拝読しました。読んでいる間中始終ニヤニヤニタニタして気持ち悪いことこの上ない人間になっておりました。成層圏の蒼とブラの蒼が良い具合でありました。良いなぁ蒼いブラ。オチは見事に騙されました。もしかしたらそれは私が一部の嗜好を持った人間だからかもしれませんが、大いに爆笑させていただきました。良いな。ブラ。あと、色の名前をよく調べられていた凄いな、と。いやはや面白かったです。ブラの持つ別の一面を見せてもらった気がします。変な感想で済みませんでした。
2006-03-26 22:27:36【☆☆☆☆☆】水芭蕉猫
こんばんは、座席です。
どこの爽やか少年かと思いきや、若さ故の過ちだとか微妙な年頃の揺れる心だとかボクっこだとか実にさわやかな作品でした。雰囲気にほんわかな暖色があって良いと思います。(まあ確かに小説等創作物故の独特な設定ではありますが)オチが主人公の過ちの緩和にもなっていたと思います。さわやかなまま終わったのですっきりとした読後感がありました。次回作も期待しています。
2006-03-26 23:11:51【☆☆☆☆☆】座席
読ませて頂きました。オチが「え!?」というもので、ちょっとビックリしました。内容がとてもまとまっていたし、読みやすくて良かったです。後味もすっきりしていて面白かったです。次回作も楽しみにしています!! 失礼しました。
2006-03-26 23:24:25【☆☆☆☆☆】聖藤斗
拝読させていただきました。あ、やばい。にやにやが止まらない。色彩の表現の細かさや、全体の雰囲気の柔らかさ。少年だと思っていたけれど、ボクが一人称の女の子というオチも予想してませんでした。いやはや、堪能するところがたくさんあって、大満足で御座います。ええ、ものすごく些細な事では在るのですが、『あのブラをボクのもにのに』の部分は、『ボクのものに』でしょうか?素晴らしかったです。それでは次回作をお待ちしております。
2006-03-26 23:37:02【☆☆☆☆☆】渡来人
読ませて頂きました。面白かったです。ただ、全体の流れと落ちがアンバランスかなと。成層圏への憧れ、下着泥棒への転換が異常であるため最後が弱くて安定感が無い。しかし成層圏からブラへの移行は突飛なのに巧い具合に読まされて終始ニヤ付いてました。何より幼き頃から宇宙に浮かぶ地球の青に心を奪われていた私には、宇宙を諦めた、あの下りは堪りませんでした。ああ、月から地球を眺めたい。特に青への強い憧れ、堪能させて頂きました。ではまた、ゲドで。
2006-03-26 23:40:11【★★★★☆】ミノタウロス
なんだか、書きながら苦笑いしている甘木さんの顔が浮かんできました。
2006-03-26 23:58:23【☆☆☆☆☆】clown-crown
読ませて頂きました。いやはやなんとも…。始終爽やかで終わると思いきや蒼いブラですか。久し振りに文で笑わせて頂きました。有難う御座います。展開が突飛なのに気付けば読んでいて、ああ、やっぱり私の性癖の問題か。色の名前などよく調べられていて凄いと思う傍ら、どんな色か分からないのでイメージを喚起し難かったです。私は。それでは又機会があれば読ませて頂きます。ありがとうございました(?
2006-03-27 01:26:53【☆☆☆☆☆】蘇芳
お久しぶりです、読ませていただきました。なんか壮大なお話かと思いきや、どんどん身近に降りてきて最後は下着ドロって。しかもボクって言いながら女の子!胸のサイズが足りないのを成層圏までの距離と結びつけるのは(気持ちはわからんでもないですが)、せっかくなのでもうひとひねりあったらさらにストンと気持ちよく落ちたかなとは思います。でも、甘木さん節だなぁと楽しく読めました。
んが。この子、色の名前とか詳しすぎじゃないでしょうか。何もそんなに挙げる必要はなかったかと。甘木さんの博識っぷりは以前から存じ上げておりますが、高校生でしかも女の子がとっさにこれだけコアな色の名前をだーーーっと挙げ連ねる……というのは、文字にするとものすごく浮いて見えます。この部分、書き手である甘木さんが思いっきり出てきちゃってます。たまたま色の名前に詳しい子もいるかとは思いますが、わざわざ振り仮名をふらなきゃ読めないような名前なら、〜のような色、〜みたいな色、程度に抑えておいたほうが、主人公の子の性格も引き立ったのではないかなぁなんて愚見を述べさせていただきますね。ひとさまの下着見て、成層圏の色だーって言って盗んでくるくらい特殊なな感性持った子に、難読固有名詞の羅列はあんまりかと。
ではでは、次回作も頑張ってくださいませ。
2006-03-27 01:39:44【☆☆☆☆☆】有栖川
