『みっつの掌編』作者:時貞 / V[g*2 - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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原稿用紙約8.59枚

    1 「刃」

 どうやら眠り込んでいたらしい。
 首筋や腋の辺りに薄っすらと汗をかいている。濡れたシャツが肌に纏わりつき、気分が悪かった。
 軽く首を左右に動かしてみる。朦朧とした意識が徐々にはっきりとしてきた。仰向けの姿勢のまま、俺はまんじりともせず横にさせられているのであった。
 薄っすらと目を開ける。
 照明の灯りをまともに受け、その眩しさに俺は再び目を閉じた。しばらく強く目を瞑った後、先ほどよりもゆっくりと瞼を開いていく――。
 ぼんやりとした視界の中に、一人の男の姿が映る。男は実に冷静な目で俺を見下ろしていた。
 視線が合う。
 男は目じりを下げて、無理に笑顔を作ったように思えた。そしてゆっくりと、俺の顔に自分の顔を近づけてくる。かすかに感じる男の鼻息――。
 俺は正面を向いたまま、視線だけを動かす。
 天井から投げ掛けられる照明の灯りに照らされて、男が手に持つ鋭利な刃物が目に入った。俺は目を細める。再び全身が重くなり、猛烈な眠気が襲ってきた。
 男が動く気配を感じる。
 すると突然、男は俺の口元を濡れタオルで覆った。ムっとした熱気が鼻腔から入り込み、思わずむせ返りそうになる。それと同時に、全身を覆っていた猛烈な睡魔が去っていく。
 俺は大きく目を開いた。
 男は俺の頬にシェービングクリームを塗りたくりながら、マスクでくぐもった声でこう言った。
「お客さん。眉の下はお剃りしてもよろしいですか――?」
「はい、お願いします」



    2 「マリアがくる」

 はじめての一人旅だった。
 夢にまでみたアメリカ――俺は憧れのロスアンジェルスに降り立ち、レンタカーを借りて西海岸を南下する旅程を立てた。
 カリフォルニアの太陽が燦燦と降り注ぐ。俺の旅は順調だった。現地で買った古着のティーシャツを着込み、顔にピッタリ嵌まるサングラスを掛け、マロボロを咥えながらハンドルを握る――。気分はすっかりカリフォルニアの真っ青な空に染まっていた。
 気ままなドライブ旅行を楽しんでいた俺は、ある日、ハイウェイを走行中に激しい雷雨に見舞われた。暗雲が立ち込め、強い雨がボンネットを叩きつける。遠くで雷鳴が轟き、旧式のレンタカーの車体が揺れた。
 ワイパーがほとんど役に立たなくなったため、俺は慎重にハンドルを捌きながらハイウェイを降りると、雨雲から逃れるように車を走らせた。
 どのくらい走った頃であろうか。
 俺は小さな田舎町へと辿り着いていた。雨はすっかりあがったものの、暗く重い雲がハンモックのように立ち込めている。
 その町は、まるで人々に見捨てられたような、寂しい印象を抱かせる町であった。古い造りの民家がちらほらと点在するが、人の加配がまったく感じられない。俺は地図を広げて自分の居る位置を確認しようとしたが、闇雲に走ってきた所為か方向感覚がすっかり麻痺しており、この場所がどこなのかまったく見当がつかなかった。
 そろそろ日も落ちてくる時刻だ。こんなしけた町にいつまでもいたら、今夜の宿探しがたいへんだ。
 俺は早々に立ち去ろうとレンタカーのキーを回した――がしかし、いくら試してみてもエンジンが掛からない。
「まいったな」
 俺はレンタカーのボンネットを軽く拳で叩いた――。
 いくら試しても言うことを聞いてくれないレンタカーを諦め、とりあえず俺はこの町で一宿することに決めた。見渡す限りホテルらしき建物は見当たらない。気乗りしないが、数軒ある民家に直接交渉してみようと思う。まず泊めてくれる家などないだろうが、いくらかの金を渡せばもしかしたら何とかなるかもしれない。俺は駄目元で民家のドアを一軒一軒ノックして歩いた。

