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『私と妹のサンタさん』 作者:白たんぽぽ / リアル・現代 未分類
全角7607.5文字
容量15215 bytes
原稿用紙約23.4枚
妹がまだサンタを信じているのか、をテーマにした話
 私がサンタさんを信じなくなったのは、早かった。もしかしたら、物心着いた頃にはそんなものを信じていなかったような気がするほど、サンタを何か胡散臭い物だと感じていた。親には悪いけど、私はそんな冷めた子供だったのだ。
 そんな私ももう中学一年生。親父サンタが律儀に枕元にプレゼントを置かなくていい年になっているのだけど、下の妹がいるからそういうわけにはいかない。
 そう、妹は私なんかと違うようだった。妹は、幼稚園の年長になった今でもまだ、サンタさんを純粋に信じているように見えるのだ。

「今年もサンタさん来てくれるよね」
「ナナがちゃんといい子にしてたんなら、ちゃんと来てくれるよ」
 父がそう言った。いつになく優しげな声である。
「ナナいい子にしてたもん、ナナ、サンタさんにアイスつくれるおもちゃお願いしてるもん」
「あの、アンパンマンのだろ。わかってるって」
 おーい、親父殿。あなたはわざとサンタの正体をばらそうとしてるのかい。
「私、新しいPSP欲しいんだけど。サンタさんくれると思う」
「ばか、あれは高いだろう。サンタさんの懐事情を考えろ。まだお前のPSP壊れてないだろ。モンハンにしとけモンハンに」
 親父殿は、やはりあまりサンタさんのことを隠そうとする努力が少ないと思われる。まあ、私もそんなに気にしているわけではないけどね。
「えー、コントローラーのききが悪いから。新しいのサンタから貰って、自分でモンハン買おうかな、なんて思ってるんだけど」
 親父殿が盛大に顔をしかめて、私を見ている。
「サンタさんって貧乏なの」
 妹が素朴な疑問をぶつけてくる。親父殿は顔色をぱっと変えてその質問に答えた。
「いや、ハルカがいい子にしてなかったから。サンタさんもあんまり高いのはあげられないんだよ。きっと」
「そうなんだあ」
 妹のこの声に少しカチンときた。
「えー、この前の期末で十番以内に入ったときは、よくやったと褒めてくれたのになー。あれは嘘だったのかなー」
 ちょっと棒読みの風で言った。
 それを聞いた親父殿がもう顔を歪めるとかいう次元じゃなくて、もう睨みつけるまでに顔色を悪くしている。おいおいそんな顔をしたら、妹が泣いちゃうぜ。
「日頃の行いが良くなかったらそんなの意味ない。だいたい一回良かっただけでそんな期待するのは大間違いだ」
 怒気を含んだ声で親父殿はそう言った。
「はいはい」
 まあ、そう言うのも無理ないかもなあ。だっていつもは真ん中らへんをうろちょろしているのに、今回だけはやたらと成績いいんだもんなー。下心見え見えだと面白くないだろう。
 妹は、私と父を見まわし、不安そうな顔をしている。
「ナナ上行こ。一緒にゲームやろうよ」
「うん」
 妹が顔をぱー、と明るくさせて私についてくる。
 親父殿はそれ以上何も言ってこなかったが、まだ刺すような視線を送っているような気がする。だって背中がむずむずするもん。
 その間中、母上サンタはというと、台所で洗い物をしていた。換気扇を回しているからこのやりとりはほとんど聞こえていないだろう。あとでそっちの方にも根回ししておこう。クリスマスまで後一週間。早くしないと先にプレゼント買われちゃう。まあ、期待はできないけどね。

「ナナは、サンタさんがどこから来るか知ってる」
 二人でマリオカートをやりながら聞いた。妹とゲームするときは大体これをしている。他のゲームだと難しすぎて妹がべそをかくからだ。
「んー、どこから、うわ、なんでナナばっかり狙われるの〜」
 妹はゲームをしているとそれに集中しちゃってあんまり話しかけても答えてくれない。今もCPUに赤甲羅をぶつけられたせいで、何を話そうとしていたか忘れちゃっただろう。次話しかけるときは妹がゴールしてからにしよう。
 よし、余裕の一着。妹は……三着か。まあ、がんばったほうだよね。
「北のほうの寒いところから来るんだよ。そこにはトナカイがいっぱいて、そのトナカイにソリを引っ張らせて日本までやってくるんだって」
「雪が降るところだよね。そしてトナカイってあの角の生えてるのだよね。ナナ知ってるよ」
 すごいでしょ、て感じに妹が言う。
「そうそうよく知ってるじゃん。サンタさんはそこから世界中にプレゼントをくばってるんだよ」
「じゃあ、サンタさんっていっぱいいるんだよね」
「そうだよ、いっぱいいるんだよ。だから、サンタ協会みたいなもんまだあるんだってさ」
「へ〜」
 うちにもそのサンタ協会日本支部に属した親父サンタがいるんだけどね。それは妹には秘密だ。
「うちにもちゃんと来てくれるよね」
「当たり前じゃん。まあ、来なかったらお父さんをぶん殴るけどね」
「お父さんを?」
 や、やばい、気づかれたか。早くフォローしないと。
「お父さんがサンタさんにお手紙送ってるんだよ。それがちゃんとサンタさんのところまで届かないと、サンタさんもきてくれないんだよ」
「なるほど〜」
 ちょっと上ずった声になっちゃったけど、これで妹は納得してくれたみたいだ。ふー、なんとかなったぜ。
「じゃあ、次の面行くよ。次氷の面だけど、落ちても泣くんじゃないよ」
「ナナ落ちないし、泣かないもん。次はお姉ちゃんにも勝っちゃうからね」
 ゲームが始まる。この面は床が氷だからつるつる滑って操作がしづらい。まあ、私くらいのレベルになるとこんなの楽勝だけどね。けど、妹はやっぱり下手っぴで、どんどん障害物に当たって、水の中にも落ちちゃってる。こりゃあ、確実に順位落とすぞ。妹の泣き顔みたくないから、他のCPUの妨害工作がんばっちゃおうかな。
 まあ、こんな風にゲームをして、一緒に風呂はいって、今日は寝ちゃった。やっぱり妹はサンタさんを信じちゃってるみたいだ。お姉ちゃんとして、これをできるだけ長く信じさせるように努力してあげないといけない。それがお姉ちゃんとしての義務でしょ。しかし、お姉ちゃんもつらい立場だなあ。親父殿ほどじゃないけどさ。

