『Valentineは、貴女のもの』作者:遥 彼方 / AE - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
私はバレンタインのその日、冬にも関わらず喫茶店のテラスで本を読んでいた。そうして気分を落ち着かせようとしていたが、そんな中、一組のカップルがテラスへと姿を現す。
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原稿用紙約13.97枚
 私は喫茶店のテラスで、岩波文庫のファウストを読み、静かに過ごしていた。一つ一つの文章は難解で、ほとんど私には理解できなかったが、それでもその言葉のリズムや響きがとても美しく、私は休む暇もなくすらすらとその作品を読んでしまった。
 私は今までこの本を何百回と読んできた。その度にその一節が別の意味を持っているように思えることがあったり、ふと解釈が変わったりする。それほどこの作品は奥深く、人の心にすっと入りこむ強い力があるのかもしれないと思った。
 それだけではなく、この作品を読むことで、私はどんな状況であっても落ち着くことができるのだった。どんなに気分が落ち込んでいて涙を流していても、この作品を読むとまた新たな一歩を踏み出せそうな気がしてくる。
 もはやその作品を読むことが日課になってしまったので、この本は私の心そのものとなっていた。逆に言えば、その本の力が必要になるほど、今の私は追い込まれていたのだ。私は震える指でページを捲り、大きな緊張を感じながら、そのテラスでほとんど身動きしなかった。
 すると、程なくしてテラスに一組の男女が入ってきた。彼らは親しそうに言葉を交わして、私のすぐ隣の席へと腰を下ろした。テラスにはほとんど人がおらず、先日雪が降ってまだ寒い日々が続いているのに、わざわざ外気に触れる場所を選ぶ人などいなかった。
 彼らは鞄を置くと、真正面に向かい合って微笑みを交換し始める。その様子を見て、すぐに恋人だと誰もが気付くだろう。
 私は何気なく本から顔を上げて、彼らの様子を観察し始める。女性はすらりと背が高く、髪を明るい茶に染めていて、背中へと届く、長いストレートヘアーをしていた。オレンジ色のロングコートを着ており、襟元には小さなビーズが付いていて女の私が見ても、その服は彼女の明るい雰囲気に合っていると思った。
 ライトグレーのフレアスカートを履いていて、そこから伸びた足は思わず目が惹きつけられるほどに細く、とても器量の良い女性だった。
 向かいに座った男性がにっこりと微笑み、自分の手を組み合わせながら身を乗り出して言った。
「今日は君に、とても大事な話があって呼んだんだ」
 男性は彼女よりももっと背が高くて体格が良く、高級感のあるコートやスーツを着て、人の良さそうな笑顔を浮かべていた。きりりとした顔つきをして鼻が高く、いかにもエリートといったような印象を抱かせる。
 彼女は小さくうなずき、どこかはにかんだような顔をしながら、鞄へと手を伸ばそうとしている。
「私もね、今日はほら、とても楽しみな日だし、あなたに会いたいと思っていたのよ」
 彼女の眼差しは、本当に相手のことを想っているような、深い慈しみを感じさせる優しいものだった。彼はその視線を受け止めて少しだけ顔をしかめたが、小さく溜息を吐いてその言葉をつぶやいた。
「悪いが、君とこうして過ごせることはもうないんだ」
 その言葉がテラスに響き渡った瞬間、彼女が片手に握っていたその小さな包みを地面へと落とした。
「え……今、なんて、」
「だから、私はもう君とは付き合えないって言っているんだ。もう終わりにしよう、会うのもこれっきりだ」
 男性はどこか冷たい声でそう彼女を突き放し、椅子の端へと肘を置き、寛ぐように寄りかかった。
「そんな……だって結婚はどうするのよ。約束したじゃないの、なんでそんなこと……」
 彼の手を握って懇願するようにそう呼びかけるが、彼はふっと笑ってその手を跳ね除けた。
