『姫と大剣 第一章〜第三章』作者:真松 / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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〜姫と大剣〜   

第一章

「規則第一、姫は勝手な恋愛感情を持ってはいけない。第二、城から出て遊 びまわる事は許されない。第三、食事管理や生活管理は城の者に任せ武術にはげむこと……」

 パタン。ため息をつきながら分厚い本を閉じた。
「姫様、剣術のお時間です。準備はよろしいでしょうか?」
「あ、はい。今行きます」
 姫と兵士は城の中庭に向かった。

 この城の姫は十四歳の瑠璃(るり)という髪の長くおだやかな少女だ。
 少女といっても剣術は抜群の腕。しかしそれを実践することはいまだ無いようだ。そして国民の間で呼ばれる名は「国一優しい姫」である。
 
 この壮大な国、カルネアスは大国3つ分程の土地を持っている。将軍や位の高い者に反乱を起こすことも無く、食料も不足がほとんどないという。
 六十五年前の戦争後、カルネアスは敗北し新たな新天地を求めようと移動した。今の将軍がこの国に付いてからは急激な発展を成し遂げ前より強大な土地と権力と人々を手に入れることに成功した。

 そして将軍の名を竜王という。
 50歳前後の背の高い男である。
 なぜこの名が付いたかというと、竜王の先祖は昔たくさんの竜を殺し、財宝を手に入れた。そしてその呪いが未だつかれているからだそうだ。

「はぁぁぁぁ!!!」
 瑠璃の振るった剣は兵士の槍をすばやく投げ飛ばした。
 兵士は特訓ということを忘れあまりの勢いにしりもちをついてしまった。 それをクスクスと小笑いにし、兵士に手を差し伸べた。
「大丈夫よ、斬りはしません!さぁ、立ってください」
「は、はい……ありがとうございます」
 照れ笑いをしながら立てろうとした時、鎧のゆれる音がした。向こうから走ってきた若い兵士が瑠璃の前に来た。
「瑠璃様、すこしお時間いただけますか?」
「あ、ちょっと待って。兵士さん、出かけてきますね。夕食の前には必ず戻りますので」

 その男と瑠璃は城を抜け、城下町のはずれにある小さな小屋に向かった。
 そこには瑠璃たちより年上の女の人が待っていた。
「瑠璃様遅いですよ、良いものを見つけましたから御覧にさしあげようと思ってましたの。何をなされてたのですか?」
「えっと……剣の練習!兵士さんとね。それより、此処だったらそんな言葉遣いしなくて良いよ……」
「なんでですか?」
「本当はね、姫って特別扱いされたくないし……って、その話しはまた今度にしましょ」
「何回も城を抜けて大丈夫なの?」
「うん、此処で居るのが一番落ち着くからさ」
 城に入って瑠璃と入ってきた、この兵士は蓮(れん)という。
 15歳という若さで兵士のトップクラスに所属している。
 小屋で二人を待っていた女性は聖夜。実家は質素なはずなのだが服装等を見てそのふいんきはない。自称17歳だという。言葉がきつい所もあるが、根は優しい女性だ。兵士でもなく、普通に城下町でくらす国民である。
 唯一、瑠璃と話せるのは城下町のはずれの此処くらいだ。
 この三人は小さい頃からの友達で親友ともいえる。
「でさ、この大剣見て!凄いと思わないかしら?」
「すげぇ……!でも重そうだな」
「凄いねえ!さびが付いて年代物だけれど、切れ味は十分だと思うわ」
 自分が用意してた物を二人が関心を示してくれて聖夜はうれしいようだ。
 瑠璃は関心ながらもふと疑問に思った。
「ねえ、何処から持ってきたの?この大剣」
 聖夜はフフっとにやつき答えた。
「これはね……アタシの家の倉にあったの!剣術習ってる瑠璃にあげようか なーって思ってさ!どう、要るかしら?」
「要るわ!ありがとう聖夜……!」
 聖夜は大剣を鞘に入れ、瑠璃に手渡した。それをうれしそうに、大事そうに受け取るのだった。
 そこにバタバタと兵士の走る音がして、蓮が反応した。
「そろそろ城に帰った方がいいんじゃないか?ここまで兵が探しに来てるみたいだぞ」
「そうね、二人とも今日はありがとう!じゃあね」
 瑠璃は大剣を背負って城に走り戻った。
 その後、蓮と聖夜はその場に座り込んだ。ため息をついた聖夜はそっと話しかけた。
「ねえ、蓮。あの子が戦争に行くなんて、考えられるかしら?」
「……無理だ。あいつには人が切れないだろうな」
「国一優しい姫だから……ね」
「瑠璃の腕は確かだ。その優しささえ捨てれば力は鬼と同然さ。そこへ将軍 に目をつけられてみろ……」
二人はしんみりとした口調で語った。こんな事考えなくてもいいのかもしれないけど、どうしても頭に入っているのだ。
「将軍の竜の呪いって知ってるかしら?」
「知ってるさ。竜王将軍には竜の呪いがかかっている。その呪いは人に移すことだってできるんだろ」
「……よくご存知ね」
 聖夜は口先だけ笑って言葉をはき捨てた。そして蓮はつられて苦笑いして言った。
「俺だって竜王将軍に仕える兵士なんだぞ」
「あの人は武力で解決しようとしている。このままだと瑠璃が悪用されてもおかしくないわ」
「……それは承知の上さ」
 蓮はそういうと、その場を立ちゆっくりと城に帰った。その後聖夜も自分の家に戻った。
 その頃城では――――
 食事の用意をしている城の者に、大剣の話をしている瑠璃姫の姿が見られた。
「……でね、これは親友の人からもらったの、そしてね……」
 