 予想通りの反応であった。
 誰もドアを開けてくれない家もあれば、顔だけ一瞬覗かせるが、そのまま怯えるようにドアの奥へと引っ込んでしまう家がほとんどだった。
「やっぱり駄目か……」
 俺は民泊を諦め、車の中で一夜を過ごすことに決めた。

 車のサイドウィンドウを叩く、コンコンという物音で目が覚めた。
 俺は倒していたシートからむくりと起き上がり、目を擦りながら物音のする方へと顔を向けた。
 目を凝らすと、随分背の低い老人が車の脇に立っている。老人は震える手を上げて、またもやサイドウィンドウをコンコンと叩いた。
 俺は訝しみながらもドアを開けた。湿気を含んだ生ぬるい風が車内に入ってくる。俺は老人に向かって、英語で話し掛けた。
「何ですか?」
「あんた、ここで何しとるね?」
 老人は、低くしわがれた声でそうたずねてきた。そこで俺は、この町に来てしまった経緯を話す。
「……というわけで、車の中で一泊することにしたんです」
 老人は黙って俺の話を聞いていたが、やがてゆっくり自分に言い聞かせるかのように頷くと、俺に向かって手招きした。
「わしはちょっと用があって留守にしとったんじゃ。そりゃ、すまんことをした。早く車から降りてウチに来るがいい」
 俺は嬉しいというよりも驚いてしまった。まさかこの町で、一泊させてくれるような親切な人物に出会うとは思わなかったのだ。
 しかしこんな時に限って、日本人らしい遠慮が出てしまう。
「せっかくですが、僕なら大丈夫ですよ。車の中は熱くも寒くもないし……」
 そう言った途端、老人の顔色が変わった。
「何を言っとる。こんなところにおったら、あんた死んでしまうかもしれないぞッ。さぁさぁ、遠慮せんでウチに来るんじゃ」
 俺は半ば強引に老人に腕を取られ、車から引きずり出されてしまった。こうなったら好意に甘えさせてもらうしかない。しかし俺は、先ほど老人が口走った一言が気になった。
「あの、おじいさん。……さっき、ここにいたら死んでしまうかもしれないって言いましたよね? どういう意味です?」
「……マリアが、くるんじゃよ……」
「え? マリア……?」
「……」
 俺が連れて行かれた老人の家は、造りは古いがいかにも頑丈そうな煉瓦造りの建物であった。

 その日の深夜、その町一帯を大型ハリケーン《マリア》が襲った――。



    3 「動物愛護」

「えー、今夜のお客様は、動物王国で有名なムタジロウさんに来て頂きました」
 高価なスーツに身を包み、髪を後ろに撫で付けた温和な顔の司会者が拍手をする。すると舞台袖から、乱れ気味の白髪に大きな縁の眼鏡を掛けた老人が、痩身をふらつかせながら現れた。
「ようこそいらっしゃいました、ムタジロウさん」
「いえいえ、こちらこそお招きいただきまして」
 ムタジロウと呼ばれる老人は、その見た目とは似つかぬ甲高い声で挨拶をかえした。
 司会者の男がマイクを向ける。
「さっそくですがムタジロウさん。今日起こしいただいたのは、最近よく耳にする小動物の虐待についてお話を伺いたいと思いまして」
 ムタジロウの双眸が、眼鏡越しに鋭い光を放った。いきなり司会者からマイクをもぎ取ると、水を得た魚の如く語り始める。
「本当に悲しい世の中になったもんですねえ。か弱い小動物を虐めたり、ましてや傷つけたりするなんて私にはまったく理解できませんよッ。ああ、嘆かわしいことです」
 そう言ってムタジロウという老人は、大きくため息をついた。それからテーブルに用意されていたグラスの水を一口飲むと、更につづける。
「ああ、本当に嘆かわしいことです。か弱い動物は、我々人間が守ってやらなければいけない。そんな当たり前のことを、あまりにも多くの人が忘れてしまっていますよ。……生命の大切さ、重さをまるでわかっていない。動物であれ、虫であれ、その生命はとても尊いものなのです。何よりも大切なものなのです」
 司会者の男はしたり顔で頷きながら、ムタジロウに質問した。
「仰るとおりです。……ところでムタジジロウさん。もし、ムタジロウさんがそのような小動物を虐待している人物を見掛けたとしたら、どう説いてその行為を止めさせますか?」
 ムタジロウは真摯な表情で、さも当然とばかりにこたえる。
「止めさせるもなにも……その人物を殺してやりますよ」




