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『僕はここにいる』 作者:叶 遥 / リアル・現代 ファンタジー
全角6817文字
容量13634 bytes
原稿用紙約22.75枚
ごく普通の僕と、時々大人びた顔をする涼平少年。「お迎え」が来るまでの短い時間を、僕らは一緒に過ごした。
 僕は死んだ。

 あっという間だった。

 痛いとか苦しいとか…死ぬ実感すらなかった。

 足元で僕の身体が転がって、どんどん真っ赤に染まっていくのを見て初めて、あ、死んだんだなって理解した。

 ふっと顔を上げると、そこには僕を見つめてる少年がいた。僕と同じように浮いているあたり、その子もきっと死んでるんだろうな。

 声をかけてみようか。あれ、でも霊体って声出るのかな。会話できるのかな。いやいや、悩んでいても仕方ない。いっちょ声をかけてみよう。

「あの…君…」

 まるで生きているときと同じように声は出た。ちゃんと少年にも声は届いたみたいで、そのうつろな目がちょっとだけ揺らいだ。

「君も死んじゃったの?あ、僕岡本拓巳っていうんだ。よろしく」

 少年は困ったように眉を寄せてうつむいた。見た目どおり、内気な子みたいだな。僕の周りにはいなかったタイプだ。

「ねえ、君の名前教えてよ」

 ゆっくりとその子に向かって一歩、踏み出してみる。まるでふかふかの絨毯の上を歩いているような、そんな感触だ。空気なのにちゃんと踏んだ感触があるなんて奇妙だな。

 一歩近づいただけで、彼は酷く怯えるような顔になった。そこまで怖がられると…ちょっとプライドが傷つくよな。そりゃ、類まれなわけじゃないけど…これでもそれなりにもてたし友達もたくさんいた。子供にも好かれてたし…少なくとも、怖がられるような顔ではないと思うんだけどなあ…。

「大丈夫、怖くないよ何もしない。僕、たった今死んじゃったところだからさ、あ、ほら今足元に転がってる体。あれが僕なんだけど」

 彼はおそるおそる足元を見て、ぎょっとしたような表情になった。真っ青な顔で慌てて目を反らす。真っ青…と言っても霊体って真っ白だから雰囲気から真っ青になってるんだろうなって思っただけなんだけど。

「ああ、ごめん気持ち悪かったね、大丈夫?」

 少年は小さくうなずいて、今度はちゃんと僕のほうを見てくれた。

「…三枝涼平」

「え?」

「僕の名前」

 結構高い声だった。まだ声変わりもしていないらしい。

「そっか、涼平くんか。いい名前だね」

 涼平くんは何も言わないで、また足元に転がっている「僕」を見た。遠くから救急車のサイレンが聞こえてくる。多分、ここに向かってるんだろう。

「お兄さん、死んじゃったんだよね」

「そうだろうな。あんまり実感無いけど、車とぶつかった途端幽体離脱して肉体は血まみれ。これでまだ生きてるって思うほど、おめでたい人間でもないからね」

「死んだら…どこへ行くの?」

「ずいぶん哲学的なこと聞くんだね?とりあえず…お迎えでも来るんじゃないかな」

 死神さんとかね、なんて明るく言ったけど…涼平くんはにこりともしない。まあ、死んだ人間に死神がどうのなんてちょっと冗談にもならなかったかな。

 涼平くんは空を見上げた。太陽の光も、僕たちの身体を通り抜けていく。

「いつ来るのかなあ、死神さん」

 ぼんやりと呟く姿はまるで、サンタが来るのを待っているみたいだ。

「なんで?」

「だって死んじゃったんでしょ?僕たち。だったらここにいても意味無いよ」

「……」

 僕は涼平くんの腕を掴んで、行こう!って叫んだ。いきなりだったから、もちろん涼平くんはびっくりして目を丸くしている。

「行くって、どこへ?」

「わかんないけど、どこか行こうよ。せっかくこんなに身軽になったんだよ?最後の思い出を作りに行こう」

 まだためらっている涼平くんをぐいぐい引っ張って、僕は身体を上昇させた。遠くのほうに遊園地の大きな観覧車が見えている。そういえば僕も、もう何年も遊園地に行ってないな。
「よし、あそこの遊園地まで行くぞ!ゴーッ!」













 平日とは言ってももう夏休みだから、遊園地ははしゃいでいる子供たちでにぎわっていた。ゴー、とジェットコースターが響かせる轟音や、メリーゴーラウンドが奏でるメルヘンチックなメロディが重なり合ったこの騒音は、僕に懐かしさを感じさせた。

