『喧嘩の多い芸人コンビ』作者:Melody / RfB/΂ - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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原稿用紙約5.96枚




*-喧嘩の多い芸人コンビ-*





主人公:山田・貴広〔TakahiroYamada〕

相方:三笠・貴文〔TakahumiMikasa〕












僕は山田・貴広。


お笑いライブを見に行ってから、お笑い芸人に憧れている。



そして、ある日の事。


芸人になるために、オーディションを受けた。


オーディションの先生は「佐崎・勝己」〔KathumiShiba〕っていうらしい。


かなり若い人って噂だ。


オーディションに受かるかなぁ。





ガチャ。



うっわー。


すっごい広い〜!


へぇー、オーディション会場(?)ってこんなに広い所だったんだなぁ。





勝己「えー。今からオーディションを始めます。誰かとコンビを組んでください。ピンを目指してる人は1人で」


え!?待って!ネタはどうすんだよっ!?何も考えてきてねーし!


勝己「ネタを考える時間は約20分です。部屋を用意しているので、そこで練習してください。」


ふーん、そうだったのかぁ。吃驚した〜。



誰とコンビ組もうかなぁ〜。ピンは嫌だしなぁ。













結局、1人で残っちまったよぉ。ピンで行くしかないのかなぁ。




勝己「あ、No,203とNo,302は、コンビになってくださいっ。No.203はコンビ志望で、No.302もコンビ志望ですから」





俺だけじゃなかった〜!



しかし、不安。


ちゃんとネタが出来れば良いんだけど。





ガチャ。




貴広「初めましてー。山田・貴広って言います。宜しくお願いします」




貴文「あ、初めまして。三笠・貴文って言います。こちらこそ宜しくお願いします」




貴広「えーと。じゃあ、ネタを決めましょうか!」




貴文「そーですね。じゃあ、タイトルを決めて、タイトルにそってネタを決めましょうか」




貴広「じゃ、決めしましょうか!」








長い沈黙が続く。









貴文「あ、じゃあ『喧嘩』をテーマにしてみてはどうでしょう。在り来りですけど。」




貴広「それで行きましょう!在り来りだけど、それでいて面白いっ!」








勝己「皆さん!決まりましたか?それではネタを発表してください。」






え!?もう、20分も経ったん!?

スッゲーナ!時間とは恐ろしい。





もう、アドリブで続けるしかねぇよ!


どうにかして、相方を怒らせてホンマの喧嘩せんとアカンなぁ。



あっ、そうや!





貴広「あーあ。長い沈黙が続いたせいだなぁ。」


こうやって喧嘩を起こせば相手も。


貴文「長い沈黙が続いたのは誰のせいだと思ってるんだ!」



上手く行った〜!怒りやすい性格なんだな。

このまま舞台に上がれば〜!夢も現実に^v^



勝己「それでは最初にNo,203とNo,302から、お願いします。」



貴広「ショートコント、『喧嘩』」






貴広「あーぁ。仕事疲れたなぁ〜!長い沈黙が続いたのも誰かさんのせい」



貴文「だいたい、御前が『じゃあ、決めましょうか!』とか言いながら考えなかったのが悪いんじゃないのか!?」



貴広「あ〜ぁ。こんな事で喧嘩するとか君はまだ子供かね?」



貴文「御前が中々決めてくれないで悩んでたから、俺が助けてやったんじゃないか」



誰もアドリブとは気付いてない。


仕事終わりのコントだと思っている。



貴広「じゃあさ、ジャンケンで決めようゼ!」



貴文「はい?」



{笑}



笑いが起こってる。アドリブって続くモンなんだなぁ。




2人「ジャンケン、ホイ!」



2人「アイコでショ!」



2人「アイコでショ!」



2人「ショッ!」



2人「ショッ!」



貴広「勝った〜!」



貴文「何で喧嘩してたんだっけ?」



貴広「ジャンケンの意味ねぇジャンケン!」



スベった。絶対スベったよナ!




{笑}



スベった勢いで笑ってもらえた〜!



貴広「どうも、有難う御座いました〜!」



勝己「有難う御座いました。」



勝己「じゃあ、次は」





他の皆の芸もおもろいなぁ。

つーか、俺のアドリブ芸って全然おもんなかった様な気が。











勝己「これで、オーディションは終了です。お疲れさまでした〜!」




皆「お疲れさまでした〜!」




貴文「ありがとうな」




貴広「はい?」




貴文「喧嘩コント、アドリブで続けてくれたからさ。」




貴広「あ、どうもです。お疲れさまでした〜」




貴文「タメOK。でも、やさしめに」




貴広「OK!」




将来は貴文(勝手に呼捨て)とコンビ組みたいなぁ。




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2009-04-19 13:16:45公開 / 作者:Melody
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この作品に対する感想 - 昇順
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これは小説ではありません。
2009-04-20 10:42:18【☆☆☆☆☆】枝
[簡易感想]まだわからないので、続きに期待します。
2013-08-28 13:53:50【☆☆☆☆☆】Kara
計:0点
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