      ――おわり――
2005-10-31 19:45:24公開 / 作者:時貞
■この作品の著作権は時貞さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
お読みくださりまして誠にありがとうございます。
タイトルのとおり、三つの掌編を集めた小品でございます。それぞれのオチはすぐにわかってしまうと思われますが(汗)時貞流のブラック・ジョークです。どうもスランプで長い文章が書けないため、このような体裁のSS集を投稿させていただきました。
一人でも楽しんでいただくことが出来れば幸いです。感想などいただけたら大・大感激です。
この作品に対する感想 - 昇順
ごほん、では1から順番に感想を。1:良いですねー、好みですよ。三つの中で私は一番好きですね。私はあまり美容院好きじゃないんですけれど(あの空気がイマイチ好きになれません)でも髪伸びたらやっぱ行きますよね。温かいタオルをかけてもらうのは私は気持ちよくて好きですけれど。オチ私は最後まで気付きませんでした(笑)
2:ハリケーンに可愛い名前付けますよねー。なんででしょうね。ただオチがこれは弱いかなと感じました。
3:これもいいですね、好みです。ムタジロウさん、命の大切さ、重さは!?(笑)浦安鉄筋家族を思い出しましたよ。知ってますかね? 読みやすくてよかったです。
2005-10-31 20:09:01【★★★★☆】猫舌ソーセージ
ちょっと今精神的にドギツイ状態でここ来たら(来るなよ)時貞さんの作品があってビックリして喜んだ水芭蕉です。ブラックジョーク大好きです。最初のお話はオチが最後まで解らなかったです。『刃』って最初なんだろうってビクビクしてたので、オチが美容院で凄く安心しました(笑 美容院や床屋といったら必ずスウィーニー・トッドを思い出す自分はどうかと思います。二つ目の話は、本当にブラックジョークですね!いや、ブラックジョーク好きなので良いのですが。日本も台風に名前付ければいいのになーとか思いました。最後のお話は、同じような話を昔書いたことがあってビックリーです(笑 ムタジロウさんー!!いや、実際動物愛護なページを見るとそういう輩が多くて怖いです。人間なんて滅亡すればいいのにとかいってる人ホントに居るんですって。コワイコワイ。楽しい話有難う御座いました!!少し元気が出てきました。
2005-10-31 21:20:42【★★★★☆】水芭蕉猫
おはよう御座います。サンクスです!(オヤジか私は;;) クスリ、そんな笑いの3連発の提供でした。1、は お笑いと思ってなかったのでほっとした、クスリ。2、は昔から不思議に思っているハリケーン命名のオチにクスリ。3、は動物愛護団体が、ステーキ食べながら、鯨を食べるなんて野蛮だ!と言っているあほらしさを思い出す、クスリ。面白かったです(^^)自分が寒いので退散します。=脱兎=
2005-11-01 04:15:29【☆☆☆☆☆】ミノタウロス
作品を読ませていただきました。朝っぱから読むブラックジョークは楽しいなぁ。1のまとめ方はいいですね。緊迫感とふっと力が抜けるようなオチ。読んでいてにやりとさせられます。2は田舎町の描写をもっと丁寧にして、田舎町で何か起こるのではと言うような雰囲気を醸し出しても良かったかなぁ。オチもちょっと弱かった感じがします。3はストレートだけどムタジロウさんのキャラクターで十分笑えます。ただ、ムタジロウさん発言には「動物」という単語ではなく、なぜなら人間も動物だから、具体名(犬や猫、チョウチョなど)をあげさせた方がいいのではないかな。その方がムタジロウさんが人間は庇護の範疇に入れていないことを暗示させられるし。長々書きましたが、素直に面白かったです。では、次回作品を期待しています。
2005-11-01 08:11:50【★★★★☆】甘木
猫舌ソーセージ様>
うう、嬉しいなぁ。僕の拙作一つ一つにご感想をくださりまして、本当にありがとうございます。「浦安鉄筋家族」ですか!?これは初耳でございます(汗)なにやら気になるネーミングですね。むむ、後でさっそく検索をば(笑)「1」は一番オチが読まれやすいかな?と思っておりましたので、楽しんでいただけたとのお言葉が素直に嬉しいです!暖かいお言葉をありがとうございました。