 涼平くんは口をぽかんと開けてキョロキョロしている。

「どう?もう霊体だからどれでもタダだよ。何から乗りたい?」

 僕がそう言うと、涼平くんは困ったように眉を寄せてうつむいた。

「何から…って…」

「何でもいいよ。好きなアトラクションに行こうよ」

「…わかんない」

「わかんない…って?」

「遊園地って行ったことないんだ、僕」

 淋しそうに、涼平くんはポツリと呟く。声変わりもしていないような小さいこの子がするにはちょっと大人びすぎているような…そんな顔。

「そーかあ。ずいぶんと厳しい家だったんだな。あ、もしかして大財閥のご令息とか?」

「………」

「…よし!じゃあおいで!」

 僕はまた彼の手を掴んでサッと飛び上がった。客を乗せるために止まっているジェットコースターに近寄って、一番後ろの席に下りる。実体はないから、ベルトなんかも必要ない。

「ジェットコースター。迫力とスリルを味わうにはこれが一番だよ」

「へえ〜」

 ピリリリリ…と発車ベルが響いて、一度大きくガタンと揺れてからコースターが進み出す。前のほうに座っている女の子たちが、怖いんだか喜んでるんだかよくわからない高い声を上げている。そういえば昔、僕も彼女と二人で乗ったっけ。キャーキャー怖がる彼女が見たくて誘ったのに僕より喜んでるんだもんな…あれは驚いたよ。いつもか弱い感じだったのに。本当、最近の女の子は強い。…いや、むしろ怖いかもな。

 隣の涼平くんを見ると、どんどんコースターが上へ向かう度に顔が固まっていく。そうそう、ジェットコースターはこんな感じで乗らなくちゃ。僕はなんだかおかしくなった。

 ガタン、と一際大きな音を立ててジェットコースターが止まった。さあ…来るぞ来るぞ。

「うわあああ〜っ!」

 ものすごい勢いで降下し始めるコースター。涼平くんが悲鳴に近いような大声を上げている。実体がない僕らは風も、落下するときの浮遊感も残念ながら感じられないけど、それでもこの目から飛び込んでくる景色と迫力は本物だ。そうだな…言ってみれば3D映画館って感じだろうか。

「どうだった?なかなか面白かっただろ?」

 涼平くんは力なくうつむいてしゃがみこんでいる。やれやれ、やっぱり小さい子にはちょっとハードだったかな?ま、ここのジェットコースターは僕も結構きついからな…。

「大丈夫かい、涼平くん?」

 その頭を撫でようとして手を伸ばしたら、パッと涼平くんが顔を上げた。僕を見るその顔はキラキラと輝いている。

「涼平くん…?」

「すっごい楽しかった!ねえ、もう一回乗ろうよ!いいよね?」

「あ…ああ…」

 あんなに悲鳴上げてたくせに…そんなに気に入っちゃったわけ?怖くなかったわけ?…最近の若い子も…強いな。













 あれから一時間くらい過ぎた。その間に、僕らは何度ジェットコースターに乗っただろう…。両手じゃ足りないかもしれない。全く、あんな大人しい顔してこんなのを気に入るなんて予定外だ。霊体でも疲れるってことあるんだなあ…ヘトヘトだよ…。

「お兄さん、もう一回!」

「え〜まだ乗るのか?ちょっと休ませてよ」

「もう、だらしないな…」

 ペタン、と地面に腰を下ろしていた僕を振り返って文句を言おうとした涼平くんの言葉が急に途切れた。何か、とんでもないものを見たような、そんな顔。

「涼平くん?どうかした?」

 僕も振り返ってみるけどたくさんの人が歩いているから誰を発見したのか、なんて僕にはわからない。

「誰か、知ってる人でもいた?」

「――うん」

 また、さっきみたいな淋しい顔。でもすぐにパッと明るい顔に戻って、涼平くんは僕の腕を掴んでグイグイと引いて立たせた。

「ほら、早く行こうよ、ねっ!」

「あ、ああ…」

 やっとジェットコースターの嵐から解放されたのは、それから三十分も過ぎてからだった。もう…本当によくもまあ飽きずにこれだけ同じものに続けて乗れるもんだ。

「もう満足か〜?」

「うん、満足!」

「そりゃ良かった〜。もう乗りたくないよ、ジェットコースターには」

 そうぼやきながら涼平くんを見ると、また一点を見つめている。

「…涼平くん」

「…好きだった子なんだ」

 そっちを見つめたまま、涼平くんはポツリと呟いた。

「あそこ、大きなリボン付けたふわふわの髪の子。松平千里っていうんだ」

 見ると、涼平くんと同い年くらいの女の子が家族に手を引かれて楽しそうに歩いている。なるほど、確かに可愛い子だ。

「僕、病弱でほとんど学校に行けなかったからあんまり友達いなくて…。でも松平さんはそんな僕にすごく優しくしてくれた。一人ぼっちになる僕を、いつも皆の輪の中にひっぱってくれた。学校なんてつまんないって思ってたけど…でも、松平さんと一緒にいるときは、すごく楽しかったんだ」

