『白いしにがみ。』作者:アルス / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
全角2552文字
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原稿用紙約6.38枚
僕はウィル。
僕は今、ビルの屋上にいる。
フェンスを乗り越えてすぐ下を見たらめまいがしそうなほどの高さだ。
なぜここに居るかは判らない。
ただ・・。
くだらないー・・。
そんな文字が頭の中を回っていた。
そして、一歩踏み出そうとした時。
「死ぬの?」
すぐ耳元で言われた僕は思わずドキッとして振り返った。
そこには少女がいた。
真っ白な。
青く澄んだブルーの瞳に。
長くつややかな白い髪。
肌も透き通るような白い肌をしていた。
服も。
そして、やけに目立つ銀色の大きな鎌。
例えて言うと、少女はよく、おとぎ話で出てくるような人物。
さらに、少女の足元には黒猫が1匹居た。
「なに?雪那。こいつ死ぬの?」
その黒猫がいきなりしゃべり始めた。
しかし、僕にはそんなことはどうでもよかった。
そして、どうやら雪那と呼ばれた少女が、
「さぁね、どうかな?」
やけに大人びた、とても透き通った声で言った。
そして、いきなりくるっと一回転して僕のほうを見た。
ウエから。
少女は完全に地面から離れて浮いていた。黒猫まで。
「なっ・・?!」
驚いている僕を無視して少女は言う。
「あなた・・ここから飛ぶの?」
「それとも死ぬのかな?」
冷たい目で言い放った。
「ここから落ちたら痛いんじゃない?」

「・・・?!??」
完全混乱している僕に少女が、
「あたし達がナニモノだって聞きたいの?」僕はウィル。
僕は今、ビルの屋上にいる。
フェンスを乗り越えてすぐ下を見たらめまいがしそうなほどの高さだ。
なぜここに居るかは判らない。
ただ・・。
くだらないー・・。
そんな文字が頭の中を回っていた。
そして、一歩踏み出そうとした時。
「死ぬの?」
すぐ耳元で言われた僕は思わずドキッとして振り返った。
そこには少女がいた。
真っ白な。
青く澄んだブルーの瞳に。
長くつややかな白い髪。
肌も透き通るような白い肌をしていた。
服も。
そして、やけに目立つ銀色の大きな鎌。
例えて言うと、少女はよく、おとぎ話で出てくるような人物。
さらに、少女の足元には黒猫が1匹居た。
「なに?雪那。こいつ死ぬの?」
その黒猫がいきなりしゃべり始めた。
しかし、僕にはそんなことはどうでもよかった。
そして、どうやら雪那と呼ばれた少女が、
「さぁね、どうかな?」
やけに大人びた、とても透き通った声で言った。
そして、いきなりくるっと一回転して僕のほうを見た。
ウエから。
少女は完全に地面から離れて浮いていた。黒猫まで。
「なっ・・?!」
驚いている僕を無視して少女は言う。
「あなた・・ここから飛ぶの?」
「それとも死ぬのかな?」
冷たい目で言い放った。
「ここから落ちたら痛いんじゃない?」

「・・・?!??」
完全混乱している僕に少女が、
「あたし達がナニモノだって聞きたいの?」
「・・・・・。」
「紹介がおくれました。私は死神の雪那。」
「で・・こっちが・・。」
そこまで少女が言ったとき。
「僕は、セレナ!雪那が主さ!」
りりん。と大きな鈴をならして黒猫が言う。
僕はその少女達が言った言葉が信じられなかった。
「し・・しにがみっ?」
「そう。」
淡々とした口調で少女が言った。

「ふーん。じゃ、ぼくを殺しに来たってことか。」
「なっ!なんだってぇ!死神はなぁっっ!・・っぎゃふっ!!」
そこまでセレナが言ったとき雪那がセレナの頬を引っ張った。
「いひゃひゃ・・いひゃい。。」
「余計なことは言わなくていいの。」
そう言ってからウィルに目線を戻す。
「何?飛ぶの?飛ぶんだったら翼がないとね。それとも死ぬのかな?死ぬんでしょ?ホラ。」
雪那が窓のほうを指す。
「っ―・・!」
「なに?怖いの?」
雪那がくすりと笑った。
「怖くなんかな・・。」
「あっそ。怖いんだ。」
「・・・。」
「だいたい何のために死ぬの?くだらないから?」
そう言われてウィルはドキリとした。
まるで自分の心を覗かれてるようだった。
「―・・ふざけないで。」
雪那が冷たく言い放った。
「くだらない?そんなことで死ぬの?じゃぁ、あなたは死んでもくだらない。そう思うしたないのね。つまりあなたは救われない。救われるのは精一杯生きた人だけよ。ソレなのにどう?あなたは精一杯生きてる?」

「・・・。」

「答えはもう決まったようね。」
「おいでセレナ。行こう。」
そう言った雪那は消えた。

* * *
朝。
学校。
いつものようにウィルは学校へと向かう。
「おはよう。」
そう女子に言われてウィルは軽く返事を返す。
どうやらこの学校では、女子や男子といった差別的なものはないらしい。
「なぁ、ウィル。転校生来たの知ってるか?」
一人の男子が言った。
「え?」
「ああ!そのコなら知ってる!あそこにいる子でしょ!」そう言った女子がその方向を指差す。

