『ビバ★グルメ!!』作者:ゅぇ / V[g*2 - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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原稿用紙約16.77枚
 
 

  ***幸せになろうね***


 


 『キングサーモンとイクラのクリームソースパスタ』


 
 先週と同じ金曜日に、先週と同じ店、先週と同じ席で、あたしは先週と同じメニューを注文する。
 教育実習終了日。眼の前には二人の女子大生――いや、何か女子大生っていうより風俗の姉さんみたいなカッコなんだけど――まぁそれは置いておく。
 今日の夕方、三週間続いた教育実習がようやく終了を迎え、ガラにもなく生徒から貰ったメッセージを読みながら実習生控え室で涙ぐんだりした。なるほど、教育実習というものは幾分人を涙脆くさせるように出来ているらしい。三週間精神的というよりも体力的にきつかったので、その反動もあって感激したのかもしれないけれど。
 「あーぁ、クソだりぃ!」
 そう言ってあたしの正面で煙草を吸い始める。
 ええ、正直に言いましょう。教育実習の三週間であたしが一番嫌いになった人なんです、アナタ。
 ホストクラブに入り浸るのはいいけど、控え室で痴話喧嘩するのやめてください。
 口が悪いのはいいけど、あたしに向かって親友でもないのに『おまえ』とか『てめえ』って偉そうに言うのやめてください。
 それから『うち足腐ってんねん』って自慢げに言って控え室で靴脱ぐのやめてください。ハンパなく臭いんですけど――っていうかホントに腐ってると思う。
 「メシ食おうぜ、メシ」
 (メシって言うな。食うって言うな)
 そんな彼女があたしの目の前に座っている。煙草吸いながらメシ、メシと怒鳴る姿は傍から見ていて相当恥ずかしい。
 ともかくパスタのお店に来てるわけだし、それだけで満足しなくては――とあたしは肘をついてぼんやりする。
 「梅田のホストはさぁ……」
 喋りだす彼女の横で、もう一人同じ国語科の女の子も煙草を吸っている。どうやら彼女たちは、あたしとはまるで違う道へと歩き出しているらしい。
 時々不思議に思う。中高一貫の学校で同じ時を刻んだあたしたちは、いったいどこでお互い見知らぬ人間に変化してしまうのだろう。もっと昔は優しくて、もっと昔は楽しかったはずなのに。
 「うちの彼氏はな〜……」
 あたしは仲の良い友達の恋バナにしか興味ない。ていうか、何か貢がされてるっぽい雰囲気満々の彼女に何をどう言ってあげればいいのかが分からない。彼女の彼氏はホストである。
 そういえばあたしが実習で担任をしたクラスの子も、あたしはホストの○○クンが好きぃ、と叫んでいた。
 不思議な世の中になったというか――早熟な世の中になったというか、こんなことを思うのはホストクラブに対する偏見なのかもしれないけれど。
 まぁ大変な世の中だわ、と思いながら運ばれてきたパスタを見て一気に幸せの絶頂。もうむしろあたしに話しかけないで、とばかりに目の前に座る彼女たちを無視して食べ始める。
 とろりとした柔らかな色合いのクリームソース。大きめにカットされたキングサーモンは、口に入れるとほろりと崩れて独特の風味と一緒に消える。これは美味しい。
 先週も食べたところだけれど、飽きない。
 豪華にもイクラというキングサーモンの子供が。きらきら輝く紅い宝石がいっぱい散りばめてあって、これも口に入れると程よい塩加減と一緒に弾けて消えるのである。
 もういい、ホント今までのしんどさなんて消えてなくなりそう。
 あつあつのパスタが少し硬めなのもまた最高、あたしは思わず笑顔になる。
 「おまえ早よ食えや」
 (……………)
 ――今日、あたしが車を運転してここまでやってきた。
「まだ〜?」
「別に一人で歩いて帰ってくれてもいいんよ?」
 人が味わって食べてるところに、早よ食えやとのたまうその神経は何だ。まだおまえ呼ばわりか。あたしは無視してパスタを口に運ぶ。
 あたしがここまで言われても大人しくしているのには――微笑んで受け答えしているのには理由がある。仲の良い知り合いに、「キレるな」と言われていたから。
 (今日が過ぎればもう二度と会わないんだから)
 我慢、我慢。それが人生なんだってことを、この三週間でよぉく思い知ったから。
 「………………」
 もっと仲良しの人。親友とか好きな人とか、そういう人と食べに来たいものである。美味しい豪華なパスタっていうのは。



