『貴方は太陽 私は月 第三章 いきなりな出会い』作者:冬簾 / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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            「第三章 いきなりな出会い 」
〜それは、旅の途中リリム達が立ち寄った街でいきなりな出会いがあった〜

  リリム、ヒカリア、トランスの3人が旅を初めてまだ1日昨日の晩は、大きな木の下で野宿をした。今日は、とりあえず宿に泊まろうと言うことで食料調達ついでに次の街の宿屋に泊まることにした。
 「あっ見えた!あれだよね!」
とリリムがはしゃぐ。
「商業の街デンファレ結構でかいな。」
間をトランスが挟む。
「こんばんは、この街の宿屋で泊まるんだよね!」
「あぁそうだ。」
「今日は、布団で寝れる!良かったねカスティラ。」
ニャ〜
「なんか嫌な予感するけどなぁ。」
ヒカリアが言う。その予感は、後に当たる事になる。
「まず宿に荷物おいてそれから買い物に行こうか。」
「いいねぇ、そうしよう!」
「でもなんか嫌な予感が…」
なおもヒカリアは、続ける。

 そして宿について荷物を置き買い物に行くことにした。
「じゃあ行こうか!」
「お金は、持った?トランス。」
「あぁ持ったよ、ヒカリア。」
と会話が弾んでいる。
「あぁ嫌な予感がするけどな。」
「まだ言ってるの?大丈夫だって。」
そんな話が弾みながら商店街にたどり着いた。

 「香辛料買った?」
「さっき買ったよ。」
「地図は?」
「まだだから後で買おう。」
「水は、どうするんだい?トランス。」
「水は、汲めるだけ汲んで持っていくよ。」
 「よしこれで全部だ。」
ごちゃごちゃと話が弾みながらも買い物は、終わり。ヒカリアの不安予言は、当たらないと思っていた二人は、そのまま安静に宿に帰れると思っていた。
 「待て!食い逃げだ!」
と声がする。
「騒がしいな。」
トランスが言う、するといきなり前から人が飛び込んできた。そしてリリムに衝突し二人は、まともに転ける。
「たたたた…」
見ればリリムの胸元には、女の子が居た。見る限り14歳ぐらいである。
「見つけたぞ。」
先程の声の人である。
「金を払って貰う。」
すると女の子は、立ち上がり。
「この人が払ってくれます。」
「はぁ?」
「よしわかった、おい。」
「はい?」
「30Xだ。」
Xとは、お金の単位である。ちなみにエクスと読む。
「は、はい。」
仕方なく30Xを支払った、そしてその店の人は、去っていった。
 「ごめんなさい!この借りは、いつか返します。見る限り旅をしているように見えますがお供させてください!」
「そんなに言うなら。」
とヒカリアが挟む。
「って!あんた家は、大丈夫なの!」
「親は、小さい頃亡くなったわ。」
「あっごめん…」
「いいよ別に、覚えてないんだしさ。」
「で本当に付いてくるんだな?」
トランスが聞く。
「はい。借りは、返しますから。」
「じゃあ明日の朝9時にデンファレ一の宿屋。わかるな?そこに来い。来なければ放っていく。」
「わかりました。」
と言い去っていった。

〜そして次の日。彼女は、確かに来たそして旅の仲間が増えこれからの旅路のお供をすることになった〜
2003-12-10 22:55:03公開 / 作者:冬簾
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■作者からのメッセージ
お久しぶりです!しばらく間が空いて文章の書き方が前回と異なりますがその分私は、成長したと思います 
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