 来るクリスマス。家では、ピザを焼いたり、ケーキをつくったりしていた。イベントの時の母上の料理は、特別気合が入っている。
「ケーキ、ケーキ」
 妹もはしゃいでいる。そんな妹と一緒に、ピザをつまみ食いしながら、私も精一杯楽しんだ。
 ケーキには、砂糖細工のサンタやトナカイのお菓子がのっている。妹はそれが大好きなので、私の分ものっけてあげる。断じて私がそれを、あんまり好きじゃないからじゃないんだからね。
 料理がいっぱいありすぎて、ケーキが半分残ってしまうのもいつものことで、それを次の日も食べるのが恒例となっている。そして、次の日食べるケーキは、今日のほど美味しく感じられないものだったりする。それは作りたてじゃないからというのもあるんだけど、そうじゃない理由というのも絶対ある。だって、クリスマスケーキだって売れ残ったら、値段が一気に安くなるじゃん、あんなのと一緒だよ。
 私は親父サンタのために、妹を早めに風呂に入れて一緒に寝ることにした。寝静まったら、親父サンタにその旨伝えるのが私の役目だ。ついでに、ちゃんとPSP買ってくれた、と念押ししておくのも忘れない。
「お前も、ナナくらいの頃はもっとかわいかったのになあ」
 はー、とため息をつかれる。
 悪かったね、かわいくない娘に育っちゃってさ。
 親父サンタは、母上にシャンパンをついでもらいながら、ほろ酔い気分になっていた。そのまま寝るなよ、と悪態をついたりしながら私もサイダーを飲んだ。この炭酸を飲んでいる感じが、クリスマスだな、という気分になる。このシュワシュワしている感じが、なんかクリスマスを思わせるんだよね、なんとなく。
 ちょっとテレビを見たりしてくつろいだら、私はまた上へ上がった。妹はちゃんと寝ている。この分なら、親父サンタの正体がバレるということはないだろう。いや、断じてあってはならない。
 深夜十二時くらいに、親父サンタは来て、私のプレゼントと、妹のプレゼントを枕元において行ったみたいだ。私は、ほとんど寝入っている状態でそれを見ていたのだけど、どうも私のプレゼントは、ちょっと薄すぎるようだった。PSPならもっと小さいし分厚いはずなのだが、これはもうモンハン決定のようだ。このケチんぼさんめ、と私は去りゆく父親を見ながら心のなかでつぶやいた。

