『30秒の奇跡(ショートショート)』作者:TAKE / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
ものすごく短い作品です。
全角192.5文字
容量385 bytes
原稿用紙約0.48枚
 ニューヨークのユニオン・スクエアを歩いている時だった。

 前から来た女性が、驚いた顔をしてこちらを見た。そして小走りで駆け寄ってくると、彼女と同じように驚いた顔をした僕に言った。
「Where did you buy it!?」
 何の事か分からず問い返すと、彼女は僕の胸のあたりを指差した。

 この日着ていた、日本の百貨店で買ったTシャツに目を落とすと、彼女のモノクロ写真がそこにあった。
2012-10-28 23:56:23公開 / 作者:TAKE
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この作品に対する感想 - 昇順
いいですねー 変な夢を見ているかのようでした…ここから広がっていくのですよね
しかし広がっていくと思わせておいて、そこで終わるところに短編の趣を感じます
ただ女性が美人である必要が感じられないのと、「彼女と同じぐらい驚いた顔をした僕に言った」の一文、読みづらく、改良の余地があるように思いました。

恐れながら申し上げますと、didの後は動詞の原型が来るように思います。もし有意であえてboughtとしているなら、この小説自体のひとつのギミックになっているのでしょうが、そこから考えても一体どうなっているのか僕は気づかなかったので意味があるならば教えていただきたいです。
あと、できればこの小説自体についても解説をお願いしたいです。わからなかったので。

色々とまじめに考察している僕は馬鹿なのでしょうか
それでは失礼しますー
2012-10-27 18:21:45【☆☆☆☆☆】水山 虎
水山 虎さん>感想ありがとうございます。
散文詩的なものになってしまいましたが、楽しんで頂けたようで何よりです。

ご指摘頂いた点については仰る通りの事と思います。何点かの改良を加えさせて頂きます。
また英文については、単純の僕のミスです。訂正させて頂きます。
2012-10-28 23:52:31【☆☆☆☆☆】TAKE
水山 虎さん> 小説についての説明をしていませんでした。
 街中でよく見かける、女性のフォトプリントが入っているTシャツがありますが、何気なく目にしているそのモデルは当然実在している人であり、それぞれの人生があります。
何気ない日常の中で、一見関係がない人々の人生が交差する小さな奇跡を、Tシャツにプリントされたモデルというキーワードを使ってシンプルに描いてみようと思い立ち、約2分で描いたのがこの作品です。
2012-10-29 00:06:53【☆☆☆☆☆】TAKE
シンプルな文ですが深みを感じます

このあと二人がどうなるのかきになりますね
2012-11-08 02:25:16【☆☆☆☆☆】なるみ
計:0点
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