拝読させていただきました。前半は…今回は『色』をテーマにした物語かな? と思いきや、中盤…あれぇ、ゲドウ戦記の番外編!? そして、ラストの叙述オチ。無難に楽しめました。
2006-03-27 10:51:12【☆☆☆☆☆】九宝七音
拝読させていただきました。時貞です。うーむ、ここまで壮大(?)な動機を持った下着泥棒がかつて存在しただろうか(笑)前半の叙情的な文章と中盤からの物語のギャップに思わずのけぞりました。やはり甘木様のコメディは読みやすい。手に汗握るブラジャー奪取の冒険をニヤニヤしながら読み進み、「一刻も早くブラをつけたい」で爆笑してしまいました。このまま素直にお笑い系で終わるのかと思いきや、ラストに叙述トリック的なオチを持ってくるという。この辺りが僕的にポイントでした。素直に面白かったです。それでは、【ゲドセン】の更新並びに次回作をお待ち申し上げます。
2006-03-27 14:10:19【★★★★☆】時貞
私も、この主人公のやや舌足らずな幼さと、文学的色彩言語に少々違和感を覚えました。成層圏とブラ、少年と見せて実は少女オチ、Aカップオチ、そんな多層的趣向も、やはり違和感が勝ってしまい、むしろ徹底的文学少女(なぜか成層圏フェチ)がやむにやまれずマンションをよじ登っていく構図にまとめても、Aカップオチを含めて、大いに感慨深い短編となりそうな……。
2006-03-28 02:08:26【☆☆☆☆☆】バニラダヌキ
……お、おおっ……――以上。いや本当、それ以外に台詞が思い浮かばないんですよ。途中から一気に壊れたこの物語、何かもう訳のわからない内に爆笑していた自分がいる。確かに天文から一気に変な方向に流れて行くこと、加えてラストのオチへと変化する違和感はあるにはありますが、そんなものをすべて吹っ飛ばして、「よくもまあこんな話を書けるものだ」と、いや書けてもそれを投稿するその度胸に絶大なる拍手を捧げたく思います。さすが甘木ワールドである、もう何でもありだ(笑
2006-03-28 16:05:33【☆☆☆☆☆】神夜
電車に乗っていた時、唐突に脳裏に浮かんだ「蒼いブラジャー」の単語から思いついた作品。私なりに色々な試みをした作品だったので、皆様からの意見・感想を聞けたのがなにより嬉しかったです。
>水芭蕉猫さん、ありがとうございます。男の私にとってブラジャーは必要のないものだから、非日常のものなんです。それ故、強引なこじつけで色々と作品を遊べた感じがしています。にやついていただけたら大成功です。その感想に素直に喜んでいます。この作品は水芭蕉さんから色々なアドバイスをいただいたから完成した作品です。本当に感謝しています。
>座席さん、ありがとうございます。現実の下着泥棒の生臭さを描きたくなかったので、爽やかの言葉は本当に嬉しいです。色々と設定的な無理もあったと思いますが、爽やかさが余韻として残ったのなら書き手冥利に尽きます。この作品は短いわりにやたらと苦しんだ作品なので、不快感を与えず終われたことが知れて嬉しいです。
>聖藤斗さん、ありがとうございます。ラストで「えっ」と思ってくれましたか。嬉しいなぁ。ラストを色々考え、何度も書き換えた作品なので、その御言葉はしてやったりと、これを書いている今も嬉々としてしています。
>渡来人さん、ありがとうございます。楽しんでいただけましたでしょうか。読んだ方に堪能していただけたのなら、もう嬉しくて嬉しくてブラの話しだけにEカップがみっちり埋まりそうなぐらい感謝の気持ちでいっぱいです。また、御指摘ありがとうございます。早速直させていただきます。
>ミノタウロスさん、ありがとうございます。この作品短いくせにやたらと詰まって、何度も書き直したりしたものですから、文章のリズムがチグハグになってしまっていたかもしれません。この辺りは今後の課題ですね。御指摘の真摯に受け止め、できる限りの努力をしていきます。宇宙の蒼への憧れが伝わったとしたら嬉しいです。私も宇宙が好きなので力が入りすぎていないかな、と言う不安もあったものですから。
>clown-crownさん、ありがとうございます。滅相もないです。苦笑いところか苦悶の表情ですよ(笑。私は男で社会人です。その私が朝から晩まで一日中蒼いブラジャーのことを考えて悶々としているんですよ。他人が見たら笑い話、当人は苦悶。ま、これがコメディー書きの定めなんでしょうね。
>蘇芳さん、ありがとうございます。笑っていただけましたか。嬉しいです。読んだ後に「バカだぁ」と言っていただけたら本望ですから、本当に嬉しいです。色については、同じ表現を避けたくて色々出したのですが、同系色だしイメージしづらいですよね。もっとイメージしやすい表現の勉強します。