 次の日、私より早起きしていた妹は、枕元に置いてあるプレゼントに大喜びしていた。私もそれを見ながら自分のプレゼントを開けてみるのだけど、やはりそれはどこからどう見てもモンハンだった。くそ、やっぱりか、とわかってはいたけど、がっかりする。
「お姉ちゃんモンハンだったんだ。PSPじゃなくて残念だね」
 自分のは希望通りのが来て、姉にはそうじゃなかったことを、心からかわいそうだ、と思っているのがわかる眼差しでこっちを見ながら言った。やめて、そんな目で見ないで、はじめから、ダメだってことはわかってたんだから。
「いいさ、お姉ちゃんのPSPは今年も満身創痍ながらがんばってもらうことにするさ」
 とほほ、という気持ちを込めながらそう言う。
 まあ、はじめから諦めてたんだから、いいんだよ、仕方ないんだよ。ちょっとは期待してなくはなかったけど。
 妹は、そのおもちゃを箱から出して、そのハンドルをぐるぐる回しながら遊びだした。すごくご機嫌の様子だった。
「早速つくってみる?」
 その姿を横目で見ながら、私は聞いてみた。
「うん、でもヒロちゃんも呼んで一緒に遊ぼう、て思ってる〜」
 なおもぐるぐる回しながら、妹は言った。
 もうその年で彼氏がいるなんてうらやましいなー、とか思いながら私はそれを見ていた。いや、本当はただの幼馴染同士なんだけどね。いや、実はそう思っているのは私だけだったりして……。
 妹はそれを下まで持って行って、親父殿にありがとうー、とお礼を言っていた。
 それを聞いた親父殿は、びっくりして私の方を見た。その目は、お前がばらしやがったのか、と言っている気がする
「ナナは、父さんがサンタさんに手紙を送ってくれたことについて、お礼を言ってんだよ」
「うん、サンタさんにお手紙書いてくれてありがとう〜」
 なおも機嫌よさそうに妹は言った。その胸には、おもちゃがしっかりだきかかえられている。
「ああ、当たり前じゃないか」
 はは、と少し汗をかきながら親父殿は答えた。
「私の方もちゃんとPSPを、て手紙書いてくれたのかな。なんかモンハンだったんだけど」
 ちょっといじめたくなったので、そんな風に言ってみた。しかし、
「俺はそうしたんだけどなー。サンタさんもハルカの素行の悪さから、PSPは無理だと考えたんだろうなー。サンタさんがそうだと思うんだから、次までにはもっといい子にしとくんだぞー」
 このやろう、棒読みでそんなこと言いくさりやがって。もう親父殿とは一緒にゲームしてやんないもん。
「いい子にしとくんだぞー」
 ナナもそんなはしたない言葉をまねするんじゃありません。いや、はしたなくはないか。親父殿が言うと、なんでもひどい言葉のように感じてしまうから不思議だ。なんでサボテンに刺が生えているのかぐらい、どうでもいいことだけど。
「ナナそのおもちゃで遊ぶときは、お姉ちゃんと一緒に遊ぶのよ。ね、ハルカ、今日は一緒にいてあげてね」
「へいへい」
 母上が、朝飯を持ってきながら、そう言った。
 言われなくてもそうするつもりですよ。母上はこれからパートと忙しいもんね。まったく、家事もして、仕事もするなんて、頭がさがるよ。
 私は、朝飯の目玉焼きを食べながら、そんなふうに思っていた。この目玉焼き一つにしても、家族ひとりひとり焼き加減が違ったりする。わたしは半熟が苦手なので固めだ。こういうところを毎回気にしてくれるところとか、本当にすごいと思う。親父殿にもこの何分の一でいいから、気配りがあったらいいと思うんだけどねー。
 そう思っている矢先から、親父殿はペチャペチャ音を食べながら飯を食べていた。それを見ていると、なんか食べ方だと妹のほうがきれいな気がする。幼稚園児より汚い食い方をする四十代男ってどうよ、と私は軽蔑のまなざしを父親に送りながらそう思った。
 親父殿はそんな目線に気づきもしなかったのだった。

「お姉ちゃん、私ストロベリー味ね。ヒロくんはどうする」
「俺、バニラ味にする。チョコレートいっぱいのっけてね」
「はいはい」
 私は、付属していたレシピとにらめっこしながら、アイスクリームをつくろうと一生懸命になっていた。なるほど、牛乳、卵黄、生クリーム、砂糖を混ぜたものをいれて、冷却ドラムに氷と水と塩を入れればいいんだな。これなら昨日母上がつかった材料でなんとかなるな。イチゴ味にするためには、いちごジャムを入れればいいのか。なるほど凝っているな。
 大体作り方が分かってきたので、材料を用意して、後はハンドルを回すだけの状態にした。ここからは妹の仕事だ。
 妹はハンドルを楽しそうに回していた。それを見て、ヒロくんが、俺も俺も、と言って一緒にハンドルを回し合ったりしている。なんだろう、すごくほほえましい。
 できあがった、いちごアイスを三人分に分ける。そうすると、少し少なめになってしまったけど、まあ、後一回つくるからいいだろう、と思うことにした。
 いただきます、とみんな一緒に食べ始める。なんだと、おいしいじゃないか。く、子供のおもちゃと思って正直なめていたぜ。今度は母上と親父殿とも一緒につくってみたいな、と思った。
「おいしい〜」
 妹も、すごくうれしそうな顔をして、そんな感想をもらしていた。あぁ、なんてかわいいんだ。
「はやくはやく、バニラ味のも作ってよ」
 こっちはちょっと、こ憎たらしいぞ、なんて思いながら私は次のアイス作成に移る。面倒くさいので、アイスの機械はちょっとキッチンペーパーでふけばいいや、て感じにいちごアイスの残骸を片付け、新しい材料をつぎたす。
 そういえば、バニラビーンズなんて、うちにあったっけ。まあ、入れなくてもバレやしないだろう。チョコいっぱい入れれば、なんとかなるさ、多分きっと。
 そんな良からぬ考えのもとに出来上がった、バニラアイスならぬただのアイス、チョコレート風味を三人で食べる。
「おいしいけど、なにか物足りない気がする」
 ぎく、君はなかなかするどいじゃないか。確かに私もそんな風に思ったけどさ。
「こっちもおいしい〜」
 本当に我が妹は、最高にいい子だよ。ヒロくんにはもったいないので、私のお嫁さんにすることにしよう。
 そんな感じに、アイスクリームを味わった後、みんなでゲームをすることにした。
「じゃあ、お姉ちゃん片付けやっとくから、二人でマリオカートでもやっときなよ」
 と言って、二人を上に行かせる。
 私は面倒臭いが、しっかりと後片付けの任務を遂行する。まあ、水につけるだけでもいいって母上は言うだろうけど、母上の手を煩わせたくなかったんだ。それに昨日はごちそうつくって疲れてるだろうし。