 


 『ごまもち』

 
 ごまもちっていうものを、昨夜母親の知り合いが持ってきてくれた。胡麻のついた普通のお餅かと思いきや、正方形の入れ物の中に黒胡麻の摩ったのが山ほど詰まっている。
 付属の竹串みたいなのでつつくと、その黒胡麻の海の中にお餅らしきものが埋まっていた。
 (何なのコレ……)
 とてもおいしそうには見えないのである。何だか見た目が本当に微妙で、おそらく好き嫌いの激しいあたしの父親は絶対食べないだろうと思われる。
 ていうか、食べようとしたら息で胡麻が吹き散らされていくのが嫌。何か自分の鼻息が荒いみたいで気に食わない。
 口に入れると、胡麻の何ともいえない食感が。少し甘くて、胡麻の風味がたっぷり含まれている。お餅も胡麻も好きなあたしにはとっても楽しい食感である。
 「お母さんコレおいしい!」
 「でしょ? だから言ったのよ」
 (……何を? あたし何も聞いてないよ)
 とりあえずこれは母親の性格だからどうでもいい。母親が横からごまもちを掻っ攫うその下で、撒き散らされる胡麻にむせながらあたしはお餅を食べる。
 なぁんだ、見た目に反して美味しいじゃないの。
 これを持ってきてくれた母親の知人というのは、母親と同じ保母さんである。夜中に電話をかけてきては、母親と長時間にわたって話し込む。どうやら保育所の愚痴が溜まっているらしい。
 この人はいつもいつも色んなものをくれる。サザエ、蜜柑、いよかん、焼き鳥(!?)……大丈夫だろうか、あたしの家は。餌付けされてるんじゃないだろうか、と思いつつあたしは次のごまもちに手を伸ばす。
 あたしが一番餌付けされているといえる。それでもいい。
 美味しいものは美味しい、それだけで幸せを感じることのできる純粋さを人間は忘れてはいけないと最近特に思うのだ。
 美味しいものを食べよう。そうすれば心も豊かになると思う。
 美味しいものを食べて幸せになろう。そうすればむやみやたらと人を殺したりしなくなると思う――と考えるあたしは、もしかしたらバカなのかなぁ。
 母親に言ってみたら、鼻で笑われた挙句。
 「そんなアホなこと言ってる暇があったら勉強したら?」
 へぇへぇ、申し訳ございませんでした。




 

 『焼肉』

 
 焼肉は、祖母の家で食べるのが一番美味しい。しかも関東から親戚が来ているとき。何でかっていうと理由は簡単。あたしの家だと安いお肉しか買わないけれど、祖母の家では違うから。
 100g1500円もするお肉をいっぱい買ってくれるのである。これがまたホントたまに食べるものだから、美味しくて美味しくて。
 鉄板の上で、何ともいえない素敵な音を奏でる素晴らしいお肉たち――それはもう耳に優しい天上の音色。あなたたちは本当に素敵、と称賛してあげたいくらい。
 焼けてくるお肉を裏返す瞬間に、お箸にちょっとお肉がひっつく感触もまた素敵。
 焼肉はたまに食べるから美味しいんだと思う。綺麗に焼けた柔らかなお肉を、タレにつけるとほんの少しじゅっという感じのいい音がする。
 ちょっぴり噛めば、しっとりと肉が溶けていく。この味がたまらない。
 「ひとみちゃん」
 (このお肉おいしいわぁ)
 「ひとみちゃん」
 (さっすが100g1500円)
 「ひとみちゃん!」
 さっきから何なんだろうと思ってふりかえると、祖母の兄――つまりあたしの母親の叔父にあたる85歳の老人があたしを見つめて、あたしに呼びかけていた。
 「ひとみちゃんは今年で何歳になるんだ?」
 思わずきょとんとしたのは――……あたしの名前が「ひとみ」ではないからである。どこぞの親戚の娘と間違っているらしい。
 「**です、あたし」
 あたしはこの叔父さんが好きである。白髪で帽子が似合うちょっぴりダンディな老人で、気が強いのが玉に瑕かもしれない。
 若い頃にははるばる海に出てゆく戦艦大和も見送ったというし、何の勲章だか分からないけれども総理大臣から純金の懐中時計も貰ったとか。
 「んぁ?」
 「あたし、ひとみじゃなくって**です!」
 「あ? 何だって?」
 ああ、気が強いのが玉に瑕じゃない。耳が遠いのが玉に瑕だ。
 彼と喋っていると何だかもう朗らかな気分になってくる。いったい何度聞き返せば、あたしの言葉は彼の耳に届くのだろう。そんなことを思いながらあたしは自分の名前を叫ぶのである。
 「ああぁ、ああ、そうだったっけか。**ちゃんか、おじさん時々わかんなくなっちまうよ」
 とても朗らかな老人のことを、あたしは正直ギャンブルまみれの祖父よりも慕っている。