水芭蕉猫様>
僕の拙作で少しでもお心が晴れていただけたのでしたら、これ以上嬉しいことはありません。今回もご丁寧なご感想を誠にありがとうございます。それにしても以前の「トサカ」の時といい、今回の「3」といい、(おそれ多くも)水芭蕉猫様と着想が微妙にクロスしておりますね!実は個人的には「3」が一番気に入っていたりします(笑)今回もたいへん励みになるご感想をありがとうございました。

ミノタウロス様>
おはようございます。アイフルです(笑)ご多忙中にも関わらず僕の拙作をお読みくださりまして、本当にありがとうございます。クスリとしていただけたとのこと、とても嬉しいです。それにしても、本当に何故ハリケーンには人物名(それも女性の)が付けられるんでしょうね。「2」はミノタウロス様と同様の疑問から浮かんだアイデアでした。いつもパワーをありがとうございます。

甘木様>
朝早くからお読みくださりまして、誠に感謝感激です。それにしても甘木様の心有るご指摘の数々には本当に頭が下がる思いです(何度この言葉を使わせていただいたかわからないほどに)。「2」に関しましてはまさに仰るとおりで、当初はもっとホラー的な雰囲気で引っ張って落とす、と考えていたのですが、力不足のため軽い小品になってしまいました(汗)貴重なご意見をありがとうございます。
2005-11-01 09:55:58【☆☆☆☆☆】時貞
どもす。拝読致しました。こういう話は好みです。美容院をこういう表し方で表現するのは考えたことがなかったので面白かったです。
ただ、個人的には、全体としてオチが弱かったかなあと思います(これは、オチにこだわりたいもろQの性格から表れる評価なので、ホントに個人的ではあります)。1は確かに面白いネタではあったけど、そこまで驚くほどの強さはなかった。2は、「マリアが来る」というフレーズをもっと先に出しておいて、さらにもう少し長めに作れば面白くなったと思います。3は、なかなかいいと思います。
オチの面白さから見れば結構僕のツボに入っている作品なので、もっと読者をびっくりさせてくれるような表現があったらよかったなあと思いました。それではさるまた失敬。
2005-11-01 14:46:13【☆☆☆☆☆】もろQ
もろQ様>
お読みくださりまして誠にありがとうございました。僕もオチのあるショートx2は大好きなのですが、自作でインパクトの強いオチを発想するのは本当に難しいですね(そのオチを活かす文章もこれまた難しいのですが 汗)。良いアイデアが浮かんだ!と思っても、登竜門の過去の作品を読んでいるうちに同趣向の作品を見つけてしまったり(笑)もっと色々と勉強させていただいて、多くの方に楽しんでいただけるような作品が書けるように精進していきたいと思います。ご感想ありがとうございました。
2005-11-01 19:22:27【☆☆☆☆☆】時貞
拝読しました。軽く読めるし、面白かったと思いますよ。思わずくすりときてしまう掌編集でしたね。折角三つ連ねているのなら、真ん中に毛色の異なるオチの掌編を入れても良かったかなと思います。全てが「伏線→ラストにオチ」ですから。若しくはトリック的ではないものをラストに配置するとか、まあ好みによりますが。ハリケーンはどこかの気象学者(?)が嫌いな人や好きな人の名前を付けたのが始まりで……女性だけではなかったと思いますが(曖昧な知識です)。次回作御待ちしております。
2005-11-02 11:09:25【☆☆☆☆☆】京雅
京雅様>