「悪いが、結婚の話はすべてなかったことにしてくれるか? 私はどうしても君と一緒にやっていくことに不安を感じていたんだ。一方的に突き放して悪いが、別れてくれ」
 そう言うと、男はトレイの上のコーヒーを一口だけ飲み、鞄を取って立ち上がった。そして、彼女の方を見向きもせずに、テラスを出て行ってしまった。
 取り残された女性は唇をわななかせ、彼の背中に「ねえ」と何度も問いかけるが、その声はもう掠れていてわずかしか聞こえなかった。彼女は青白い顔で俯き、その事実を認識するまで呆然としているようだった。
 目元を抑えて涙を拭き、両手を膝の上に置いて、拳を握っている。そして、その体勢のままずっとそこに座り続けていた。
 彼女の長い髪がその表情を覆い隠していた。ただ、その肩は震えていたので、彼女のさらさらとした長く綺麗な髪が揺れているのがわかった。
 四十分ぐらいじっとしていただろうか、彼女はやがて顔を上げると、薄らと微笑みを浮かべて悲しみをその瞳から消していた。しかし、私にはその笑顔がひび割れた仮面のように思えた。
 女性は鞄を取って立ち上がると、その場から去っていこうとした。だが、ふと彼女の視線がこちらを向き、目が合った。私は慌てて本へと視線を落とし、一部始終を見ていたのを恥ずかしく思ったが、彼女がふと足元に屈み込んだ。
 彼女の手には、先程彼女が彼に差し出そうとしていたその小さな包みが握られていた。
 女性はゆっくりとこちらに近づいてくると、私の目の前に立った。私の心臓は破裂してしまいそうなほど激しく鼓動を刻んでおり、私は緊張の面持ちで彼女を見つめた。
 すると、彼女はにっこりと微笑み、穏やかな口調で言った。
「これ、本当は大好きな人に渡したいと思っていたんですけど、もう必要ないので。どうか、受け取ってもらえませんか?」
 彼女の瞳には涙が溢れていた。しかし、彼女は少しも顔を歪めることなく、あくまでも穏やかな笑顔で、その言葉を私に告げた。私は全身からその熱が引いていくのがわかり、気付けばそれを受け取っていた。
「ありがとうございます。……いただきます」
 私はそう言って、彼女へ心を籠めた満面の笑顔を見せた。すると、女性は心を覆っていた悲しみが抜け落ちたかのように、どこか安心したような表情を浮かべて、そっと涙を拭った。
「ありがとうございます。お見苦しいところを見せてすみませんでした」
 彼女はそう言って、そのままテラスを出て行った。私は辺りに誰もいなくなると、呆けたようにその包みを見つめていた。自分の中で、何か大切なものがひび割れていくような気がした。
 本当に、これでいいのか? と心の中で誰かが囁く。
 私はそっと包みを解き、箱を取り出した。それは綺麗な茶色の紙でできた箱で、そこを開くと中にはチョコレートケーキが入っていた。とても綺麗にできていて、その上には彼の名前が書かれていた。
 私はそれを見て、自分の心の中で何かが変わったような気がした。包みを解き、そのチョコレートケーキをコーヒーのスプーンで掬った。ケーキの生地はふんわりと柔らかく、チョコレートの味が濃く口の中一杯に広がり、彼女が試行錯誤してこの日の為に準備をしてきたのだとすぐにわかった。
 ケーキの上の方にはクリームがたくさん乗っていて、スプーンで掬うととても甘く、美味しかった。私がケーキを味わっていると、程なくしてその男が再びテラスへと入ってきた。
 彼は満面の笑顔を浮かべて、すべての煩わしいことから解放されたような、晴れ晴れとした様子を見せていた。大股でこちらへと近づいてくると、私の向かいの席に座った。
 男は大きく笑い声を上げて肩を揺らせていたが、すぐに私の手を握って微笑んだ。
「なんとかうまくいったぞ。別れ話を持ちかけて、トラブルになるかと冷や冷やしたが、案外すぐにあきらめてくれて良かった。もしもの為に、お前に待機してもらっていたが、説明する手間が省けて上出来だった」