 

 『抹茶フラペチーノ』

 

 最近恋バナをずっとしていなかった。久しぶりにアルバイトに行くと、親友が大喜びで迎えてくれた。アルバイト先の塾で、久々に苛立ちを感じる。明日がテストだといって、古典を何とかしてくれと泣きついてくる男子生徒二名と女子生徒一名。
 (そんなギリギリに来られたって、口語訳丸暗記しか残された道はないんだけど)
 あたしが一生懸命テスト対策を講じているというのに、俺アホやねんアハハと笑う生徒に呆れ返った。
 「将来何になるの?」
 ちょっと訊いてみる。
 「え、俺? ニートになろっかなぁ〜……」
 マジですか。まあ、『ニート』という言葉を知っているだけでもマシなのかもしれない。少しはニュースを見ている証拠だ、と楽観的に考えてみる。
 「ニートになるの?」
 「楽しそうじゃない?」
 「今でもじゅうぶん楽しそうですけど〜」
 「テスト明日に控えて苦しんでる俺を見てそんなこと言うの?」
 「言うの――……っていうかさっさと暗記しな」
 へらへらしている生徒に、そこはかとない殺意を覚える。そんなに呑気でいられるなら、君にテスト勉強のための塾なんて必要ないだろうとアドバイスしてあげたい。
 「俺勉強したくなぁい」
 もうひとつのブースに移ると、間髪いれずその席の男子生徒に我儘を言われる。
 「大学は?」
 「別にどっちでも……」
 他の講師たちが教えているブースからは、朗らかで暖かい講師の励ましの声が聞こえてくる。数いる講師の中で、あたしの声が一番でかい。
 「勉強したくないの?」
 「当たり前ぇぇ」
 「じゃあもう勉強なんてせんでいいから帰ってしまえ」
 「それでも先生!?」
 「かーえーれ、かーえーれ」
 一瞬シーンと塾の中が静まり返った。
 (冗談だってば……)
 少し本気だったんだけれど。


 


 久々に塾に返り咲いたあたしを、親友が誘った。
 「スタバ行こ」
 ちょうど持ち合わせのお金がなかったので一度断ると、『実習お疲れ様、よく頑張ったね』の意でごちそうしてくれるという。喜んでついていくことを決めた。
 「あたし好きな人できたって言ったやん?」
 彼女が言った。以前あたしと最も仲の良い男友達に惚れこみ、二度告白して玉砕した過去がある。
 彼女も前に向かって歩き出しているのだと、あたしは他人ごとながらホッとした。あたしも少し前に男と別れたけれど、きっちり前に歩き始めることができている。
 「でさ、その人と付き合ってるわけじゃないんやけど×××しちゃったんね。でもさ、あたしがメールしても全然返してきてくれへんねん」
 その男というのが、天下のK大卒。どこぞの頭いい進学塾の正社員講師として働いているらしい。
 