「…それで、好きだったんだ?」

 涼平くんは彼女から目を逸らさないまま、うなずいた。両親と楽しそうに話している彼女の姿が、どんどん小さくなっていく。

「――行ってこいよ」

「えっ?」

 驚いてこっちを見る涼平くんに、僕はかっこよくウインクしてみせた。

「まだ『お迎え』も来ないみたいだし、今のうちだよ。多分、あの子には聞こえないだろうけど…せめて言っておきたくない?気持ち」

 しばらく考えてた涼平くんだったけど、小さく、けれど力強くうなずくとサッと彼女のすぐ近くまで飛んでいった。僕も少し離れて付いていく。

「……松平さん」

 遠慮がちに声をかける涼平くん。その瞬間、信じられないことが起きた。千里ちゃんがいきなり立ち止まって、まっすぐに涼平くんの方を向いたんだ。

「!?」

 振り向いた千里ちゃんも、振り向かれた涼平くんも驚いている。もちろん、僕もだ。

「ちーちゃん?どうしたの、いきなり立ち止まって」

 千里ちゃんのお母さんが、急に止まった彼女に声をかける。

「…今、三枝くんに呼ばれた気がしたの」

「三枝くん?でもその子は入院してるんでしょう?」

「でも呼ばれたの!その辺にいるよ」

 真っ直ぐ、まるで涼平くんが見えているかのように千里ちゃんは指差した。彼女の両親は困ったように我が子を見ている。そりゃそうだろう。だって僕らは見えていないはずなんだから。

「松平さん…」

「そこにいるよね?三枝くん!」

「うん…いるよ。僕はここにいるよ」

「三枝くん、どうしてここにいるの?どっか行っちゃうの?」

「……」

「行かないでよ…一緒に学校行こうよ。病気に負けないでよ」

「ちーちゃん、どうしちゃったの?」

 おろろしながら千里ちゃんのお母さんが腕を引くけど、千里ちゃんはその手を払ってまだ涼平くんを見ている。

「皆待ってるよ。三枝くんが学校に来るの、皆待ってる」

「ちーちゃん!行くわよ!!」

 また強引に腕を引かれて、千里ちゃんは何度も振り返りながら去っていく。その姿が小さくなって見えなくなるまで、僕も涼平くんも、動かずにじっと見つめていた。

「…涼平くん」

 そっと涼平くんを見ると、彼は目にいっぱい涙をためていた。唇を強く噛んで一生懸命涙がこぼれるのを堪えているけれど、でも数滴、堪えきれずに彼の頬を濡らした。

「涼平くん…」

「お兄さん…僕…」

 ぼろぼろと、涙がこぼれた。

「僕…やっぱり生きたい…皆に会いたい…死にたくないよ…っ」

 …かわいそうに… まだ、こんなに小さいのに…この子はどれだけ辛い思いをしてきたんだろう。ずっと病気で、遊園地にも行ったことがなくて、学校もほとんど行けなくて…死んだってことも冷静に受け止めた。僕が涼平くんくらいのころは死なんて遠い遠い出来事だったのに。

 そんな涼平くんが…やっと自分から生きたいって、死にたくないって思ったのに…これで終わるしかないのか?そんなの可哀相すぎる。

「…行こう」

 僕は涼平くんの肩を掴んで力強く言った。涼平くんは涙をいっぱいにためた目で僕を見上げる。

「行くって、どこへ…?」

「涼平くんがいた病院」

「……」

「行ってみようよ。もしかしたら、まだ戻れるかもしれない。『お迎え』が来ていないんだよ。まだ僕らは完全に死んでいないのかもしれないよ」

 涼平くんはしばらく悩んでいたけど、うん、と小さくうなずいた。

「よし。じゃあ、行こう」













 涼平くんはよっぽど重い病気だったらしく、僕らが行ったのはとても大きな大学病院だった。とりあえず、僕らは霊安室に向かうことにした。涼平くんが死んでいるのなら、そこに身体が置かれているはずだ。でも。