そこに将軍の使いが息を切らしながら入ってきた。
「何事ですか!?」
 一人の兵士は荒い息をしながら急いだ口調で申し上げた。
「食事中失礼します。このカルネアス王国と隣り合う国、ウィリアムから……戦いの宣告とも思われる手紙を承りました。おそらく三日程には……」

「せ、戦争でございますか!?」
 その言葉で城中がざわつき始めた。あまりの驚きに座り込む者や、調理室で皿を落として割る者も居た。
 その中でも、瑠璃姫は冷静に兵士に話しを持ちかけた。
「静かに!私は竜王将軍と今後の事を話しあってきます。あまり騒がないようにしてください」
 瑠璃は城の者にそういうと、将軍の居る部屋に駆けて行った。
 その頃、兵士の蓮も将軍の部屋に向かっていた。

第二章

 バタン……扉の開く音がした。
 扉の先は薄暗い部屋だった。奥へ続く長い道もある。
 瑠璃は道の前に座り、深いおじぎをした。
 「将軍様、先ほどの手紙のことですが……」
 「うむ。こちらへ来い」
 だいぶ奥から低い声がした。竜王将軍だ。
 瑠璃は立ち、将軍のもとへゆっくりと歩いた。
 将軍の座る座の横にはぼんやり光る火があった。
 「戦いの宣告を受けたのですね?それで今後の事について話に来たのですが……」
 将軍はふっと笑い、明るい表情で話しをした。
「戦争じゃな。戦いは兵士に任せれば良い事ではないか。兵士は数だけならどこにも負けんからな。はっはっはっはっ」
 瑠璃は軽く言う将軍に少し腹を立てた。
「兵士は戦争に出ることは分かっております。竜王将軍、貴方は?」
「私はこの城でおる。敵陣が攻めて来たら迎え撃つ。それだけじゃ」
「では姫として私はどうすれば?」
 将軍は少しの間黙り、何かを考えていた。
 そして頭を上げたかと思うと、またもや明るい顔で話しかけた。
「兵士と混じって戦うのじゃ。姫様の腕を拝見さしてもらおう」
「兵士と一緒に……ですね」
 瑠璃は一瞬びっくりしたが了解し、将軍に背を向けて歩き出した。
 将軍は酒をすすり言った。
「三日後……楽しみにしておるぞ」
「……」
 この部屋を走って抜けた。瑠璃は気づいてなかったが、扉の後ろに蓮が居たのだ。扉があたり鎧の音がしたがそれすら気づかなかったようだ。蓮は今の話をこそっと聞いていたようだ。
 瑠璃が向こうへ行ったのを確認すると、その場に座り込んだ。
「瑠璃が戦う……!?そんなことは……」
 そこに扉が乱暴に開かれた。将軍が来たのだ。
 蓮ははっとして後ろを振り返った。
「おぉ、蓮ではないか。どうしたのじゃ、こんなところで?」
 将軍がとぼけた顔をしたが、蓮は分かっていた。
 さっきの事は蓮が居たのを知っていながらしゃべったのだ。
「ちょっと見回りをしていたのですよ。ではお邪魔しました」
 そう簡潔に言い捨てるとすぐにその場を去った。
 将軍は髭をなでながら蓮の後ろ姿を見守った。
 そのころ、姫の座についた瑠璃は険しい顔をしていた。
「やっぱり将軍はどこか怖いところがある……大丈夫なのかしら」
 そう呟いていると蓮が部屋に入ってきた。入ると礼をして話しかけた。
「瑠璃様、話たい事があるのですが」
 瑠璃はなんとなく嫌な予感がした。
 姫の座の部屋を二人きりにすると、蓮は片足立て瑠璃の前に来た。
 蓮は一回咳払いをすると前を見据えて言った。
「先ほどの話の事ですが……」
 瑠璃ははっとした。この部屋に重たい空気がただよった。
「将軍との話ですか。何故そのことをしっているのです?」
「……少し通り掛かっただけです」
 瑠璃はそのまま困った顔をしながら言った。
 あの長い道と分厚い扉なのに、通りかかるだけでは聞こえるはずがないからだ。
 それを感づいて瑠璃は話した。