 片付けが終わって二階に上がると、なにやら妹とヒロくんの話し声が聞こえてきた。
「なっちゃん、あれお母さんに買ってもらったの」
 何言っちゃってんの、ヒロくん、そこはサンタさんからもらったの、て言うべきところでしょ。
「ううん、昨日サンタさんが私にくれたんだよー」
 さすが我が妹、模範的回答だよ。
「えー、お前まだサンタなんか信じてるの。おこちゃまだなー」
 お前だって、おこちゃまだろーが。
「信じてなくても、信じなくちゃいけないの。どうしてわからないの、ヒロくんは」
 ん? んん??
「なんだよ、それ。信じてないならそう言えばいいじゃないか」
「もう、ヒロくんのバカ」
「バカってなんだよ。バカって言う方がバカなんだぞ。バカ」
「バカじゃないもん」
「ばーか、ばーか」
 このやろう、人の妹をバカ呼ばわりしやがって。我慢しきれなくて、私は扉を開けて乱入する。
「なんか、バカて聞こえた気がしたけど、気のせいだよね」
 ヒロくんを睨みながら私は言った。
 ヒロくんは、あたふたしながら、言ってないもん、言ってないもん、と繰り返している。
「ゲームやろうよ、ね」
 妹がコントローラーを私とヒロくんに渡しながらそう言った。
 それを持って、私はヒロくんとマリオカートのレースをする。もちろん、集中狙いしてやったよ。大人げないだって、いやいや当然の報いさ。
「あー、ハルカ姉ちゃんずるいよ。狙い過ぎだよ」
「なんのことかわかんないなー」
 それを見て妹はやっぱりあわてていたのだった。

「また遊ぼーね」
 二人でヒロくんのお見送りをした。ヒロくんは少し元気なく歩いている。やばい、やりすぎてしまったか。
「お姉ちゃん、今日はありがとうね」
「ん」
「アイス作ったりしてくれて」
「ああ、お安い御用だよ。次はお母さんたちとも一緒にやろうね」
「うん」
 その顔は本当に屈託なくて、抱きしめたくなるほどかわいかった。
 でも、なんだかさっきのヒロくんとの会話が気になっていた私は、思わず言ってしまった。
「サンタさんはちゃんといるからね」
「え、そんなのわかってるよー。どうしたの急に」
 その顔はちょっとかげがさしているように見えた。
「ううん、なんでもないよ。ねえ、ちょっとモンハンやってみない。先にプレーさせてあげるから」
「ありがとうー、やってみる」
 私たちは二人で手をつなぎながら家へと戻っていった。

 あーあ、思い出しちゃったよ。私がサンタを信じられなくなった一番の理由は、幼稚園の友達とサンタがいるかどうか大激論したせいだった。私はサンタはいない、て方についちゃって、そのままその意見を変えられなかったのだった。そして親に、サンタさんはお父さんなの、て聞いちゃったんだよね。あれはまずかった、すこぶるまずかった。そのときの親の態度で、ああやっぱりね、と子供心に思ってしまったのだったなー。ああ、あんなことすんじゃなかったよ〜。戻れるものなら、やり直したいよう。私は、さっきの妹の対応を見て、ものすごい後悔をおぼえてしまったのだった。

「ナナは偉いね。かわいくってさ」
「ナナかわいい、本当」
「ああ、本当だよ〜」
 私はそんな妹を力いっぱい抱きしめた。それに妹は、くるしいよー、といってじたばたした。ああ、なんてかわいいんだ、かわいすぎるよ〜。
 来年のクリスマスは、もっともっとかわいがってあげよう。一緒にいっぱい、いっぱい遊んであげよう。

 私はいつまで、妹にサンタを信じさせてあげられるのだろうか。今もそれができているのだろうか。わからないけど、でもできるだけ、長く信じさせてあげたいと思う。だってこんなにかわいいんだもん。
2010/12/23(Thu)23:29:15 公開 / 白たんぽぽ
■この作品の著作権は白たんぽぽさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
12/23
 みなさんが続々クリスマス話を書いているのを見て、自分も急に書きたくなって書いてしまいました。思いの外長くなってしまい自分にびっくりです。ここまで読んでいただいてありがとうございました。
 みなさんはいつまでサンタさんを信じていましたでしょうか。僕はこの主人公と同じ経緯で、サンタの中の人の存在を知ってしまいました。友達ってたまに残酷なことを言いやがりますよね。いや、それでも信じてあげるだけの気持ちを持てなかった自分が悪いんですけど。でも、そんな中でも家族はサンタさんのことでがんばってくれたのですよね。そんな気持ちについて書きたかったので、これを書きましたが、気持ちは伝わったでしょうか……。

 どうでもいい補足ですが、今年のクリスマスは、やっぱり家族と一緒にケーキとチキンを食べれる感じになりそうです。やったぜ暖かいクリスマス、さようなら切ないクリスマス、なんて言ったら、反感買うでしょうか、ごめんなさい。でも、やっぱりクリスマスは僕にとって温かいものでありたいのですよ〜。でも来年はそうじゃない気が今からしていて、戦々恐々としております。幸せなときに幸せを噛み締めなければ、と強く思う今日この頃です。