「あれぇ…?どこにあるんだろう…」

 ここに入院してたと言っても、涼平くんも病院のすべてを知っているわけじゃない。時間はないのに、僕らは迷ってしまった。悩んでいると、近くをゆらゆらと通っていく影が見えた。じっとそっちを見ると、その影は僕らと同じような姿の女性のようだった。そうか、ここは病院だから、亡くなった人たちがたくさんいてもおかしくないんだっけ。

 涼平くんはその姿を見て「あっ」と声を上げた。

「楓ちゃん!」

 呼ばれて振り返ったその人も、涼平くんを見て「あら」と嬉しそうに言った。

「涼平くんじゃない!」

 楓ちゃんは、涼平くんの隣の病室にいた女性で、もう二十代後半なのに涼平くんや他の子供たちと一緒になってよく遊んでいた人らしい。皆に人気があったんだって、涼平くんが紹介してくれた。

「楓ちゃんも死んじゃったの?」

「ええ。まあ…末期だって言われてたからね、遅かれ早かれこうなるとは思ってたわ」

 楓ちゃんは死人とは思えないくらい明るく笑った。よっぽど人生に悔いがなかったんだろうな。

「でも、どうしてあなたがここにいるの?」

「だって僕も死んじゃったから…」

 淋しそうに呟いた涼平くんに、楓ちゃんは目を丸くして「嘘」と言った。

「私、たった今死んだんだけど、そんな話聞いてないわよ。危篤だって話は今朝聞いたけど」

「えっ?」

 僕らは驚いて顔を見合わせた。危篤だって?じゃあ、もしかして涼平くんは…。

「…行ってみよう、君の病室に」

「うん!」

 力強くうなずき合って、僕らは急いで病室に向かった。もしかしたらまだ、身体は死んでいないのかもしれない。まだ病室にいるのかもしれない。













 涼平くんの部屋には面会謝絶の札がかかっていた。人がいる気配がする。中に入ると、体中をチューブで繋がれた涼平くんがベッドに横たわっている。ベッドサイドには涼平くんの両親らしき人と医者が、沈痛な面持ちで座っていた。心電図を見ると、かなりゆっくりではあるけれどまだ何とかピッピッと規則的にリズムを刻んでいる。…まだ、身体は生きてる。

「涼平くん…やってみよう。もしかしたら身体に戻れるかも…生き返れるのかもしれないよ」

「…うん…でも、お兄さんは…?」

 心配そうに涼平くんが僕を見上げたから、僕は努めて明るい笑顔を見せた。

 僕は明らかに死んでる。自分の死体もはっきり見た。生き返れる可能性はゼロだろう。…だけど。

「僕は平気だよ。最後にいい思い出も出来たしね。いつ『お迎え』が来ても大丈夫さ。ほら、早く行きなよ。時間がない」

「…ありがとう…お兄さん」

 涼平くんが微笑んだ。すごく、すごくいい笑顔だ。僕もにっこりと笑う。

「涼平くんに会えて良かったよ」

「うん…」

 涼平くんは自分の身体の前に立つと、ゆっくりと身体を重ねていった。霊体がどんどん肉体に吸い込まれていく。最後の鼻も吸い込まれていった途端、心電図の動きが変わった。ピッピッピッと、心拍数がどんどん上がっていく。皆が驚いて心電図に目を向けた。涼平くん本人を見ると、きっちり閉じられていたまぶたが開いている。成功したんだ。涼平くんは生き返ったんだ!

「涼平!」

「涼ちゃん!」

 両親が涙を流しながら涼平くんを抱きしめた。医者もホッとしたような笑顔を浮かべている。僕もホッとしていた。

「よかった、気が付いたのね…よかった!」

「お母さん…僕、学校行きたいよ…頑張って、早く治さなきゃね…」

 涼平くんが微笑んで言ったら、ますますお母さんは泣き出した。よかった。もう涼平くんは大丈夫だ。









 不意に、誰かが僕の肩を叩いた。それが誰なのか、僕にはよくわかっていた。遅いよって言ったら、悪かった、なんて意外にも素直に謝られた。行くぞってその人が言うから僕もうなずく。もう大丈夫だ。悔いはない。胸張って僕は楽しかったって言える。もう、大丈夫だ。













 僕は死んだ。

 あっという間だった。

 でも僕は満足している。














2005/11/04(Fri)14:38:07 公開 / 叶 遥
■この作品の著作権は叶 遥さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
こんにちは、また投稿させていただきます。
またもや「死」をテーマにしてみました。
「死」は重いテーマだし、笑いものにできるようなものではないけれど、だからこそ私は、明るく、軽い雰囲気で書きたいと思っています。
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