 男は私の手をゆっくりと撫でて、満足そうにうなずいている。私は彼の顔をじっと見つめながら、次に何を言うべきかを考えた。
 私がここにいた理由……それは、彼が別れ話を彼女に持ちかけて喧嘩になった時、他に好きな人ができたのだ、と私を紹介させて引き下がらせようとしたからだ。私が先程からかつてないほどに葛藤に苛まれていたのは、こうしたトラブルを想定してのことだった。
 だが、すべてはもう終わったのだ。
「これで、晴れて俺とお前は結ばれるんだ。……愛しているよ」
 男はそう言って私へねっとりとした熱い視線を向け、白い歯を見せて笑った。私は彼の顔をしばらく無表情で見つめていたが、ふと手元にあるそのチョコレートケーキを指差した。
「これ、先程彼女があなたにあげようとしていたものなんだけど、食べてみる?」
 私がそう言って首を傾げると、男は一瞬きょとんとした顔を浮かべて、何のことを言われているのかわからないみたいだった。だが、すぐに大声で笑い始めた。
「ああ、今日はバレンタインだからね。そんなことより、これからのことを話そうか」
「このケーキ、すごく丁寧に作られてて、ソースなんかも全て手作りみたいだよ。カステラの生地もふんわりとして、すごく美味しいの」
 私がそう言うと、彼は少しだけむっとした顔をして、私の手を強く握ってきた。指を絡ませて顔を近づけてくると、どこか頬を上気させて興奮したように語った。
「これからはもうお前とずっと一緒に好きなことをしていられるんだ。どうだ、嬉しいだろ?」
 私がそっと微笑み、彼の顎を指でなぞると、「顔、近づけてくれる?」とつぶやいた。「私、あなたにしてあげたいことがあるの」
 私がそうつぶやくと、彼はどこか熱に浮かされたような顔をして何度もうなずき、その首を伸ばして鼻先を近づけてきた。私はそっとその顔へと唇を寄せていき、そして――。
 チョコレートケーキを思い切り、その顔に叩き付けた。
 箱からケーキを手掴みで抜き取り、それを軽く振りかぶって、彼の顔へ押し当てたのだ。その動きがとても長く感じられたが、私はスローモーションで自分の挙動を確認しながら、冷めた目でその事実を観察しているだけだった。
 なんだ、こんなものか、とただただ呆れるような気持ちが心に浮かんでくる。
 男が顔にケーキを張り付かせたまま、背後へと倒れていった。私はそれをただただ客観的な目で見つめていた。
 やがて彼が地面へと倒れると、私はそっと席を立った。
「……じゃあね」
 私は地べたで横になっている彼を見つめ、そう言った。そして小さく手を振り、そのテラスを後にした。最後に一瞬だけ彼の方へと振り返り、馬鹿、と小さくつぶやいた。
 たくさんの人々で賑わっているその店内を抜けて、レジにいたウェイトレスに伝票と紙幣を突きつけると、私はすぐに店の外へと走り出た。
 アーケードを見渡して彼女の姿を探したが、そのほっそりと長い背中が見えた気がした。気付けば私はヒールのまま、走り出していた。スカートが捲れることも気にせず、両手を振って全力で走り続けた。
 繁華街を歩く人々の間を無我夢中で抜けて、周囲の訝しげな視線も受け流し、彼女の元へと向かった。そのふらふらとおぼつかない足取りで歩いている女性の姿が見えると、私は大きな声で「待って!」と叫んだ。「待って、日暮さん!」
 私のその呼び声が冬の夕暮れの空へと昇っていき、辺りに満ちていた悲しみの結晶を小さな粉雪へと変えた。
 女性がゆっくりと振り返った。その瞳は潤んでいたが、失恋の悲しみよりも、突然現れたその女性に気付いた驚きの方が満ちていた。
 私は彼女の戸惑うような様子も全く気に留めず、ただ彼女の目の前まで歩み寄ると、息を切らせながらその憂いの満ちた美しい顔をじっと見つめた。
 ふっと微笑んで、鞄からその一つの包みを取り出した。
「これ……受け取ってください」
