です。 リアルに絶望していて、ゲームの世界にどっぷり浸かってしまう主人公の話ですね。主人公のそれで良いんだよ! っていう突き抜けた感じが面白かったです。ゲームを攻略して現実に戻れるかどうか、ひやひやして読んでいたのですが、エリカとの恋愛要素が出てきたあたりから、帰らないなら帰らないで、このふたりの話が読めるからいいかな、なんて思ったり。 実はあまり、ハートフルな話が私は好きじゃないのですが、このお話は凄く好きです。とくに最後のクリスマスのプレイしたところ。高校生の素朴なデートがとても可愛らしくて、お別れのシーンではこちらまで切なくなりました。 凄く完成度が高いと思いますし、公募に出せばいいのに、と思いました。でもプロになりたい、というわけではないんですよね? とても勿体ないなと思いました。 実は私、元腐女子でして、速雄×男の娘のカップリングには萌えました。このふたりをもっと読みたかったです。めちゃくちゃ個人的な意見ですが。 シミュレーションゲーム(BLなんですけど)は以前よくプレイしていたので、御作、とても楽しめました。最近の用語には明るくなかったのですが。(チートとか) とても面白かったです。 | |||
叶こうえ | |||
叶こうえ様、感想ありがとうございます。 おっしゃるとおり、ゲームの世界にどっぷり浸かってしまうお話なのですが、ゲームをやったことが無い人には分からない内容の話を書いてしまったと現在は反省しております; エリカとのイチャラブに関しては、グダるといけないと思っていくつか削除してしまったシーンがあります。例えばエリカの(ゲーム内の)父母と一緒に駅近くのモールでランジェリーショップに入る話。あと、プールイベントあと、粘液まみれのエリカと一緒にシャワールームへ突撃する話とかですかね。 ハートフルなお話は僕もあまり好きではありません(笑)。昔はそう言う話しか読めなかったのですが、ここ数年は小説の好みの味が変わってきていて、どんどんダークよりに(笑)。素朴なデートというのは僕にとってとても嬉しい感想で、狙っていた反応がそれでした。エリカに渡すプレゼントは最後まで悩みました。指輪は重いし、花は邪魔になるだろう、出来れば毎日有効活用できるもので、万が一別れることがあっても簡単に処分できるものがいい――と考えに考えた末、髪を縛るゴムということになりました(笑)。エリカがポニーテールなのは、このプレゼントを渡したかったからなんです。ちなみにこの設定考えたのは去年の十二月でした。ええ、クリスマス前です、はい(笑)。 速雄と清次のカップリングに萌えられたのですか。確かに色々書けそうですよね。しかし、今の僕ではおそらく力不足で書けないでしょう。僕は恥ずかしながら女性向けゲーム・小説の知識があまりなくて……。例えば乙女ゲームは『赤ずきんと迷いの森』『アムネシア』『薄桜鬼』『私のリアルは充実しすぎている』(←めちゃくちゃクォリティ高かった。しかも無料)『鳥籠のマリアージュ』BLゲームは『鬼畜眼鏡』『裸バスケ』『学園ハンサム』くらいしかやったことがないのです。まだ読み手がどのようなものを欲しているか全然分かっていません。ですから書こうと考えるならちゃんと勉強してからですねー……。 公募に関して――プロになれる力があるかどうかは別にして(多分まだまだ力不足でしょうが)、意欲が決定的に欠如しているという(笑)。僕には好きなことを好きなように書いて、たまにテキトーに感想ばら撒くくらいが性に合っているのだと思います(笑)。もしプロになってしまったら、企画出して、OK貰って、いざ書き始める段になって、「やっぱりできません」じゃすみませんからねー。頑張れば高水準の物が書けるわけではありませんし、自分のセンスが市場に合わなくなればそれで半分くらい作家人生終わりますし。 読んでいただきありがとうございました。これからもより精進していきたいと思っております。 | |||
ピンク色伯爵 | |||
[簡易感想]文句無しのおもしろさです。 | |||