取り急ぎ、誤字と指摘部分を修正しました。もうこれでミスがなかったらいいのですが、まだ僕の気付いていない何かがありましたら、どしどし言ってくださいませ〜。よろしくお願いします。
この作品に対する感想 - 昇順
 こんばんは。作品読ませていただきました。
 うん、いいですね。妹がかわいい。幼い女の子は、こうあって欲しいものだと思いました。彼女がサンタさんを信じているのか、それとも信じていないのか、その辺りの複雑なあり方もうまく書けているなと思いました。ちょっと姉妹の歳が離れすぎの印象もないではないですが、それほど問題ではないですね。「サンタさんの懐事情を考えろ」とか滅茶苦茶を言い出すお父さんも、面白いです。細かいことを言うと、幼稚園は「高学年」とはあんまり言わないですね(「年長さん」でしょうか)。
 子供の頃の、クリスマスの朝ってのは嬉しかったなあ。あれは本当に特別な時間でした。サンタさんを信じてた記憶は全くないのですが、それでも嬉しかった。
 家族で過ごすクリスマスになって良かったですね。その通り、幸せなときには幸せをかみしめた方が良いです。そのほうが、将来クリスマスの切なさが、より深みを増して味わえるはずですよ、ククククク。
2010/12/23(Thu)22:10:420点天野橋立
 天野橋立さん、読んでいただいてありがとうございます〜。
 始めのあたりは、主人公を書いてるのが楽しかったのですが、いつのまにか妹を書くのが楽しくなってました〜。僕にもこんな妹がいたらいいのに……。ただ、モデルがいないわけではないのですが、その子はものすごく離れたところに暮らしているので、そうそう会えなかったりします。すごく残念です。
 姉妹の歳が離れているのは、お母さん〜私妹がほしいの、とハルカが六才くらいの頃に言ったのですよ多分。それと、確かに年長さんと書くべきでしたね、やっちまいました。くそう、僕にこれくらいの妹がいたら絶対しない失敗なのに……。僕も母上に、妹がほしいんだけど、て言おうかな(そんな事言ったら、どうなることかわかったもんじゃないですけど笑)。
 子供の頃のクリスマスっていいですよね。どれをサンタさんにお願いするのか、考えるのがすごく楽しくて、おもちゃ選びとしておもちゃコーナーを回ったりするのがすごく楽しかったです。やっぱり、サンタさんを純粋に信じまくっていた子供っていないのでしょうか。これが現代社会における大きな弊害やつなのか。くそう、変なところで近代化しやがって〜。もっと子供に信じさせやすいサンタさんを追求する研究とか真面目にしてくれないものでしょうか、となんとなく思いました。
 きゃー、最後のセリフが悪の大魔王みたいですよ〜。将来の切なさなんかに俺は絶対に負けないぞ、今の幸せがそれを打ち破る鍵になるのだ、みたいな勇者っぽいセリフで返答することにします。いや、実際へこむ気がするので、そのセリフさえもへたれた調子で言ってしまいそうです。切ないクリスマスを迎えるときは、そう遠くない、かもしれない。
2010/12/23(Thu)22:45:300点白たんぽぽ