「姫として戦う事ですか?私は構わない」
「貴方は……」
 連は顔をしかめて軽く歯軋りをした。一息すったと思うと大きな声で言った。
「貴方は人を斬る事なんてできない!!」
 その言葉で部屋の重たい空気はますますひどくなるばかりであった。
 蓮は続けて言う。
「兵士と共に戦う?戦争はどんなに酷く辛いものだというのがお分かりですか、姫様。それに剣を振るうというのは……」
 そこまでいうと瑠璃も何か言いたいのか、蓮にまっすぐと顔を向けた。
「私は六十五年前の戦争で当時若かった祖父を亡くしました。その後、母が生まれ、私が生まれました。今は家族はいませんが……」
「……はい」
「私が小さいころ、父はこう言いました。守りたいものがあるなら全力で守りなさいと。まだ物心ついてない私は深い意味が分かりませんでした」
 そこで一旦言葉をとめると、微笑みを浮かべ蓮に問いかけた。
「私が武術を始めたのは何故だと思いますか?」
「……」
 そこに蓮が答えられずに黙っていると再び瑠璃が話し始めた。
「姫の規則だから……違う。剣を持ってみたかったから……違う。単に強くなりたかったから……少し違う」
 蓮は何かに気づいたように顔を驚かせ、部屋の片隅にある聖夜から貰った大剣を見た。
「強くなって誰かを守りたいから」
 やけにこの言葉が響いた。部屋にも心にも……
 瑠璃は照れくさそうに苦笑いして目線をそらした。
「ふふ……こうも簡単に言って、奇麗事で済んじゃいそうね」
「そ……そんなことは!」
 蓮はとっさに口出ししてしまった。軽く首を振ってお辞儀をし、部屋を出た。それを見つめる瑠璃は何か嬉しそうにも見えた。

第三章

 ウィリアムから宣告を受けて二日目の朝、聖夜は城下町のはずれで吹き矢の練習をしていた。
 地面に落ちている針は数十本もある。失敗ばかりしているのだ。
 筒からもれる息の音がした。
 カタン……また針の落ちる音がした。
「簡単には撃てないわね。もっと早くから練習してたら良かったわ、まったく……」
 一息つくと辺りを見回した。昨日の夜から練習していたのに、気がつく頃には日が出ていたのだ。
「そろそろ帰ろうかな。朝飯作らないといけないし」
 そう独り言を言って自宅に帰ると郵便受けに一通の手紙があった。それを取って見てみると蓮からだった。
 『聖夜へ。ウィリアムから戦いの宣告を受けたのは知ってるよな。瑠璃も……瑠璃姫も戦争に加わるそうだ。俺も兵として行く。国のものは城に非難するという事になっているからお前も来い。今から二日後と聞いた。蓮。」
 手紙を読むと少し怖さと不安が出て、寒気がした。走って家に入った。
「あの子はやっぱり戦いに出るんだわ……」
 張り詰めた空気が冷たく感じられた。
 
 その頃、瑠璃は暖かく気持ちのいい早朝を迎えた。
 朝から剣の稽古があるのだ。聖夜から貰った大剣を持ち中庭に向かった。
 行って見ると、早朝だというのに多くの兵士が集まって手合わせしていた。剣を弾く音が頻繁に聞こえた。
 そこに剣で傷ついた一人の兵士が瑠璃の前を横切った。
 初めて見る生々しい血を見て、冷や汗とも言える物が出てきた。
 自分はまだ人を斬ったことが無い、本当の戦いを見たことが無いことを不安に思っってしまったのだ。
「姫様、私めと手合わせお願いできますか?」
「あ、はい」
 剣を握り締めると、鎧に包まれた兵士と向き合った。
 その兵士は思ったより腕が良く、粘り強く剣を振ってきた。
 この日は成果が上がった。慣れない大剣も軽く振れるようになったようだ。
 昼が過ぎ、夕方が過ぎ、夜が来た。一日がこんなに早いなんて思ってなかった。戦争に一分一秒近づいているのだ。
 
