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『四大天使の秘宝』 作者:仁愛 / 異世界 ファンタジー
全角4003.5文字
容量8007 bytes
原稿用紙約12.35枚
世界で四大海賊王の一人と恐れられた。「ティナ・ブラッド」船長の航海記録(ログブック)より、真実が明かされる。
四大天使の秘宝

序章「旅立ち」

 青い空、白い雲、輝ける太陽、そしてエメラルドグリーンの海、大きな風をマストに受け、海賊船「ルシフェル」が世界の1/5を占める、ガニシャ大陸の東方の島国に辿り着こうとしている。
 マストの天辺に登り、風を一身に受けて海鳥と戯れている少年がいた。この希望に燃えて好奇心旺盛の彼の名は「ティナ」。後に「ティナ・ブラッド」の名で、四大海賊王の一人として世界に名を轟かす事になる。

 これは四大海賊王「ティナ・ブラッド」のログブック(航海日誌)を元に、四大天使の秘宝を求め世界中を駆け巡った歴史の記録である。

 彼は赤髪に黒い目を持ってた。生まれ故郷であるガニシャ大陸の西の端「ポートギース国」の小さな港町「パース」では、東洋と西洋の間の子としてよく虐められていた。
もともとティナは孤児である。港町に珍しく冬の吹雪が吹き荒れるさなか、海岸近くにある教会の玄関の前にバスケットの中に入れられて捨てられていた。
 赤子の左手首には、黄金のブレスレットが嵌められていた。そのブレスレットには、「火」をイメージさせるマークがあり、その反対側には「ティナ」と書かれていた。その子を見た、フィリップ神父は「運命」を感じ温かく教会に向かい入れて育てたのである。

 彼の左手首についているブレスレットは、鋭利な刃物やノコギリなどで切っても切る事が出来なかった。このままでは赤子が成長する過程で、腕が圧迫されて死んでしまうと考え悩み続けましたが、神父の心配をよそにそのブレスレットは子供の成長に合わせて、大きくなって行ったのである。
 フィリップ神父は、この子は「天使」の使いだと喜び育てた。
その他にフィリップ神父がティナを大切にした理由はブレスレットにかれている「火」のマークである。それはあの四大天使の一人「ミカエル」を象徴したマークと一緒だったからだ。まさに神父にとってティナは「ミカエル」の生まれ変わりだったのである。

 しかし、それは小さな古ぼけた教会での話。町に出れば赤い髪に黒い目の異端児として扱われ、町の子供達に虐められていた。ブレスレットの話も、住民に取っては気味悪い話である。ある。勿論、友達もいない。
 ただ一人、近くの酒屋の娘で、教会にお祈りに来ている金髪で奇麗なエメラルドグリーンの眼を持つ同い年の少女「リリー」だけが、ティナの友達だった。
 「リリー」とはいつも一緒、お祈り・勉強・食事・掃除などいつもフィリップ牧師の言い付けは二人で行動した。兄弟がいない二人は、お互い兄弟のように思っていたのだ。

 ある日教会で結婚式が行われた。祝福されている夫婦の隣でティナはリリーに、町の闇市で買ったオモチャの指輪をリリーの左手薬指にはめた。
 「結婚しよう」ティナはリリーにプロポーズした。
リ「ぶかぶかで落ちちゃうよ」リリーは怒っていたが、いつも大事に首にかけて持っていた。

 そんな彼らが十歳の時の秋。その日はティナとリリーは二人で「ミサ」で必要な、花束を集めて海岸通り歩きながら教会に向かっていました。
 すると海岸近くに「黒いマストにドクロと鎌が描かれる」大きな帆船が停泊していた。

「海賊!」
 リリーが青ざめた表情で叫んだ。

 丘に聳え立つ教会を見ると黒煙と共に火の手が上った。

「教会が…フィリップ司祭!」
 ティナは叫び駈け出して行った。

 教会には二十人程の海賊が荒らしまわり火を放っていた。燃え盛る炎、その前にフィリップ神父は倒れていた。司祭の前に一人の男が大きな鎌を持ち、欲望に飢えた目をして立っていた。