 こんにちは、白たんぽぽさん。夏夜です。
 作品、読ませていただきました、おもしろかったです。
 この時期にぴったりな小説ですね!! こういう家族、実際にありそうで、とても現実味があると思います。
 この主人公さんはなかなかいい性格をしていて、一見無愛想に見えるけど、実はとても妹思いなお姉さんなんですね。妹さんも可愛いです。ぎゅってしたいです。
 この話を読んだあとで、自分はどうだったかとか、考えたりして(笑)
 幼稚園だったかな、サンタさんが親父殿だと気づいたのは、それから十年後くらいに、中学の給食の時間に「サンタって信じなくなったの、いつだった?」って訊いたら、一人の友人が、「サンタって本当にいるんじゃないの?」って。
 あの時は本当に申し訳なかったです。なんというか、ここまで秘密を貫き通してきた彼女の父上殿に対して。
 中学まで信じ続ける人もいれば、幼稚園ですでに信じなくなる人もいて、ナナちゃんみたいに気づいててもあえて言わない子もいて……。やっぱり、クリスマスやサンタうんぬんは人それぞれなんだなぁと思いました。
 それでは季節感たっぷりの小説有り難う御座いました!!
2010/12/24(Fri)12:50:380点夏夜
 夏夜さん、読んでいただいてありがとうございます!
 この話を書こうと思ったのは、実は一昨日急に姉から、クリスマス、家に来ない、ケーキあるよ、よかったら学校のチキン買ってきてよ、とメールが来たことがきっかけとなっています。そのことに有頂天になって幸せいっぱいな気持ちのまま書き綴りました〜。ありがとうお姉ちゃん、みたいな気持ちも実はこめていたり、いなかったり。
 現実味があると言っていただいて、ありがとうございます。この話の登場人物は、うちの家族や親戚やすっごい面白いブログの家族さんをブレンドした形で提供してみました。気に入っていただけてうれしいです〜。特にこの妹さんのキャラは、この前丁度あったばかりの、はとこちゃんをイメージして書きました。この子に会えてなかったら、絶対かけてませんでした。縁の糸がちょうどいい感じにつながってくれてよかったです〜。
 中学生でサンタさんを信じていた友達の話し、すっごく興味深いです。僕の周りだと小三くらいまではいたような気もするのですが、中学生までというのは、すごいと思います。確かに、そこまで信じさせ続けている家族の方に僕も敬服いたします。また、その子もきっと性格いい子なんだろうな〜、と思いました。こうありたい、と常々思うのですが、どうも僕はひねくれていていけません〜。
 人それぞれだからこそ、そこにドラマがある、て感じの小話に仕上がっていたらいいな、と思っていたので、そう感じていただけて、うれしいです!
 また季節にあった話を書かせていただきたいな、と思うのですが、筆も遅いし、発想も貧困なもので、なかなか書けませぬー。もしまた何かのきっかけで書けましたら、ぜひぜひちょっと目を通して見ていただけると、うれしいです!ではではー。
2010/12/24(Fri)14:46:250点白たんぽぽ
拝読しました。水芭蕉猫ですにゃーん。
メリークリスマース! ってわけで、きっちり読ませていただきました。可愛いなぁ妹ちゃん。ウチにも妹がいますが、こっちはこんなに可愛くないので、素直に妹ちゃんかわいいなぁとニヤニヤさせていただきました。
サンタさん、私も小さいころは信じてましたよ。知り合いの、「クリスマスプレゼントは映画に連れてってもらったよ」って話を聞くまでは……。やっぱり、どこも同じなのかなぁと思ってしまいました。ちなみに私もクリスマスは家族と過ごします。ケーキは絶対アイスケーキ。これは譲れません。半分はイヴに食べて、もう半分は冷凍庫で保管して正月に食べます。これがアイスケーキの一番の醍醐味なのです(笑
それでは、ほんわかした物語をありがとうございました!!
2010/12/24(Fri)22:30:040点水芭蕉猫
 はじめまして、白たんぽぽさん。作品、拝読させて頂きました。
 クリスマス関係のお話ということで、どんなお話かわくわくして読み進めたら──初っ端から父親と娘の水面下の攻防に、思わず噴き出してしまいました。なんとも身に覚えのあり過ぎるやり取り。純粋な反応をしてくれる妹と並べると、どうにも、主人公を通して己の親への不親切さ加減が痛感させられます。ごめんなさいごめんなさい。
 このお話、はじめの方では、主人公が何だかんだ最終的にはPSPを買って貰えて、父親も散々大人気なく抵抗したけどサンタ役を立派に果たした、という家族間の温かいお話になるのかなー? と思っていたんですが、予想外の着地点で驚きと世知辛い事実に笑ってしまいました。〈「信じてなくても、信じなくちゃいけないの。どうしてわからないの、ヒロくんは」〉という台詞は、妹可愛いなぁ可愛いなぁ、としきりにこんな妹欲しい! と心中呟いていた私に本当、大打撃でして、「ああ、そうか……。子どもは子どもなりに、頑張って大人に夢を見させてくれてるんだよね」と何かを悟りました。
 実際、サンタの真実を隠してる側は、バレやしないかというヒヤヒヤと同時に、隠し信じさせてるというワクワクもありしますからね。子どもの側から見ても、大人が自分たちに可愛らしい反応を求めてるのは察知出来るんでしょうね。……ああ、子どもの裏事情なんて考えたくなかった……うぅ……。
 そうやって、妹が大人に対しサンタを信じてる可愛らしい子供として振る舞ってると分かると、最後の主人公の台詞は深いですねぇ。〈いつまで、妹にサンタを信じさせてあげられるのだろうか〉とは、いつまで妹が信じてると装える環境を作ってあげられるかな、と考えると、クリスマス行事一つとっても家族の想いやりで、ああいう楽しい行事が成り立つのだな、としみじみ思います。
2010/12/24(Fri)22:33:580点一二三四吾
 こんにちは、白たんぽぽさん。霜月セイです。
 可愛いクリスマスネタですね。私も妹なのですが、こんな可愛い妹ではないですね。何せ、5歳で現実を悟った可愛げのない園児でしたから。しかし、信じているふりはしていました。兄が信じていたので。
 うん、年上視点だとこういう風に映るのか、と少し学びました。
2010/12/25(Sat)13:14:480点霜月セイ
こんにちは! 羽堕です♪
 妹は姉の為、姉は妹の為という感じなのかな。すごく微笑ましくて良かったです。僕は下に弟妹がいないので、是非ともこんな妹が欲しいですw クリスマスのあるあるネタみたいのも入っていて、楽しめました。
 冷めていた訳じゃないのですが、子供の頃にサンタを信じていた記憶が全くないです。うちにクリスマスプレゼントの習慣がなかったからかもしれないです(汗) でもこういうクリスマスネタは好きです!
であ次回作を楽しみにしています♪
2010/12/25(Sat)14:42:420点羽堕
いやあ、ナナちゃんがカワイイ。お父さんも明らかにナナちゃんを溺愛している風で。白たんぽぽ様はこういう優しい雰囲気の話がお得意なんですね。
そうですよね、結構小さい子も色々周りに気を使って生きているんですよね。
もう少し展開にリズムが欲しい気もしましたが、クリスマスにふさわしいほのぼのした素敵なお話でした。
2010/12/26(Sun)16:12:540点玉里千尋
 こんばんは、白たんぽぽ様。上野文です。
 御作を読みました。
 妹愛だ♪ ……なんかもう、愛情いっぱいでおなかいっぱいになりました。
 個人的にこういう話、めっちゃ好きです!
 次回作を期待しています。
2010/12/26(Sun)20:08:061上野文
 お返事遅くなって申し訳ありません。クリスマスを楽しみすぎて、すっかりバテていました(僕は体力が基本的に少なすぎるのです)。