 抹茶フラペチーノとサンドイッチを頼んで席につく。すでに時間は十時半。他に客は見られない。
 「見せて、どんな顔?」
 おもむろに取り出した携帯で、その彼の写メを見せてくれた。
 (げ?)
 あたしの親友を押し倒して、そして彼女のメールを無視するとは――どれほど男前で自分に自信のある男かと思いきや、いやいや全然カッコよくないではないか。めがねをかけた、チビの小太りである。
 あたしの親友がこんな男に熱をあげてる!? 冗談じゃない、とあたしは半分キレた。
 「そいでさ、家おいでって言ってくれたんだけどね。あたしちょうどそのとき女の子の日だったから、抱き締めるくらいしかできないよって言ったわけ」
 そしたら何て言ったと思う、と彼女はフラペチーノの容器をガツンとテーブルに置いた。
 あたしの飲んでいる抹茶フラペチーノは、少し生クリームが多すぎる気がしないでもない。けれどそれをスプーンでよくかき混ぜてしまうと、ほどよく溶け合ってとてもいい感じになる。微細な氷がいっぱい入っていて、ストローで吸うたびにほんのわずかしゃりしゃりとした爽やかな食感と冷たさが身体を通り抜けた。抹茶パラダイスだ。幸せこのうえない。
 「そしたら今日までメールなし。音信不通やねん」
 そりゃあ彼女が幸せになれるんだったら、あたしは応援する。大事な友達だし。だけど何か……何となくこの男感じ悪いと思った。
 だからフラペチーノという未知の美味しい世界をごちそうしてもらっておきながら――あたしは。

 「止めや、止め!! そんな男止めや!! 他探そ、他にいい男いっぱいいるって!」

 彼女は溜息をついて、携帯をバッグにしまう。
 「何か新しい出会いないかなぁ」
 あたしも彼女も、合コンがあまり好きではない。こういうときに合コンのひとつでも行ければいいんだけれど、あたしたちはどうやらそういう性質に生まれてこなかったようで。
 っていうか今まで面子のいい合コンにあたったことがないからかもしれないけれど(だって少し前に誘われていった合コンの相手、自分の仕事の忙しさ自慢ばっかりしてくる医者だった。しかもしつこい)。
 「頑張って幸せになろなっ!」
 抹茶フラペチーノを両手で抱え込んで、女二人が誓いあったあとに見たものは。店外のベンチでチューをしまくる二組のカップルでした、と。世の中はそんなものである。つらい。
 「いや〜ん、えっち〜」
 あたしと彼女は、そう言い捨てて自転車に飛び乗った。




 






 あたしは夢を見つけた。なりたい職業が明確になってきた。とりあえず就職できれば――っていうのは、あたしは嫌だ。
 せっかく生まれてきたんだから、やりがいのある仕事に就いて、素敵な人生を送りたいと思う。美味しいものを食べて、ぐっすり眠って、自分が一番輝くことのできる仕事をして生活を立てる。最高のことだとあたしは思う。
 あたしは、たとえ明日死んでも後悔しないような生き方をしていきたい。


 ***幸せになろうね***

 
 それはあたしたちの合言葉。そのためには美味しいものも必要なわけ。


 ***幸せになろうね***


 親友と笑って誓う。
 お互い素敵な人を見つけて、素敵な恋をして。
 美味しいものを食べて。
 それから自分のやりたい職業に就いて、充実した人生を送って。
 そして老後も仲良く恋バナしたりしようねって。


 


 で、あたしは明日からも頑張って生きていくわけ。
 明日からの親友にバンザイ。
 明日からのあたしにバンザイ。


 
 その晩彼女からメールがきた。

 * * * * * * * *

 【2005/06/15 23:58】
  
 題:無題 

 本文>幸せになろうねw



 * * * * * * * *


 【2005/06/16 00:02】

 題:無題

 本文>もっちろん〜♪(≧∀≦)♪







2005-06-19 23:02:38公開 / 作者:ゅぇ
■この作品の著作権はゅぇさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
病気です。昔も一度これを投稿した(同じやつではないですが)ことがあるのですが、まず小説といえるようなものではございません(なら投稿するな)

けれども前よりは少しだけ小説仕立てにしてみたつもりなんですが。お許しください、と今のうちに土下座して謝っておきますっ!! 最近少しずつまたおいしいものが頭の中でふよふよと浮かび始めたので、【長編イヤイヤ疲れた病】にかこつけて、皆様と美味しいものを食べる幸せを共有したいとばかりに書いたものでございます。どうかこのアホ全開のショートにお怒りにならず、微笑みながら読んでいただきたいと切に願いますっ!! ではでは♪