「フィリップ神父!」
 ティナは叫び駆け出した。
「来るなティナ…逃げろ!」
 声を絞り出して叫ぶ神父の肩に大鎌がグッサリと刺さり、そのまま背中まで大鎌で切り裂いた。
「ミカエルの秘宝はどこだ?」
 痛みで呻く神父の髪の毛を掴み引っ張り上げ、その男は神父に話しかけた。
「…」
 もう神父は血を吐きながら言葉にならない。
「ならそこのガキに聞いてみようかな?ゆっくりと…」
 海賊がティナに近付いて行った。
「やっ…やめろ!」
 フィリップ神父が叫ぶがもう声にならない。恐怖で動けないティナに海賊がゆっくりと近付いていった。その時である一本の弓が欲望に塗れた海賊の左目に刺さった。
 海賊の叫び声と共に、一人の男が話しかけた。
「えげつない事するな…大鎌のマフィー!その欲望に塗れたその目は少ない方が丁度いいぜ」

「赤毛のブラッド!」
 マフィーと呼ばれる海賊は憎しみを持った声で叫んだ。

 森の前に炎によって、金髪の毛が赤色に照らし出されている青い目の男が立っていた。

 その直後、二十人もの武器を持った大男達がブラッドの後ろの森の中から大声をあげて、大鎌のマフィーの手下に襲いかかった。

「こんな所まで来て殺しとは狂っているな」
 ブラッドはマフィーに話しかけた。
「うるさい!俺は欲しい物はすべて貰う。海賊だからな、お前も海賊なら同じだろ!」
 刺された左目を抑えながら、マフィーは叫んだ。
「何が欲しい?ミカエルの秘宝か?残念だったな、ここには無い。無駄足だったな。ただ目の代償は払ってもらうぞ!」
 マフィーは大鎌を振り上げて襲い掛かった。

 その時、大砲が海賊めがけて発射された。『ドカーン』『ドカーン』という音と共に、海賊船『死神《デス》』が攻撃された。『海軍だ!ヤバイ逃げろ』という声がこだました。

 リリーが町に戻り、この事態を警察に説明して、補給で入港していた海軍を動かしたのだ。

「チッ!この借りは返すぞ」マフィーは捨て台詞を吐き、手下を引きかえさせた。船に戻り海軍と大砲を撃ち合いながら頃合いをみて海賊船は去って行った。

 その間ティナは既に息絶えているフィリップ神父に抱きつき泣き叫んでいる。

「お前はずっとここにいるのか?」
 ブラッドは赤毛のティナとブレスレットを見てティナに話しかけた。
「うるさい海賊はみんな一緒だ。神様に天罰を与えられるがいい」
 ティナは神父から離れられない。
「そうだな、俺たちは汚れた世界にいる。そんな汚れた俺たちが世界に散らばっていると言われる、四大天使の秘宝を今探している。海賊の俺たちが天使を探しているとは笑わせるが、そこに尽きる事のない夢がある」

「おかしら海軍が対岸の俺たちに気づいたらマズイ。行きましょう。」
 部下がブラッドに駆け寄った。
「よし引き揚げるぞ!」
 ブラッドは掛声をかけた。その場から去ろうとするブラッドにティナは話しかけた。
「その四大天使の秘宝は、さっきの海賊も狙っているのか?」
「ああ」ブラッドはそう言って森に向かって歩き出した。
「明日の朝には俺達は出発する。」
 ブラッドは振り向きもせずに森の中へ歩いて行った。

 リリーと町の人達が駆け付けたのはその直後だった…。

 夜中に教会の隣の墓地に、一人でティナは土を掘った、涙を流しながら十歳の子供がスコップで掘り続けた。明け方には木で作った十字架を立ててお墓が完成していた。

「神父もう僕には、帰る所がありません」
「でもいつかここに帰ってきて、大きな教会を建てます。神父に喜んで貰えるように…」
「ありがとうございました」
 朝日が昇り、ティナとフィリップ神父の墓を照らし出した。
ティナの瞳にはもう涙は無い、その代わり瞳には「決意」の炎が灯っていた。