水芭蕉猫さん、
 作品読んでいただいてありがとうございます!
 メリークリスマスでした(ついつい、タイミングが遅くなってしまいました)。妹さんがいらっしゃるとのことですが、下の兄弟がいない自分としてはうらやましいですー。でも、いないからこそ、幻想を抱きがちなのかもしれません。今回はその幻想(妄想)をフルにして書いてみました。かわいい、と感じていただけて、うれしいです〜。
 やっぱり、サンタさんをばらす敵は、内よりも外にあり、という感じなのですね!法律でサンタの正体をばらしたものは、その年のプレゼント抜き、ぐらいしたら、そんなこともなくなるのかしら、なんて思ったり思わなかったり(笑)
 アイスケーキおいしいですよね!この前母親の誕生日にそれを欲しがったので、買って一緒に食べてみたのですが、ひんやりと美味しくて、しかも保存もきくのがいいですよね。
 ほんわかした物語、大好きなのでまたぜひ書いてみたいなんて思っています。そんな話を書くことができたら、ぜひぜひまた読んでくださいませ〜。

一二三四吾さん、
 はじめまして、作品読んでいただいてありがとうございます!
 冒頭の描写に笑っていただいてありがとうございました!やったはじめて笑いをとれました!こんな攻防って誰もが通る道ですよね。とりあえず、値段が高くてもお願いしてみるのですが、最終的には手頃なものに落ち着くのですよね〜。
 オチが予想外なものにできて良かったです。特に「信じてなくても、信じなくちゃいけないの」、のセリフ部分は力を入れていた所なので、いろいろ考えていいただけてうれしいです!ただ筆者としては、ナナはいないかもしれないけど、いるかもしれない、という二律背反な気持ちでいる、みたいな表現になっていたら良いなー、と思っていたりします。なので、いない、ということを肯定させなかったりしました。
 子供って、大人よりも鋭いことが多々あると思います。子供と思ってなめてかかると、痛い目にあうようなこともありますし、逆に思いも寄らない良いことをしてくれたりもするものだと思っています。なので、子供って面白い題材だなー、と思っていたりします。
 最後の所は、当初の予定では入っておらず、実は後書きに書こうかと思っていた部分でした。しかし、これ落ちとして落ちきってない、ということに気づき、いろいろ考えてあそこに入れることにしました。なので、そう言っていただけて本当にうれしいです!
 イベント事って、全てが想いやりで成り立っているのだと思います。気持ちがこもっているのか、そうでないのか、が一番大切な要素なのではないかと個人的に思っております。なので、そんな想いやりを感じていただけて、書いて良かった、と僕もしみじみ思いました。
 感想ありがとうございました。次回作なども良かったら目を通してくださいませ〜。

霜月セイさん、
 作品読んでいただいてありがとうございます!
 可愛いと言っていただけて、うれしいです!この作品の題目は、可愛い妹の追求、という点につきるので、そう感じていただけて良かったです。
 やっぱり、多くの方は五歳くらいにサンタの正体を知ってしまうものなのですね〜。やっぱり幼稚園などの友達から教えられるというパターンが多いのでしょうか。でも、信じているふりをちゃんとし続けていたなんて、すごく偉いと思います!なかなかできないことですよー。そうしてもらっているお兄さんは、幸せものだな〜、と思いました。
 僕もどっちかというと年下目線で生きてきたのですが、そんな自分だからこそ逆の目線を書いてみたいと思いました。実は、自分でもこの作品を通していろいろ学ばせてもらったりしました。この学んだことは、もし将来パパになれたならば活かしたいな、なんて思っていたりします(夢で終わる可能性も結構ありそうなのが怖い〜)。自分のみならず、読んでいただいた方も学んでいただけたならば、こんなにうれしいことはありません!
 感想ありがとうございました。次回作なども良かったら目を通してくださいませ〜。

羽堕さん、
 作品読んでいただいてありがとうございます!
 この作品は姉妹愛がテーマなので、そう感じていただけて良かったです!僕も妹ほしいです!なんだかんだいって、どんな子であっても兄弟がいるということは幸せなことなのではないか、と思います。とはいえ、あまりにも虐げられるような関係だと、ちょっとつらいと思いますが(笑)。多分、兄弟仲を保つ秘訣は、歳の差にあるのではないか、と個人的に思っております。やっぱり似たもの同士の関係だと、どうしても比較しあっちゃいますものね〜。そういった考えもあって、今回こんなに歳の差が離れていたりします(ただ、ちょっと離しすぎてしまったかもしれません〜)。
 クリスマスネタを、あるある、と感じていただけてうれしいです!クリスマスプレゼントをごねるのは、どこの家庭でも鉄板ですよね!
 羽堕さんは確か十二月が誕生日なのですよね!遅くなりましたがお誕生日おめでとうございました!やっぱりプレゼントは、誕生日とクリスマスの一括プレゼントという形なのでしょうか。家の場合だと、母上サンタから手渡しでプレゼントをもらうような歳になると、誕生日とクリスマス合同プレゼントをお願いするような場合もありました。そうするとグレードが少し上がったものがもらえたりしたので、どうしても欲しい物があると、それをお願いしたりしました。こういうのって、本当にそれぞれの家庭で個性がありますよね〜。いろいろと感想で、その家庭のクリスマス事情を聞かせていただけたりして、とても勉強させていただいております。将来それを活かす機会をいただけたならば、なんて思っていたりもするのですが、どうなるかは自分でもわかりませぬー。
 感想ありがとうございました。次回作なども良かったら目を通してくださいませ〜。

