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『予備』 作者:スピンナ / ショート*2 SF
全角483.5文字
容量967 bytes
原稿用紙約1.75枚
予備が欠かせない夫と、その妻の物語。
週末のスーパー。
「そんなに買うの」
眉間にしわを寄せて妻が言った。
買い物かごには、大量のトイレットペーパーが積んである。
「いいだろ。備えあれば憂いなし。何かあった時のために予備は大切なんだ」

次の朝。男は、妻の笑顔に見送られ、いつものように家を出た。
横断報道を渡ろうとした時、突然のブレーキ音。そちらを向くと同時に、強い衝撃があり、体が中に浮いた。

電話がなった。妻は洗濯を終え、一息入れているところだった。
電話に出ると、意外な相手だった。
「もしもし、警察です」
「警察?」
「実は、お宅のご主人が事故に合われまして」
運ばれた病院の名前を聞いて、妻はそこに向かった。
病院につくと、夫はすでになくなっていた。
「残念ですが」
医者は、やりきれないという感じだった。
「そうですか。ありがとうございました」
妻はあっさり言った。その反応があまりにも意外だったのか、医者は首をかしげた。

妻は、家に戻った。
「お帰り。早かったね」
家に帰ると夫が待っていた。
「どうだった?」
「病院についた時にはダメだったわ。やっぱり、あなたの言う通りね」
「そうだろ、予備は大切なんだよ」
2013/03/31(Sun)07:52:17 公開 / スピンナ
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この作品に対する感想 - 昇順
失礼ながら、あまり書き散らすのではなく、一定の水準に達したものに絞って投稿されてはいかがでしょうか。
2013/03/30(Sat)11:57:100点天野橋立
一応、科学の進歩に対する皮肉を入れてみたのですが・・・・。
2013/03/31(Sun)07:51:330点スピンナ
 そうですね。星新一さんのようなショートショートで読者の軽い驚きを誘いたい、読者に考えさせたい、というスピンナさんの意図は分からないではないのですが、科学の進歩に対する皮肉がどの辺にあるのか私には分かりませんでした。またタイトルと冒頭だけで完全にオチが見えているので驚きもありませんでした。
 オチが見えているのは、かまわないのですが、文章や構成からも、じっくり考え抜いて書かれたものとは思えません。「これだ!」という手ごたえのあるひらめきで書かれたものとも思えません。天野さんが「書き散らす」とおっしゃったのはそういう意味でしょう。
 ここは皆さんが利用される、いわば公共の場所です。短い作品だからと言って、あまり軽い気持ちで書かれて次々に投稿されるというのはいかがなものかと思います。
 ここに来られているみなさんは、いろいろな本をたくさん読んでおられる方がほとんどです。若い方もいらっしゃいますが大人の方も多いです。私のように、星新一なら全作品を読んだ、という方も少なくはないはずです。ちょっとした思い付きぐらいで驚かせることも楽しませることもなかなかできません。だからこそみんな苦労して頭をひねって、自分にしか書けない作品を書いて投稿しているのです。
 別の作品の感想へのレスで「集中力が続かなくて」などとお書きでしたが、あれは言い訳にしてもひどく無責任な言い方ですよ。集中力が無くてうまく書けなかった作品ならば、そもそも掲示板に投稿すべきではないと思います。ご家族かお友達に読んでもらって意見を聞いてください。
 大事なことなので繰り返しますが、ここは皆さんが利用される公共の場所です。それをお忘れにならないようにお願いします。
 長文になってしまいましたが、理由も挙げずにいきなり批判するのもどうかと思い、私の考えるところを述べさせていただきました。
2013/03/31(Sun)12:36:570点中村ケイタロウ
例えば、地震に備えて水や食料を買い込む旦那がいて、「そんにいる?」っていう妻がいる。いざ大地震が起きた時に「だからいっただろ」と証明できる。
この話の場合は、自分が死ぬことで、自分の言っていることの正当性を証明したかたちになってしまった。
予備が必要だと証明できたことは夫にとっていいことだが、自分は死んでいるから、結局、妻が予備が必要だと認めたことを、当の夫は知らないまま。
2013/04/04(Thu)10:32:220点スピンナ
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