 二日目が過ぎようとしている時、真夜中―――
「兵が来たぞ!敵が攻めて来た!!」

 何かの声がした。気づかず眠っている者が居る中、瑠璃は何の騒動かと思い窓から門を見下ろした。何と軍までは行かないが、ウィリアムの兵士が数十人が攻めて来たのだ。
 そこに将軍が入ってきた。
「将軍……ノックくらいしたらどうですか」
「いやいや、すいませぬ。姫様の腕を伺いたくなり……」
 瑠璃はとっさに答えた。
「あれを追い払えと?」
「いえ、あれを殺るのです。ウィリアムの者に見せ付けてやろうと思いましてな」
「私は追い払うだけです」
 一瞬汗が出そうになった。瑠璃は将軍と共に門に走った。
 門に居た見張りの兵は既に殺されていた。
 ウィリアムの兵士は将軍が出てきて身を引きかけたが、姫も出てきたのでにやりと笑い、剣を構えた。
「何だぁ?城のお姫様じゃぁないか!」
「大きな剣持って、オママゴトじゃないんだぜぇ?」
 腹を抱えて笑う兵士を前に、将軍は先頭の兵に向かった顎で指示を出した。
 それを見た瑠璃はタッと足を出し風のように剣を振った。
 ……が、振り切れず、兵士の顔の前ギリギリで止まった。
 姫は恐れた顔をして後ろに身を引いた。
「何をしているのじゃ?姫」
「……切れないんです」
 とても小さな声で呟いた。将軍は顔をしかめた。
「切れない。体が言うことを聞いてくれないのです……」
 そういうと将軍は目を見開いて怒鳴った。
「馬鹿を言うな!!!それは自分の心に迷いがあるからじゃ!」
「迷い……私の心に」
 将軍は怒鳴った後、何が詠唱を唱えながら手を瑠璃へとかざした。
 まばゆい光がただよい、忽ち瑠璃はその光に包まれた。
「な……何だ!?何が起こっているんだ」
 兵士はざわつき始めた。今何が起こっているなんて分かるのはただ一人。
 将軍が詠唱を唱え終わった瞬間、瑠璃を包む光はぱっと消えて行った。
「将軍……今のは!?」
 手を組んで微笑した。
「さあ、斬るのだ、姫様。今貴方にはある呪いがかかっておるぞ」
 瑠璃は意味が分からないままあせっていた。しかし兵士がが剣を持ちかかって来たので迎え撃った。
 勝敗は圧倒的に瑠璃だった。瞬殺の剣捌きを見て将軍はなんとも満足そうだ。
「い、今のは何だったのです……?」
 人を切って、何か悲しそうな瑠璃は問う。
「聞きたいか。わしの事をよく知らんのかのう、姫は」
 そう言って髭をなでながら寂しそうな顔をして答えた。
 瑠璃は眉をゆがませ、驚いた。 
 将軍は先祖代々の竜の呪いを持っているのは知っていた。そしてそれは人に移すこともできるということも承知していた。もしかしてと思い恐る恐る聞いてみた。
「竜……の……呪い……」
「おー!なんと見事に、大正解じゃの」
 笑顔で拍手をする将軍に恐怖と怒りがわいてきた。
「竜の呪いがなんです!私は呪いに何か……」
 勢いよく話してる瑠璃の邪魔をするのか、将軍は不敵な笑みを浮かべた。
「わしがかけた呪いを教えてやろうか?」
 瑠璃は黙って聞いていた。返事することも困難な状態である。
 将軍は手を広げて大きな声で言った。