「行ってきます」
 ティナはフィリップ神父のお墓を背に全力で駆け出した。

 酒屋『海の女神』の2階がリリーの部屋だ。ティナは2階にこっそり駆け上り、窓際に一枚の紙を残した。

 ただ一言「待っていて」と…。

「お頭行きましょうよ」
 海賊船『ルシフェル』のクルーは叫んだ。
「分かっている、少し待て」
 ブラッドはブリッジの上で森を見ていた。しかし少し待ったが、ブラッドは号令をかけた。
「よし出港だ、帆を張れ!」

「お〜い!待ってくれ〜俺を乗せてくれ!」
 叫び声にブラッドが振り返った。ティナが船に向って走ってきている。
「小僧、お前は何を望む!」
 息を切らしながら辿り着いたティナにブラッドが問う。
 
 ティナは息を切らしながら、少し考えて答えた。
「自分が生まれた意味を知りたい」
 それは前々から気になっていた。「ブレスレット」の存在も…。
 ブラッドはティナの瞳から決意の光を見た。
「帆を張れ、ついて来られなかったら海に捨てる!」
 ブラッドはティナにつげてブリッジに戻って行った。
「はい!」
 ティナは海賊船『ルシフェル』に乗り込んだ。

 これが四大海賊王「ティナ・ブラッド」の冒険の始まりである。

 5年後…ティナは東方の島国に向っている海賊船『ルシフェル』のマストの上にいた。
 ルシフェルはガレー船としては最大級の千tを越えるガレオン型の船で、白いマストに黒いドクロと六枚の天使の羽が画かれた。海賊船『ルシフェル』は他の海賊・海軍にとっては恐れられていた。しかし、ティナにとっては『家族』がいる唯一の『家』なのだ。

「陸地が見えたぞ〜!」
 ティナは、ワクワクしていた。黒い目を持つ彼には、半分東方血が入っているのではないのか?と思っていたからだ。

 そしてティナはマストの上で、海風を受けながら、これからの冒険に胸を躍らせて異国の大地を見つめていた。

次回「赤毛のブラッド海賊団」

キャスト
ティナ…赤髪に黒い目を持つ少年、この物語の主人公
リリー…金髪にエメラルドグリーンの目を持つ少女、ティナの幼馴染
ブラッド…『赤毛のブラッド』として海軍・海賊に恐れられている。『ルシフェル』船長
マフィー…『大鎌のマフィー』の異名を持つ海賊。海賊船「死神《デス》」の船長

続きは『小説家になろう』で読むことが出来ます。連載なのでマンガのように読んで頂けると嬉しいです。
よろしくお願い致します。
2009/09/01(Tue)17:32:48 公開 / 仁愛
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この作品に対する感想 - 昇順
こんばんは、頼家と申します。
……これは宣伝的な物なんですか?やっていいものなのかどうか少し迷いましたが、感想を書かせていただきたいと思います^^;
面白い設定、内容の作品ですね^^褒められた事ではないかもしれないですが、『海賊』『未知への航海』というものは、やはり男の子心をわしづかみですね♪
気になった点としては、せっかく冒頭に『船長の航海記録を元に……』的なことがかかれているのだから、地の文を一人称にしてみたり、もっと日誌っぽい表現を入れると、より「一緒に旅をしている感」がでるんじゃないかなぁ……などと小生意気にも思った次第でございます。
 ではでは、これからも頑張ってください!!
               頼家
2009/09/26(Sat)21:53:290点頼家
作品を読ませていただきました。全体的に物語の展開を急ぎすぎていたように感じられました。読者にとっては初めて目にする物語の世界なのですから、情景や登場人物の個性をもっと書いた方が作品世界にスムーズに入りこめると思います。航海記録を元に物語を進めるというアイデアは非常に良いと思いますよ。古くはTVシリーズのスタートレックなどでも採用していた手法なのですが、最近はそのような手法を見かけないので読者に強い印象を与えると思います。では、次回更新を期待しています。
2009/09/27(Sun)23:44:400点甘木
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