REN乳殺法 | |||
連続投稿申し訳ありません。操作を間違えてしまいました。気を取り直して。 作品、読ませて頂きました。とても素晴らしい作品でした! 少ないキャラクターを上手に動かして物語を進めていく作者様の手腕には感服いたします。 更に、ギャグ要素と恋愛(エロ)要素、そしてシリアス要素のバランスがとても丁度良く、洗練されていました。 長編ですと、読んでいる内に苦になることが結構あるのですが、この作品にはそれがなく一気に全て読んでしまいました。素晴らしい作品をありがとう。 主人公はデブキモオタという設定でしたが、もう少し救われてもよかったんじゃぁ…(泣) キスシーンの度にエリカとキモオタデブの描写が想像されて感動シーンなのに笑がこみ上げてきました(笑) 葦君は完全なるネタキャラとして消費されてしまいましたね。彼はうんこがどーのこーのの前に勝手に自滅してくれそうなキャラだったのに…………不憫だよぉぉ。強く生きて欲しい。 池面太郎君は自我を持ったAIでしたが他の方が言われていたように、もう少し彼について掘り下げても良かったかなと思ったり思わなかったり。彼のラストは感動しました。 私が今まで観てきた創作小説の中でこの作品は一番面白かったです。 作者様の更なるご活躍を期待して影ながら応援させて頂きます。 ありがとうございました。 | |||
REN乳殺法 | |||
REN乳殺法様、感想ありがとうございました。 キャラクター少ないですよねー。本当はもっとたくさん出したかったのですが、今の僕の力では、これ以上人員を増やしますと表現するにあたって記号的なものに頼らないといけなくなってしまうので断念しました。登場人物の数だけ数えてみると結構たくさんいるのですが、実はメインで動いているのはデルタピサロとエリカだけ。ほんのちょっと面太郎くらいですからね。他は小学生の劇とかで出てくる木Aみたいな扱いです。この点は今後の課題です。ただ、この掲示板でそのようなラノベラノベしたものは需要がないでしょうから書けるかどうかは分かりません。 主人公に関して、主人公は十分救われていると思います。エリカまで求めてしまうのはやっぱり欲張りで、デルタピサロという人間の力の枠を超えた行為なんですよね。現実に戻ることができたということですら、彼にとっては大きすぎる報酬なのです。大切な人を助けられなかったという空白は、これからの彼の人生の中で徐々に埋まっていくものだと思います。もしシリーズ物として次を書くなら十年前のお話か、あるいはデルタピサロが他の恋愛オンラインゲームを通じて心の隙間を埋めていくお話になるでしょうね。 主人公を恵まれない見た目にしたのは、この話の肝であり、弱点でもありました。不細工な彼でないと成立しないのです。だけど、序盤で彼が主人公だと読者が気づいた時点で、読者がページを閉じてしまう可能性がありました。この話を読んでもらうメインターゲット層は主人公の容姿に過敏に反応しますので、主人公のキャラクター性は賭けでした。『アクセルワールド』という偉大な先輩がいるのですが、この作品においても主人公の容姿に対して非常に大きなバッシングが浴びせられています。あの作品も有田ハルユキといういじめられっ子でなければ成立しないお話なのですが、メインターゲットである中高生はそのようなストレスを味わいたくてラノベ読んでいるわけではありませんからねー。ただ、そのストレスをこえた先に倍以上ものカタルシスが約束されていますので、戦略としては非常に有効なのだと思います。 なろうの方なら、この話以上の作品もたくさん読まれているのではないかな。でも同ジャンルはあっちではほぼ無いと言ってよいから、その分有利に戦えたのかもしれません。現在一位の『無職転生』の作者は本物の天才ですからね。あの才能はずるい。281話すべて読んでいますが、読んでいる最中は嫉妬で狂いそうでした(笑)。 読んでいただきありがとうございました。次回も良ければお付き合いください。 | |||
ピンク色伯爵 | |||
合計 | 15点 |