そこには見覚えのある姿。
長いつややかな白い髪。
澄んだ青い瞳。

そう、きのう会った死神。

「雪那サン。」
「げ。」
ウィルと友達の声が重なった。

「あら、あなたがウィル君?今日転校して来た雪那です。お隣の席だからよろしくね。」
そう言うと雪那は右手を差し出す。
その手には、


―騒いだら殺す―

そう書かれていた。
「・・・・。」

* * *
「何であんたがここにいるんだよ?!」
「んー?なに?ああ。あたしココの地区担当だから。」
雪那が淡々と言う。
ココは学校の屋上。

「そういうこと言ってるんじゃなくて!死神ってばれたら・・。」
「ばれないばれない♪すごい人間ぽいでしょ?」
「だいたいなんでここに居るんだよ?!」

「・・・。」
そう雪那はすこし黙って、
「まぁいいか。この際だし。」
「?」
「教えてあげる。死神について。」


つづく




2005-07-03 20:24:08公開 / 作者:アルス
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■作者からのメッセージ
どうも。
なんか短い感じがしますが・・。
どうでしょうか?
この作品に対する感想 - 昇順
死神ということについてなのですが、ひとつひとつからとりあえずブリーチという漫画を思い出しました。しかし、これからの展開が問題なのでなにも言いませぬが、まぁなんていうかね、とりあえずお忘れになって結構です。死神・・―騒いだら殺す―・・地区担当・・・・。さて、なんだか短いというよりも改行が目立つような気がします。う〜ん、未熟な私にはどうこう詳しくはいえませぬので申し訳ありません。まぁ短いといえば短いかもです。もうちょっと読みたかったなぁと思いましたが、頑張ってください。更新期待してお待ちしております。
2005-07-03 20:57:29【☆☆☆☆☆】チェリー
 最初の部分。同じ文章が二度繰り返されていましたが、どういうことだったのでしょう? 時間軸がずれたわけでも、視点が変わっただけでもなかったので、どういう効果があったのか馬鹿な私にはわかりませんでしたが。
 全体的に台詞が多いのですが、台詞だけではどんな人物かわかりづらいところがありますね。特に雪那は、人間ではないのでどんな性格なのか詳しく知りたいです。しゃべっているときの表情だとかしぐさだとかを書き入れてみてはどうでしょう。
2005-07-03 21:42:57【☆☆☆☆☆】clown-crown
なんというか、しにがみのバラッド。という小説とBLEACHという漫画の最初の部分に加工を加えた感じっすね。まぁここからが重要なので頑張ってください。更新待っています。
2005-07-03 21:44:36【☆☆☆☆☆】ミトス
拝読しました。clown-crown様が書かれている同じ場面の繰り返しはあまり呑み込むことはできませんでした。あまり効果的ではないように思えます。描写が少ないせいもあって、全体的に唐突な感じがしました。短いと思われるのも、それが要因で御座いましょう。失礼な事を書き込みました、ご容赦ください。次回更新お待ちしております。
2005-07-03 21:46:49【☆☆☆☆☆】京雅
わ〜い、死神だ〜(うるさい)何故かはしゃいでいる上下です。
最初読んだ時は自分の目がおかしくなってしまったのかと思いましたよ♪これは、新しい書き方ですが、するならもう少し工夫がいるかもしれません。なかなか厳しい道のりですよ。面白いですが、もう少し一文一文を長く書いてもいいかもしれません。次回を楽しみにしています
2005-07-03 22:42:24【☆☆☆☆☆】上下 左右
羽堕です(o*。_。)o読ませて頂きました♪死神の有り方などに、これから個性が出て来る事に期待したいと思います(*゜▽゜)*。_。)出だしの繰り返しは、ミスではなく、何かを狙っての事だと、私にはイマイチ理解できなかったかもです(^-^;ゴメンなさい<(_ _)>ウィルと雪那と言う名前が、同じ国でも、当たり前のように存在するかなどの、世界観も今後解るといいなぁーと思いました( ̄∇ ̄*)ゞでは続き楽しみしています(。・_・。)ノ
2005-07-04 02:22:26【☆☆☆☆☆】羽堕
あの、これハセガワケイスケ様の「しにがみのバラッド。」と「BLEACH」のパクリなんじゃないですか?
こういうのは、いいのでしょうか・・・。
2005-07-04 21:11:42【★★☆☆☆】揚羽
にてるからって全部パクリじゃないでしょう
2005-07-04 23:35:20【★★★★☆】l
続きを読んで判断しましょう。私はBLEACHもしにがみのバラッドも知りませんが……。さて、感想ですが死神の作品といえば上下左右さんですよね。なのでどうしても上下左右さんの作品と比べてしまう。今はまだ文章も表現力もキャラの個性も総合力も上下左右さんの作品の方が上だなぁ。と感じてしまうのですが、これからに期待しています。どんな物語展開になるか期待してますので。
2005-07-05 01:51:52【☆☆☆☆☆】猫舌ソーセージ
作品読ませていただきました。もう皆さんが色々と書かれていますが、私も似たような感想です。描写の少なさ、同じ文章の繰り返し、セリフの多用、ちょっと引っかかるところは多いですが、まだ冒頭部分、これから大化けしてくれることを期待しています。変な感想で済みません。では、次回更新を期待しています。
2005-07-05 23:20:03【☆☆☆☆☆】甘木
セリフが多すぎる気がします。 (簡易感想)
2005-07-06 10:27:31【☆☆☆☆☆】ゅぇ
計:6点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。