 私は彼女へと差し出し、彼女の手にそれをつかませた。女性は自分の状況がよくわからず目を瞬かせていたが、私の顔を見つめてはっとし、「先程の人ですか」とつぶやいた。「あの、これは……」
 私は心からの笑顔を彼女へと向けて、うなずいてみせた。
「私も、本当はこのチョコレートを好きな人にあげる予定だったんですが、もうその気持ちもなくなってしまったんです。あなたに受け取ってもらいたいんですが……」
 私がそう言うと、彼女は目を見開き、私の顔とその包みを交互に見つめていたが、やがてふっと吹き出し、うなずいてみせた。
「ありがとうございます。……いただきますね」
 彼女はそう言って受け取ると、包みを開いて箱からその手作りのチョコレートを取り出した。パクリとかぶりつき、小気味良い音を立てながら食べ始める。
「すごく美味しいです。とても愛が詰まってますね」
 そう言った彼女の声は、涙で濡れていた。彼女は顔をぐちゃぐちゃにしながらも、懸命に笑ってそれを食べ続ける。私は彼女のそんな姿を見ながら、自分も目に熱いものがこみ上げてくるのを感じた。そっと彼女の手を叩き、言った。
「チョコレートケーキ、すごく美味しかったです」
 そうつぶやくと、私は彼女に頭を下げて歩き出した。
 ゆっくりと彼女から遠ざかりながら、私はどこか憑き物が落ちたような、そんな晴れ晴れとした気持ちを抱いていた。やはり迷いがあるということは、自分には選ぶべきでない道だったのだ。
 ファウストにも、こんな一節がある。
『あの人、私のあれだけの実意も愛も、  夜昼なしの苦労もすっかり忘れたんだわ』
 全く、あの男を言い表したような言葉だ、と思った。私は道の先で輝いている夕陽を見つめながら、涙を粉雪に変えて微笑むのだった。




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岩波文庫『ファウスト』ゲーテ著・相良守峯訳 から一部引用しています。
2014-02-20 19:22:28公開 / 作者:遥 彼方
■この作品の著作権は遥 彼方さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
バレンタインの日、何か小説を書きたいと思い立ち、短編を書いてみました。今までとは少し書き方を変えようと取り組んでみた作品です。バレンタイン当日から大分遅くなってしまったのですが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。色々と至らないところがあるかと思いますが、そういった皆様のご感想・アドバイスをお待ちしています。
この作品に対する感想 - 昇順
こんにちは!作品読ませていただきました。
こういう季節ネタ、私も一度は書いてみたいものです。いい意味でとても今風なお話だなと思いました。どんな展開になるんだろう?と、先を読ませない展開にはらはらどきどきしながら読みすすめ、チョコレートケーキをぶつけるシーンに来たとき、主人公の男前な行動にびっくりして思わず笑ってしまいました(笑うところじゃなかったらすみません)。「私のその呼び声が冬の夕暮れの空へと昇っていき、辺りに満ちていた悲しみの結晶を小さな粉雪へと変えた。」この一文がとても素敵だと思います。
思ったことを少しだけ。次々と変わる展開に若干ついていけないというか、おいてけぼりになってしまった気分になってしまったところが多々ありました。もう少しゆっくりとしたテンポで、枚数を増やして書かれるとなお良いのではないかと思います。それと、主人公と日暮さんがどちらもチョコレートケーキを作っていたというのは意図的にそうされたのでしょうか?私は、お互い別のものを作ったという設定の方がまぎらわしくないのではないかと思いました。重箱の隅をつつくようですみません。
冒頭で主人公が『ファウスト』を読むシーンに、彼方さんの変わらない本への愛情のようなものを感じた気がします。久しぶりに作品が読めて嬉しかったです。次回作も期待しています!