そして菖蒲さんのコメントに焦って少し追記を→これはほぼ実話です。あたしが関西人なので、主人公も関西弁になってます(笑。そこらへんはあまり気にせず読み流していただければ(コラ

とりあえずは神夜さん、菖蒲さん早々に読んでいただいてありがとうございます(6∀6)
この作品に対する感想 - 昇順
ああ、ぶっちゃけた話はあれだわな。ゅぇさんが描く【玉響】の音楽描写と、【ビバグルメ】で描かれる食べ物の描写。姿形は違えど、結局の話根本のところで繋がっているのだと思う。ゅぇさんが好きだからこそ、聴いていて、食べていて幸せになれるものは、実に忠実にそのまま活字へと表現できる才能があるのだろう。その辺りはでっち上げ万歳の神夜とはまるで違う一つの大きな武器だと思う。ゅぇさんの作品に対してこんなに真面目な言葉を書いたのは久しぶりだと思う。……ドサクサに紛れて何言ってんだ(笑)さてさて。今回は食べ物の話が前半だけで、後半はちょっとした人生計画のようなものが散りばめられていてよかったです。今まで見た【グルメ】シリーズでは今回がいちばん。幸せにのんびりほのぼの生きていければ神夜はなんでもいいです。そんな夢があります。うん、みんな幸せになろうよ(オイ) それではかなり遅いお言葉ですが、教育実習お疲れ様でした。
2005-06-19 22:46:02【★★★★☆】神夜
こんばんわ、今の時刻にてです。菖蒲が再びやってきました。
まず言うのなら、非常に読みやすくて共感しやすい作品です。メニューに乗って主人公の女性が軽快な文を紡いでいくのが面白いと思います。これはまた独特の雰囲気が多いに漂っておりますね。現代的な環境に生きる人の日常がわかりやすく伝わってまいりました。後半抹茶フラペチーノの部分で一部主人公の方まで口調が関西弁になっているのは何故なんでしょうか?いや、これは私がどこか読み残したから生まれた疑問かもしれないので気にしないでやってください。では、次回に期待です。
2005-06-19 22:47:57【☆☆☆☆☆】菖蒲
どうも最近影がうすぅぃ〜チェリーです。いやはや、この描写を吸収したいなぁ(ノ∀`)フ それに食べ物とか私全然初心者でもう表現法わかりませんから、勉強になりますた〜。ひとつひとつ吸収していきますΣ(∀`) それとゅぇ様の作品にはよく関西弁を見ますが、もしかしたらゅぇ様は関西人?とか環形ない子と思ってたりw 文章からすんごくみじかにありそうな、とても日常的なことが伝わってきていやはやすばらしいです。こういうのはやはり大好きですなぁ♪FTの次に大好きです♪それに私あまり時間がないのでSSは私的に助かりました♪ではでは、これからも頑張ってください♪