今回もお読みくださりまして誠にありがとうございます。なるほど、ハリケーンに人名が付けられるようになったのはそのような経緯があったのですね。勉強になりました。仰るとおり、三篇ともタイプ的に重なってしまっておりますね(汗)ご指摘ありがとうございます。読み手の方に飽きられずに楽しんでいただくためには、もっと工夫が必要でしたね(汗)毎回貴重なご意見をいただくことが出来まして、京雅様には本当に感謝しております。今後ともご指導の程、よろしくお願い申し上げます。
2005-11-02 12:51:24【☆☆☆☆☆】時貞
作品、読ませて頂きました。三作品を同時に載せるということは何か、主題があるのかと探ってみたものの、うーん。何か主軸となるものがあったのか、ちょっとわかりませんでした。文章がライトなのは好感触で、ネタのダーティな雰囲気になんとなく時貞さんの姿が垣間見えた気もします(?)。最後の『動物愛護』については、とりあえずムタジロウむかつくということで(笑 動物愛護って何なんでしょうね? なんとなくそういった崇高な思想を理解出来ない阿呆なので。『刃』は好きでしたよ(笑 『マリアがくる』は普通過ぎてもう少し捻って欲しかったというのが願望として。どれもその短さにしては纏まっていましたが、もう一歩踏み込んで少し肉付けしてもよかったんじゃないかな、なんて思いました。時貞さんの今後のご活躍を勝手に期待させて頂きます。
2005-11-03 15:04:28【☆☆☆☆☆】恋羽
ども、時貞さんの作品を初めて読ませてもらいました。あー、なるほどなぁー、って感じで読ませてもらいました。二つめのマリアは、牛か何かだと思ったんですが、台風できましたか。三つめはムタゴロウと来た瞬間に気づきました。というより、王国の番組を見ると動物が可哀想でしょうがないと思っていたので。まぁ、百獣の王によって復讐はなされましたが。うーむ、ブラックジョークというには黒さが足りない感じがします。参考までに、さまーずのブラックジョークの一つをあげさせてもらいます。
大竹「下は大火事、上は洪水。これなーんだ?」
三村「風呂だろ?」
大竹「おばあちゃんの家が放火に……」
確かこんな感じだったような……。すいません、酷くうろ覚えです。

ではでは〜
2005-11-03 19:04:17【☆☆☆☆☆】rathi
恋羽様>
おはようございます。今回もご丁寧なご感想を誠にありがとうございました。仰るとおり、自分でも読み返してみて散漫な印象を受けてしまいました(汗)まだまだ勉強せねば!ムタジロウさんに関しましては幼少時代は「ああ、動物好きの優しいおじさんなんだなぁ」といった印象を持っていたのですが、成長するにつれ、「何か変わった人だよなぁ」といった印象が強くなってしまいまして、今回のような題材に使わせていただいた次第です(笑)たいへん貴重なご意見をありがとうございました。

rathi様>
はじめまして。時貞と申します。お読みくださりまして誠にありがとうございました。実は一読者時代からrathi様の作品を読ませていただいたことがありまして、お名前は以前から知っておりました。僕はいま(非常に遅い更新ながら 汗)ホラー系の連載を書いているのですが、過去作品集におさめられているrathi様の「かごめうた」には本当に圧倒されてしまいました。ホラー小説のひとつの理想系であったと思います。横道に逸れてしまいましたが、ご丁寧なご感想を誠にありがとうございました。
2005-11-04 09:43:48【☆☆☆☆☆】時貞
計:12点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。