>有栖川さん、ありがとうございます。高い位置から低い位置へとだんだん物語を崩壊させていきたかったので、このような書き方になりました。そうか、ラストをもう少し切り口を変えた方がよかったですか。あんまり生臭いオチにしたくなかったから曖昧にしたのが裏目に出たようですね。もっと勉強します。色の表現は失敗だったかもしれませんね。「〜のような」「〜みたいな」を多用したくなかったので、色の名前だけで済ましてしまいましたが……浮いているなぁ。ここも反省材料とさせていただきます。
>九宝七音さん、ありがとうございます。ゲドウと系列は同じですよね。書いていて自分でも感じました。それ故ラストに苦しみ、叙述トリックで逃げてみました。それと読者の惑わせてみたいという、書き手の嫌らしい部分もあったんですよ。だから、「色」とか、「成層圏」とか、「ブラジャー」とか色々力点を変えてみました。
>時貞さん、ありがとうございます。その通りで、真面目な切り口から、だんだんと低俗なものへと作品の雰囲気を変え、ラストにひとひねり入れてみようという意図があったので、こんな感じになりました。下着泥棒という生臭い犯罪を、どれだけ笑いに持っていけるかと言う意図もあったので、楽しんでいただけたようでほっとしています。オチには本当に苦しみました。何度書き換えたか覚えていませんが、本当に書いてよかったと思っています。
>バニラダヌキさん、ありがとうございます。バニラダヌキさんし御指摘を受けるまで、そのような切り口に全然思い至りませんでした。うーん、失敗した。その切り口の方が面白そうです。そちらの方が、弱いこのオチでもオチのインパクトが生きてきたですね。御指摘をもらって嬉しいのと同時に、どうしてその切り口が浮かばなかったのかと自分自身に呆れています。機会を見つけて、その切り口で書いてみようと思っています。
>神夜さん、ありがとうございます。褒められているのだか、呆れられているのだか分からないなぁ(笑。いえ、どんな御言葉でも嬉しいです。なにせ、甘木は笑いをとってナンボの精神で作品を書いていますから、どのような笑いでも、読んだ方に笑っていただけたら最高に嬉しいです。力業と常識なしが甘木ワールドの本質です。これからも、何でも有りの精神で頑張る所存です。
皆様の貴重な御言葉、本当嬉しくて、モニターに向かって頭を下げています。皆様が貴重なお時間を割いてこの作品を読んで、感想をしていただいたことに改めて感謝致します。
2006-03-29 23:10:07【☆☆☆☆☆】甘木
こんばんは、甘木様。上野文です。
「成層圏の色」を拝読しました。
ひとは手に届かないものだからこそ、憧れるのかも知れません。
でも、犯罪(むしろ変態)に手を出しちゃダメでしょー。
入りとオチの落差がトリックじみて、可笑しく。
それを支える色のイメージというか、鮮烈な鮮やかさがとても楽しいコメディーだと思いました。
面白かったです♪
では、また。
2006-03-30 05:22:43【☆☆☆☆☆】上野文
>上野文さん、ありがとうございます。コメディは楽しいはずなのに、書いている最中は悶々と七転八倒していました。でも、可笑しいの御言葉をもらえただけで、書いた甲斐がありました。最近、色という物の表現に挑戦したいなと思っていたので、しつこく色を書いてみました。なかなか上手くいかないものですねぇ。少しでも色のイメージを鮮明にする勉強をしなきゃいけないとしみじみ感じました。貴重なお時間を割いて読んで下さったことに、成層圏への憧れ並みの強い感謝を捧げます。
2006-03-30 22:20:44【☆☆☆☆☆】甘木
こんばんは。非常に真摯な小説かと思い覚悟を決めて読みましたが、良い意味で期待を裏切られ非常に痛快でした。
犯罪までしてブラに固執するという発想は少々首をひねるところもありましたが、結末が非常にすっきりとしていて犯罪をしたという重い雰囲気が和らいでいるのは甘木様の腕のなせる業ですね。
では、失礼いたします。執筆頑張ってください。
2006-04-06 00:11:17【☆☆☆☆☆】鷹月
>鷹月さん、ありがとうございます。済みません、真摯な小説じゃないです。いや、下着泥棒と言うことに関しては真摯かもしれませんが(笑。下着泥棒を生臭くしたくなくって、やや曖昧に書いたのが弱かったですね。もっと下着に対する渇望をリアルに書いた方がよかったかなぁ……でも、下着泥棒なんかしたことがないから、リアルに書くのって難しいです。とにかく重い感じを与えなかったので、すっきりしていたという御言葉は嬉しいです。この作品で少しでもニヤリとしていただけたとしたら幸いです。改めて、読んでいただいてありがとうございます。
2006-04-06 22:21:07【☆☆☆☆☆】甘木
計:8点