2005-06-19 23:00:03【★★★★☆】チェリー
あっはっはっは面白い。すみません、拝読いたしました有栖川です。過日はどうもvさてさて、何だコレ面白い。悪意なく笑える小説に出会えたって感じですね。気持ちのいい笑いが出ます。というかあたしの日常に限りなく近え(笑 あたしも塾でバイトしてたことありますし、いけ好かないやつとまぐろ丼(有栖川的にゅぇさんのパスタに相当するであろう食べ物です。大好きなんです)食べたことありますし。あきらかにアンタそれ遊ばれてるよっていう親友を一晩かけて諭して泣かしたことありますし(泣) 二十代前半の女子にはものすごい共感できるんじゃないかと勝手に思ってみます。そうなんですよね、こんな感じですよね。いやもう純粋に楽しめました。玉響も好きですけどこっちの飾りッけなしの口調も好きです。名前間違えてるおばーちゃんもさりげに好きです。面白かったですv次回作、玉響お待ちしてます。
2005-06-19 23:12:48【★★★★☆】有栖川
どうも〜、上下です。
面白いですね〜。なんと表現すればいいんだろう……。考え中です。食に関することが多く存在しているので自分にもかなり勉強になります(いろんな意味で)食に関することでは師匠と呼ばせていただきたいものです(心の中の師匠か〜♪)すいません、気持ちの悪いことを言っていました(^o^;
それでは、次回も期待しています
2005-06-19 23:19:09【☆☆☆☆☆】上下 左右
お腹すいたよぉ、と行き場のない空腹感を抱いている京雅で御座います。これは――いいですね。ついこの間、友人が彼氏を別れたらしく、前々からその相手というものを嫌っていた私としては共感ポイント高かったです。と言うかごまもち食べたい。最期のメールもほのかに「あ、これいいなぁ」と思いました。やたらとごまもち食べたい。文章の印象は違うのに、この人を取り込む力は玉響と同等であるのかな。私も実話を書き綴ろうかなぁ。無性にぼたもち食べたい。……すみません、脳がやられておるようです。今回はこの辺で帰ります、意味不明な事を書き込んで申し訳御座いません。思わず笑ってしまうこの作品、面白かったです。次回作と連載の続き待っております。ごまもち食べたい……。
2005-06-19 23:43:44【★★★★☆】京雅
腹が減る。もう夜中近いのに腹が減るのは困るんだよなぁ。アパートにはすぐに食べられるものないし、かといって今から外出する気にもなれないし。題名見た時嫌な予感はしてどうしようか迷ったあげく読んでこのザマです。食べ物を食べ物らしく描写する筆力は凄いですね。なおかつ、作品がまったりとした感じで読んでいて結構幸せになれる。でも同時に不幸にもなる。マジ腹減ったです。これから自分の原稿書かなきゃいけないのに、空腹のままで書かなきゃいけないなんて拷問ですよこれは。では戯れ言ばかり書き散らして失礼します。
2005-06-19 23:44:03【☆☆☆☆☆】甘木
羽堕です(o*。_。)o読ませて頂きました♪うわー前半部分は読んでてお腹すいちゃいますねーヤクルトでも飲んどこう( ̄∇ ̄*)ゞ私も男のくせに食べるの遅いんですよねー給食とか地獄でした(T▽T)でも、好きなもの食べてる時には得した気分ですけどね(*´σー`)ゅぇさん、グルメリポーターとか全然いけそうですねー、いい表現してらしゃって涎が(ΦωΦ)後半部分で、私も女医と合コンしたいーーー!!(ってそこかよ!いいな、医者と合コンだなんて、とまだ引っ張る私なのでした(^^;)まぁ、実際問題、合コンなんていったら殺されますけどね(T▽T)と関係ない事を口走りながら、面白かったですw次回作&連載、楽しみしています(。・_・。)ノ
2005-06-20 00:28:40【★★★★☆】羽堕
うぁー、ニートになりて〜(もちろん嘘です はい、面白かった。何か微妙に諭された感じもする読後感。ゅぇ様の作品を読むとたまに感じます(「俺達〜」「プリンス〜」等々 食べ物は大切です。バイトをやっていると、出した料理がまんま戻ってきたりで飽食を感じずにはいられません(お隣は大変なのに……(関係ないですね とてものびのび書かれてるなぁと読んで印象を受けました。筆が勝手に進んで物語を構築した感じ。そんな時はよほどへんてこになるのですが、これはきちりと筋が通っているし、笑えるし、雰囲気もあるしで、素直に良いです。楽々と(勝手な想像ですが)書かれるゅぇ様のこの才能が欲しい(マテマテ 等身大の女の子、ありありと見せ付けられた感じです。こういうのは絶対書けないだろうなぁ(苦笑
2005-06-20 01:53:23【★★★★☆】影舞踊
まあきわめて同調度が高い内容であるためかえって作品として冷静に批評しにくいなどというもっともらしい立て前はきれいさっぱりこっちに置いといて、とにかく自分はたった今36時間ぶりの飯を定食屋で二人前超平らげて狸腹MAX状態なのですが、ここに登場する食物はすべて「今すぐ食いたい」と思ってしまいました。そのことと、食に平行する種々の生活感情への同調度は、やはり技巧的に繋がっているのでしょう。
ちなみにパスタの回に登場した恐るべきスベタに明白な殺意を覚えたり、塾の回で「ニートになろうか」などと発言する少年には「おめーそれって結果的になるからニートなのであって、それを目指すのはすでに『親専属のコ○キ』になりたいということだろべ」などとツッコミを入れたくなってしまったのは、けして誤読ではないですよね。
なにはともあれそれらの方々以外の登場人物すべてに(チビの小太りは写真と伝聞のみなので保留)、幸せになっていただきたいと願う一読者でした。
2005-06-20 13:28:58【★★★★☆】バニラダヌキ
こんんちわ。連載も終わり、これからしばらく読者に専念しようかなと思ってるオレンジです。心情がすごく軽妙ながらもよく伝わって読みやすかったです。「幸せになろうね」かぁ。この歳まで生きていると、何が幸せで何が不幸なのか、それを計る尺度すら微妙にズレてしまっているんじゃないかと思えたりします。まあ、旨いものを何も考えずに食べている時なんかは間違いなく幸せなんだけど。確かに小説と言われると(?)ですが、面白かったです。
2005-06-20 14:04:38【☆☆☆☆☆】オレンジ

