オリジナル小説 投稿掲示板『登竜門』へようこそ! ... 創作小説投稿/小説掲示板

 誤動作・不具合に気付いた際には管理板『バグ報告スレッド』へご一報お願い致します。

 システム拡張変更予定(感想書き込みできませんが、作品探したり読むのは早いかと)。
 全作品から原稿枚数順表示や、 評価(ポイント)合計順コメント数順ができます。
 利用者の方々に支えられて開設から10年、これまでで5400件以上の作品。作品の為にもシステムメンテ等して参ります。

 縦書きビューワがNoto Serif JP対応になりました(Androidスマホ対応)。是非「[縦] 」から読んでください。by 運営者:紅堂幹人(@MikitoKudow) Facebook

-20031231 -20040229 -20040430 -20040530 -20040731
-20040930 -20041130 -20050115 -20050315 -20050430
-20050615 -20050731 -20050915 -20051115 -20060120
-20060331 -20060430 -20060630 -20061231 -20070615
-20071031 -20080130 -20080730 -20081130 -20091031
-20100301 -20100831 -20110331 -20120331 -girls_compilation
-completed_01 -completed_02 -completed_03 -completed_04 -incomp_01
-incomp_02 -現行ログ
メニュー
お知らせ・概要など
必読【利用規約】
クッキー環境設定
RSS 1.0 feed
Atom 1.0 feed
リレー小説板β
雑談掲示板
討論・管理掲示板
サポートツール

『春夏秋冬の次に訪れた季節』 作者:城口千純 / ショート*2 異世界
全角627文字
容量1254 bytes
原稿用紙約2.15枚
人類の未来に希望はあるか? 未来への警告。
見渡す限り氷河の荒野。
もはや誰もいない。
温暖化で多くの生物が死滅し、続いてやってきた氷河期。
一部のしぶとい人類と、生命力の強い下等動物だけが生き残った地球。
幸せだった時代を知る世代は、頭脳だけが生き残り、肉体のほとんどは滅びた。
コンピュータという仮想空間でのみ生きることを許された脳は、快楽を求めて新しいプログラムを日夜創造している。

死ぬことはあっても生まれることのない世界。

生きることに疲れた脳は、自らの意思でその活動を停止しなければならない。
自然死というものはない。
機械によって半永久的に生きることができる。
この世界において、人の死因は自殺のみである。

しかし、物理的な生殖機能はもうない。
プログラムの中で理想的な恋愛をして、互いの体を貪りあったとしても、決して新しい生命が誕生することはない。
あるとすれば、コンピュータで新たな人格を作り上げること。
それは人間と呼べる代物ではない。

人は穏やかに絶滅に向かっている。
滅びとは、そういうものなのだ。

曇った空の隙間から、珍しく太陽の日差しが一筋、大地を照らしている。
揺らめいて見えるのは、冷たい大気のせいだろう。
そのわずかな暖かさを求めて、小さな生命がうごめいている。
彼らは逞しい生命力で繁殖を続けている。
人がかつてそうであったように。

地球にとっては穏やかな季節だ。
静かに時間が過ぎてゆく。
やがて人は滅び、小さな生命が新たな進化を遂げるだろう。
メビウスの輪が再び今を刻むまで。
2007/07/21(Sat)16:12:48 公開 / 城口千純
■この作品の著作権は城口千純さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
作者からのメッセージはありません。
この作品に対する感想 - 昇順
感想記事の投稿は現在ありません。
名前 E-Mail 文章感想 簡易感想
簡易感想をラジオボタンで選択した場合、コメント欄の本文は無視され、選んだ定型文(0pt)が投稿されます。

この作品の投稿者 及び 運営スタッフ用編集口
スタッフ用:
投稿者用: 編集 削除