2014-02-21 13:46:16【☆☆☆☆☆】木の葉のぶ
 木の葉のぶ様、ご無沙汰してます! また感想をいただき、ありがとうございます! 書こうと思ったのがバレンタイン当日のことで、結局掲載したのが随分後のことになってしまい、季節外れになってしまっていると思います(汗)
 感想に書いていただいたその一文が気に入ってもらえたようで、とても嬉しいです。自分でも何か特徴的な文が書きたいと思って入れてみたので、そうした感想がとても励みになります。
 展開が早すぎてついていけないというご指摘をいただき、読み返してみると、突然話が切り替わっていたりして、確かに色々と読みにくい部分が多くあったと思います。アドバイス、とても参考になりました。じっくりと一つのシーンを書いていくということは、前にも指摘をいただいたことがあるので、今後気を付けていきたいと思います。
 チョコレートケーキの件ですが、そこのところが紛らわしく読者に伝わってしまうようになっていたのだと思います。『私』が作ってきたのは実は普通のチョコレートだったのですが、最後の方でどちらのセリフなのかわからなくなっていたと思うので、そこのところ、もう少しわかりやすく描写するべきだったと思います。
 『ファウスト』は今読んでいる本なのですが、とても面白くて是非自分の作品にも記述を入れてみたいと思いました(笑)
 それでは、丁寧なご指摘・アドバイス、ありがとうございました。次回作もよろしくお願いします。そちらにもまた遊びに行かせていただきたいと思います! ではでは〜。
2014-02-27 19:08:45【☆☆☆☆☆】遥 彼方
チョコレートケーキの件、ごめんなさい、私が読み間違えてました……ちゃんとチョコレートって書いてありますね。すみませんでした!
2014-02-27 22:43:20【☆☆☆☆☆】木の葉のぶ
木の葉のぶ様
いえいえ、感想をいただけるだけでもとても励みになるので、本当にありがとうございました! またよろしくお願いします!
2014-03-01 15:12:32【☆☆☆☆☆】遥 彼方
 こんにちは。
 中盤からは「私」がぐっと前面に出てきて、おお意外な展開……と楽しく読ませていただきました。おもしろかったです。ただそうですね、男からみるとこの元カレはちょっと典型的(テンプレ)すぎるといいますか……その分、変な滑稽さが生まれてしまっていたように思います。ただし彼女も投げつけちゃってるわけですし、そういう効果を狙ったものなのかなあ、とも感じました。
 バレンタインの女性讃歌、とてもおもしろい発想だなあと思います。ファウストでは確か少女がひどい目にあわされてますから、こちらでは女性の逆襲、といったところでしょうか。
2014-03-09 01:12:14【☆☆☆☆☆】ゆうら 佑
ゆうら 佑様
返信が大幅に遅くなってしまい、申し訳ございませんでした。そして、感想・アドバイスをいただき、ありがとうございます。毎回感想をいただいて、本当に励みになります!
少しでも何か心に響くものがあったのなら、とても嬉しいです。元カレに関しては、おっしゃる通り、なんか笑ってしまうようなキャラになってしまっていたので、少しキャラの描写がやりすぎたかな、と思っています。
ファウストは今読んでいる本なのですが、気に入ってしまって、それで小説に取り入れたいな、と思ってこうした形となりました。
ご感想、ありがとうございました。次回作や連載更新の際には、お時間がありましたら、またお読みいただけると嬉しいです。本当にありがとうございました!
2014-03-19 21:10:42【☆☆☆☆☆】遥 彼方
[簡易感想]描写が多すぎる気がします。
2014-05-30 09:04:27【☆☆☆☆☆】Fabiana
計:0点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。