 *゜.*。*皆様読んでいただいてありがとうございます*。゜*.゜。*

【神夜さん】読んでいただいてありがとうございました。感じたことをそのまま活字にするために日夜言葉探しに専念しているのんきなゅぇです(6∀6)ちなみにあたしもでっちあげ万歳なんですけど...どうでしょう。今回の『ビバ★グルメ!!』は、前回よりも余程リアルに書いてみました。本当にもうあたしのありのままの感情と出来事を素直に書き上げた感じ(笑)教育実習を終えた開放感が、あたしをこんな執筆行動に駆り立てたようです。そしてやっぱり思うことは、幸せにのんびりほのぼの生きていきたいですよねっ。幸せになりましょう★★★ねっ★★★ではではこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

【菖蒲さん】コンバンヮ(今は夕方ですが)――少しでも共感していただければ幸いです。読んでくださってありがとうございました。確かに独特かもしれません。おそらく古典好きなもので、枕草子の影響が少しばかりあるのではないかと。そしてメッセージ欄に追記させていただきましたが、一応全編通して主人公は関西弁の設定なのでございます……なぜならあたしが関西人だから(笑)ともあれこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

【チェリーさん】頑張って影を濃くしましょぅ!!読んでくださってありがとうございました。いやもう、あたしは食べ物が大好きだから――ちょっとアンタなんでそんなに食べ物がすきなの、と言うくらいに。この作品はもうそのままあたしの日常なので、日常的なものを感じ取っていただければとても嬉しいです。え、そんなに関西弁使ってます?このグルメシリーズと『英雄』シリーズだけだと思うのですが――口悪いからインパクト強すぎるのでしょうヵ(;;)笑。ともあれこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

【有栖川さん】読んでいただきましてありがとうございます。過日は――いえいえこちらこそどうもッ!! 悪意なく笑ってください、悪意に満ちた笑顔を浮かべられると悲しいです。自分の日常を否定された気がするから(笑)ええ、有栖川さんの日常と近い日常を過ごしているのは何となく嬉しいです!!まぐろ丼……まぐろも美味しいよねぇ…(惚)楽しんでいただけたなら幸いです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

【上下左右さん】初めまして。読んでいただいてありがとうございます。師匠――食に関することで師匠!?……なんか複雑な心境になるのは何故でしょう。ええ、師匠なりますとも。師匠と呼んでください、中でもパスタの師匠と。けれども作るのはてんでダメなので、そこらへんは近所の板前さんに弟子入りを――と意味のないことを言いつつも、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

【京雅さん】おなか空いた、おなか空いた。でも今からバイト行かなきゃなんですぅぅ(号泣)帰ってきたらアイス食ぁべよッ(≧∀≦)恋バナは人生に必須ですよねぇ。あたしもきっとその子の誕生日には、一晩中恋バナをすることになりそうです。すでに彼女の誕生日は、バイトのシフトも×にしてあるし(笑)あたしは文体の違う作品を書くのが大好きなので、少しでも他作品とギャップを感じていただければ嬉しいのですが――はやく京雅さんのお口にごまもちが飛び込むことを祈って、これからもよろしくお願いいたします。

【甘木さん】そんな――そんな恨み言は却下です!! おなかが空いたらコンビニに行けばいいんです!! そしてファミマのね、まぐろわさび醤油っていうおにぎりがもうこれまた本当に美味なんですってば★最高★あとはねぇ、『ゆずれもん』っていう飲み物がとってもとっても美味しいのです――最近見ないけど。あとはローソンのフランクフルト。セブンイレブンの抹茶アイス。どこまで食べ物ネタを引っ張るんだ、と自分で呆れつつ読んでいただいてありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

