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『小さな体で大きく悩む〜完〜』 作者:ハルジオン / 未分類 未分類
全角876文字
容量1752 bytes
原稿用紙約3.3枚
最終章 「友」

僕の不安は最高潮に達していた。意味不明の事が何回もあるし、しかもそれが藤原だなんて…
何度もいったように僕はもう藤原とはやっていけない。藤原とはもう縁を切った
と、心の中で10回も唱えた

その日の晩御飯は醤油ラーメンとゴハンだった。TVをみながら、ひじをついてクチャクチャ食べる僕は
親に一度も食べ方や礼儀を教えられたことはない。だから全部親のせいにした。
でも、もう親に相談したり、先生に相談したりは出来ない。だって社会に関係ある重大なことだ
そんなことを思った。

「今日はもう寝よう」

いろいろあって疲れてしまったので今日はいつもより早く寝た。
歯も磨かずに。風呂も入らずに。
なんでかはわかっている。目が閉じない。眠れない…

「どうしよう?」
「どうしよう?」

そう思いながら時間は流れていく…

そんなことを考えながら少し静寂が流れた

「ただいま!」

アネキが彼氏を連れて帰ってきた。親は未だいない。
僕の部屋にアネキがきて、

「おーい、もう寝たか?」

僕はわざと寝たフリををした。

アネキは彼氏とやっていた。僕の隣の部屋だから声が聞こえた。

「まったく、くるたびくるたびやりやがって。迷惑だ」

そう思いながら寝てしまった。





気付くと夢に僕のカノジョ「彩」が僕と一緒にベンチに座っていた。

「なんでそんな顔なの?」

「えっ僕?最近友達とうまくいってなくて…」

うそをついてしまった。彼女に。

「いいじゃん、また新しいトモダチつくれば。」

「ウンありがとう、がんばるよ。」





そうか!わかった!

僕は飛び起きた。アネキと彼氏はもう終わって静かだ。

「わかったぞ!もっと前向きに考えよう。藤原の過去なんて僕には関係ない。
藤原は藤原。僕は僕なんだから。僕の行き方で生きていけばいいんだ!!」

僕はいつまでも突然の奇跡に冷や汗をかいた。

次の日、藤原に話しかけてみた。藤原はかわっていない。
僕はひとまわり大きくなった。突然すぎる突然に支えられた。
小さな体で大きく悩んだ僕は悩みより大きな心の体をてにいれた。

もうあの日を忘れることはない。
2004/04/28(Wed)14:20:25 公開 / ハルジオン
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■作者からのメッセージ
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