玉里千尋さん、
 作品読んでいただいてありがとうございます!
 ナナをカワイイ、と感じてくださってありがとうございます!お父さんのキャラは、僕の理想の親父像を反映していたりしまして、将来あの枠に自分が入れたならば、と夢想していたりします。
 僕の心の師匠として、湯本香樹実先生を勝手にお慕いしていたりしてまして、その雰囲気を少しでも自分が出せるようになれたならば、と常々考えております。なので、優しい雰囲気を感じていただけて、とてもうれしいです!
 小さな子だからこそ、感じている事ってあると思います。それは僕の作品作りにおいてすごく大切なものとして、これからも書いていけたら、なんて考えたりしています。
 リズムに関しては、ご指摘のとおりです!ちょっと間延びしてしまったのではないか、と自分でも反省していたりします。次はもうちょっと推敲してみたい、と思います。ご指摘ありがとうございました!
 ほのぼのとした話、大好きなのでまたぜひ書いてみたいなんて思っています。そんな話を書くことができたら、ぜひぜひまた読んでくださいませ〜。

上野文さん、
 作品読んでいただいてありがとうございます!しかも、ポイントまでいただけて、本当にうれしいです!
 お腹いっぱいになっていただけたとのことで、書いて良かった〜、としみじみ思いました。愛情いっぱいの話っていいですよね!実は書いていて自分でもお腹いっぱいになったりしました。やっぱり創作は、書き終わった後の満足感が格別ですよね(もちろん、他の方の作品を読み終わった後の満足感も言わずもがなですが)!
 この作品を気に入っていただけいて、本当にありがとうございました!!
 ほのぼのとした話、大好きなのでまたぜひ書いてみたいなんて思っています。そんな話を書くことができたら、ぜひぜひまた読んでくださいませ〜。
2010/12/27(Mon)10:54:580点白たんぽぽ
諸々の事情を差し引いて、現行の連載を読めないことに申し訳ないと思いつつ、読みきりではあるけれども貴方様の作品を一応は読めて何よりです。
クリスマスは過ぎてしまったけれども、拝見。
平和だなぁ。ありふれた日常の日々の中の一日を綺麗に再現している。ほんわかして心温まる物語だった。ところで今回のこの物語は、「姉」に共感するよりなぜか「父親」に感情移入してしまった。こんな家庭があれば楽しいだろうなぁ、と素直に羨ましく思って読んでいた。子供は娘が欲しいなやっぱり。姉妹が欲しい。魚食べると女の子が生まれ易いって話があったけれども、あれは本当なんだろうか。いやそんな話はどうでもいいか。
終始一貫してほんわかさせてくれたことに感謝しながらも、時間が取れれば現行もまた、読ませて頂きます。
心温まる物語を、ありがとうございました。
2010/12/27(Mon)12:39:580点神夜
 こんばんわ、神夜さん。
 作品読んでいただいてありがとうございます!いえいえ、読み切りでも読んでいただけるとすっごく嬉しいです。
 この物語は、自分の理想とする家族像を追求する形で書いてみました。そして、自分がこの父親の立場になれたら、すっごく幸せだろうな、と感じられるような家庭を目指して書いてみました。なので、神夜さんもそう感じていただけて、すっごく嬉しいです!
 魚の話、気になったので調べてみると、科学的根拠は謎ですが、女の子が欲しい場合は、母親の食事を酸性のものを多く含むものにし、父親の食事をアルカリ性のものを多く含むものにするといい、と書いてありました。男の子の場合は、逆らしいです。そのため、魚(肉または卵でも可らしい)は体を酸性に近づけやすいので、母親は積極的に摂取すべきで、父親はそれをあまり食べない方がいい、と書いてありました。アルカリ性に近づけるためには、サラダ菜がいいとか書いてありましたので、女の子が欲しい場合は、それを試してみるといいかもしれません〜(自分としては、胡散臭い方法だと思っていますので、まったくもってこの言葉に責任を取るつもりはありませんので、あしからず)。
 ほんわかな気持ちになっていただけて、すごくうれしいです。これからも心温まるような話を追求していきたい、と思っております。そして、それによって、みなさんを満足させられるような物語を、ぜひ書いてみたいという意気込みを強く持っております。ただ、辛い話についても、満足させられるような物語もぜひつくれたならば、という気持ちもあったりします。どちらにせよ、もっといっぱい書いて、修行しなければ!!と今はひたすら思っております。
 現行の話、神夜さんに見せても恥ずかしくないよう、もっともっと推敲していきたい、と考えております。もし時間がとれまして、また機会がありましたら、ぜひぜひ少しでも目を通してくださいませ〜、ではでは。
2010/12/28(Tue)00:31:300点白たんぽぽ
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