- 『笑顔の宝 ホントの宝 四話』作者:悠里 / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
- 全角1114.5文字あれからどれだけ時間が経っただろう……?
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もう、二時間も三時間も経ったように感じる。
……返事が怖い……
「〜♪♪」
お兄ちゃんからのメール。
私にとって、お兄ちゃんは特別な存在。
だから他のヒトとは音楽も、バイブも変えている。
手が震える。
……怖い。
怖くてどれだけかメールを見れなかった。
震える手でボタンを押した。
先ほどのメールが届いた時間から、たったの二分しか経っていなかった。
『どうしたの?』
その一言が書かれていただけ。
フッと力が抜ける―――――。
『んんん、もう気にしないで』
そう送った。
なんでかな。悲しかった。
母さんが私をおいて出て行ったとき以上に……切なくて、悲しかった。
『気になるよ……。柚華、なんか悲しそうだよ?』
お兄ちゃんからの優しいメールに涙が出てきた。
友人にも言われた事がない。
―――上の空―――
それなら言われたことはあったけど。
―――悲しそうだよ?―――
嬉しかった。
嬉しくて、嬉しくて。
何分ぐらい泣いてたのかな? またお兄ちゃんからメールが来た。
『柚華、聞いて。俺さ、柚華のこと、世界で一番愛してるよ。
ウソじゃない。世界で一番……ね。 これは事実であって、真実だよ』
涙で霞む画面を見ながら、何度も頷いていた。
『ありがとう、お兄ちゃん……』
震える手で、一生懸命打った字。
ちゃんと届いたかな……? 私の気持ち……。
『柚華に言っときたい言葉♪
君の為に全てを失っても、全ての為に君を失いたくない。
君を失ったとき、俺は全てを失う―――――』
今度は笑顔がこぼれた。
今までにない嬉しさ。
今までにない喜び。
最高のプレゼントだよ……
『私もだよ、お兄ちゃん……♪』
今度は震えてないよ。
嬉しい気持ちでイッパイだよ。
ありがとうね、お兄ちゃん……。
『ずっと傍にいてね…?』
『お兄ちゃんこそね……??』
ねぇ、お兄ちゃん? 貴方が言った『愛してる』は、恋愛対象として?
それとも、妹として……??
んんん。どっちでもいいの。お兄ちゃんが私を愛してくれてるなら……それでいいの。嬉しいに変わりないから。
お兄ちゃん、私ね、お兄ちゃんなら信用できるよ。
お兄ちゃんなら……心からお話できるよ。
心開けるよ―――――
「〜♪♪」
そして、再びメールが届いた―――――
続く - 2003-11-30 14:23:25公開 / 作者:悠里
■この作品の著作権は悠里さんにあります。無断転載は禁止です。 - ■作者からのメッセージ
はい〜……(汗) 展開早すぎないかい!!?ゴルァ!! ……な、悠里です。
どんどん進んでいきますね〜……。
ここからどう進んでいくのでしょうか…私にも分かりません(コラ…)
皆様も、これからもご執筆頑張ってください☆
乱文失礼致しました☆
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返事がどうしたの?ですか・・・思ってたのとは全然違いました(ぇ
2003-11-30 18:30:20【★★★★☆】はるか少々連続投稿気味なので、もう少し長くなるように練ってから、そして自分で何度も読み直してみてください。上手くなる近道だと思います。たとえ趣味であろうと、上達するに越した事はありません。管理人でもないのに偉そうなことを言いました、すいません。お話は楽しく読ませてもらってるので。2003-11-30 20:30:12【☆☆☆☆☆】Be計:4点
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