【羽堕さん】読んでいただいてありがとうございました。ええもう、ホント少し前にプロフを見るまで、ずっと羽堕さんのこと女の子だと思ってたゅぇでございます。女医と合コン……うん、まぁそれはいいかもしれない。けれどあたしからしてみると、やはり医者とはいえ性格がねぇ――ねちっこいのはどうも。っていうか合コンの帰り道に肩摺り寄せて、自分がお金持ってることをひけらかしてあたしを釣ろうとしたあの態度にさりげなく激怒しました(笑)彼女持ちなら合コンはやめておいたほうがいいでしょうね。隠していても、どこからともなく彼女の耳に入ること請け合いです(笑★っと無駄なことを書きつつ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

【影舞踊さん】あたしがこれを書こうと思いたったのは、影舞踊さんの『わらびのわ』を読んだからです。青春というものが、また不意に頭の中に浮かんできて、さてじゃあどんなショートを書こうか――と思った結果、あああたし今青春中じゃん(嘘)あたしの日常を絡めてグルメネタ書こう!!と決心したわけなのです。『ビバ★ワラビ!!』です、そして『ビバ★影舞踊!!』です(笑)少しでも笑っていただければ幸い、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

【バニラダヌキさん】読んでいただきありがとうございました。あたしは常々バニラダヌキさんの考え方(某日記を愛読させていただいてるわけです)に共感しまくってるわけですので、今回のような感想をいただいて本当に喜んでいるのです(笑)ええもう全然誤読じゃございません。もうホント、最近は女の子も口が悪くて困っちゃう。あ〜むかつく、っていうか塾の生徒、ニートになるならなってしまえ、あたしには関係ないもの――と毒舌を吐くゅぇポンです(´∀`)
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

【オレンジさん】幸せになりましょう!! 読んでいただいてありがとうございました。ともかく何が幸せかっていうのは人によって尺度がずれてて当然だと思います。あたしも幸せになるのでオレンジさんも幸せをどんどん吸収してください(どんなレスだ)美味しいものを食べてるときは間違いなく幸せ、これだけは全世界共通だと思いたいゅぇでございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
2005-06-20 18:45:33【☆☆☆☆☆】ゅぇ
 熱が嫌いなのと同じ理由で食物を摂ることが苦手。そんな私だからこの書き物のよさは皆ほどわからないのだろうけど。そんな私に食欲を湧かせたこの書き物は美味しいです。【わらびのわ】を意識したらしい将来への希望が伝わってきました。今、この感情が幸せなのだなぁ。
 さて、余計なことも書くclown-crown。『ごまもち』と『焼き肉』がラストに結びつかなくて一貫性がなかった、と思う。
2005-06-20 21:10:32【☆☆☆☆☆】clown-crown
【clown-crownさん】読んでいただいてありがとうございます。食物を摂るのが苦手!? あたしにとっては、人生の最大の楽しみなのに――そりゃあびっくりです(笑)ゅぇは青春モノに弱くてですねぇ、他の方が素敵な青春モノを書いてるのを見ると、自分まで妙に書きたくなっちゃうから困るのです。さて『ごまもち』と『焼肉』ですが、ごめんなさい。ラストに繋げたほうが良かったですか。あたし的には美味しいものをつらつらと語り倒しただけなので(これじゃ小説にならないから――と思って幸せ論をくっつけた)、まぁ一貫性なくてもこれで良しとしてください。良しとしましょう。ね?(笑
ではではこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
2005-06-21 07:40:04【☆☆☆☆☆】ゅぇ
もしかしたら初めてじゃないかもしれないけれど、間違っていたら嫌なので自己紹介しておきます。初めまして、天風と申します。うん。祖父、祖母の家に行ったりすると、ごく稀に高い牛肉を買って、食べさせてくれたりします。私は偏食家の上に小食なので、量が多いと困ったりもしますが。それでも、食べることは幸せだと思います。いつまでも幸せでいたいのなら、美味しいものを食べ続けてください。そして、運動をしましょう。後悔しないように(笑)。
2005-06-21 17:14:39【★★★★☆】天風
計:32点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。