「それはの……『人を斬らなければ竜になる呪い』じゃよ」
 瑠璃は訳の分からない言動にとまどっていた。
「戦うのじゃ。剣を振るわなければ、貴方は竜となりこの国を滅ぼすであろう!貴方が心に迷いをちらつかせていたので、安心して戦えるようにしてあげたのだよ」
「そんな……馬鹿げているわ!竜になるなんて……。戦争になったら人を斬らなければならないのは私だって分かってます!」
 将軍はあげている両手を下ろし、瑠璃を見つめてゆっくりと口を開いた。
「戦わなければならない相手はすべて斬るのじゃ。逃げることはならない、逃がすこともならない。はむかう者は皆斬るのだ、分かったか」
「おかしい!何故そんな事……」
 二人が反論している途中、朝日が出てきた。そろそろ城の者が姫を探しにくる頃だというのを気づいて将軍は話を止めた。
 背を向けるとゆっくりと歩いて行く。
「まあ、そういう事だ。わしが死ぬまではその呪いは解けないだろう。しっかりと戦ってください」
 後姿で手を振る将軍がとても憎らしく思えた。
 瑠璃は泣きそうになった。さっき自分が殺した兵士を門の横に埋めてやった。それから自分の部屋に戻った。
 これを運命として受け入れなければならないのかと思うと不安でならなかった。
 部屋に戻ると、蓮と聖夜に手紙を書いた。先ほどの事を伝えたいから。口では言いにくいのだ。
 戦争は明日……。それまでに二人に相談したいということである。
 書いた手紙を今で言う伝書鳩のような鳥に持たして飛ばした。鳥は強くはばたいてすばやく二人のもとへ届けた。
 手紙の内容は、将軍にかけられた呪いについてと、戦争のことだ。
 それを受け取った蓮と聖夜は例の城下町のはずれに集まった。もちろん瑠璃も一緒だ。


つづく
2004-03-15 15:07:58公開 / 作者:真松
■この作品の著作権は真松さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
初めて書きます。少し昔の戦争物を書きたくてこんな話にしました。
まだまだ未熟な部分ばかりですが、アドバイスや感想等をもらえれたらうれしいです。
この作品に対する感想 - 昇順
どうも初めまして。冴渡っていいます。今回、読ませていただいたのですが、分かりにくいところが少しばかりありますね。「そしてこの女性は聖夜。」ここで女性が二人登場しているんですが、「そしてこの」の使い方は少し間違っているような気がしました。そこでそしてこの、と使うよりももっと別の表現、聖夜の性格を表すような言葉を書いた方がいいと思います。あと、城になぜ国民が侵入することができるのか、という疑問と、姫に対し、どうしてそのような軽い口調ができるのか、という疑問を感じました。一応、一国の姫であるのですから瑠璃、と呼びすてにはできないと思います。しかも、軍があるということは上下関係も厳しいはずです。そこのところ、もう少し工夫してみてはいかがでしょうか?生意気いってスイマセンm(_ _)m
2004-03-08 22:03:12【★★★★☆】冴渡
初めまして!冴渡さん。読んでくれてありがとうございます!!いろいろアドバイスもらったので、参考にさしてもらいたいと思います。ありがとうございます!!
2004-03-08 22:36:51【☆☆☆☆☆】真松
はじめまして、よろしくお願いします。作品拝見させていただきました。「ものすごい勢力を持っている」「瑠璃たちより年上の女の人」など、表現が簡潔すぎてイメージがわき難いかなって思う部分があります。自分もあまりたいした事は言えませんが。こうゆう作品は、どれだけ人にイメージさせるかが大事だと思います。頑張ってください。続き期待してます。
2004-03-09 02:10:13【★★★★☆】オレンジ
初めまして。紅い蝶といいます。僕もつい最近ここに初めて来ました。以後よろしくお願いします。    ところで、僕の感想としては他の方とほぼ同じです。竜王や蓮など、結構重要な人物の説明が薄いかと思われます。重要になってくる人物はとことん説明してちょうどいいのではないでしょうか。まぁこれは僕の個人的な意見ですが・・・。生意気なこと言ってますが僕もあまり書くのがうまくはありません。ですが感想をくれたかたの意見をしっかりと読み、少しずつうまくなっていくのが大事だと思います。続きも読むのでがんばってくださいね^^お互いがんばりましょう。それではw
2004-03-09 18:46:29【★★★★☆】紅い蝶
みなさんアドバイスありがとうございます。初心者なのでまだまだですが、とても参考になって励みになりました!!
2004-03-10 15:33:24【☆☆☆☆☆】真松
前回指摘した点が、かなり改善されましたね。とても読みやすくなっています。まだちょっと間違っている所や、何故かきれているところがあるので、少し編集した方がよろしいかと思います。あと、最後の「兵士様」は少し変なような気がします…。今回は訂正だけなので、感想のみとさせていただきますね。
2004-03-14 19:27:22【☆☆☆☆☆】冴渡
計:12点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。