『愛故に壊れてく』作者:レシア / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
好きなんだよ、本当に。君に愛を伝えたくて、しょうがないの。愛しい君への愛のメッセージ。
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原稿用紙約1.68枚
 恋に落ちたのは、ほんの一瞬で。
 君を知るたび、もっともっと好きになってく。
 ねぇ、期待させないでよ…。
 じゃないと、もっと好きになっちゃうから…。

 中学校の卒業式。
 皆、それぞれの道を見据え歩いていくための分岐点。

「ねぇ、さつき? 気持ちを伝えなくても、いいの?」
「だって、もう卒業だし…連絡先も知らないし」
 あたしはそう、何気なく呟いた。
「じゃあ、聞いてあげよっか?」
「…え!? い、いいよ! 断られるのは目に見えてるし!」
「あ、教えてもいいって!」
 友人、加奈子は聞く耳もたずで、もう相手に連絡をしていた。
「…え、ほんとに?」
「ほんとほんと、ほら、送るから赤外線準備して?」
「え、と…あ、うん!」

 正直、断られると思っていたし、びっくりした。
 …でも、貴方には彼女がいるんでしょう?
 あたしと同じ名前のさつきちゃん。
 だから、期待なんかしちゃだめなんだ。

 胸が、チクリと痛んだ。
 でも、その内に秘めたほんの少しの淡い期待。
 それに葛藤していると…。

「ほら、上月にメールしなよ」
「え、なんで?」
 あたしが首を傾げていると、加奈子は呆れたという風に目を眇めた。
「上月は、さつきのメアド知らないんだよ? だから登録してもらわないと」
「あ、そっか…」
 あたしは携帯をぱちりと開き、内容を打ちはじめた。
「これで、よしと」
 自分の名前と登録をお願いする旨を伝え、携帯を再び閉じた。
「うぅー、緊張するよー」
2011-03-10 19:40:23公開 / 作者:レシア
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■作者からのメッセージ
これは、私の実体験を元にした話です。
しかも、割と最近のお話。

勝手に期待しちゃうんですよね、恋愛って。
そしてことごとく玉砕するというかなんというか;

この作品はまだ未完成なので、気長にお待ち頂けますと、
幸いに御座います。
この作品に対する感想 - 昇順
 レシアさん、こんばんは。
 気長に、とおっしゃられているところ、気短かで大変申し訳ないのですけども、連続投稿物は一回五枚以上で投稿となっています。他にも問題があると思いますので、まずは利用規約を一読されることをおすすめします。あと、市販されている小説を(ケータイ小説じゃないですよ)色々読んでみて、どこが違うのか考えてみてくださいね。(少なくとも、ワンフレーズごとに改行しているようなものは無いと思います)
2011-03-10 20:00:06【☆☆☆☆☆】天野橋立
おー、ドキドキする展開だね。実体験なんて、わくわくしちゃうよ。
期待できるのは、ある程度自信があるからですよ。微塵も自信がなければ期待すらしない。
このお話が凄く続き気になるので、がんばって完成させてね!
2011-03-12 11:30:13【☆☆☆☆☆】毒舌ウインナー
計:0点
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