学園青春物ですか。ということは、今後は七枝柄の回想が主になってくるわけですね。死刑囚の話が青春物に。私じゃ絶対に書けません。自分の過去を振り返ることがないんですから。良い事でも、悪いことでも、思い出したりしないのは屈折している証拠なのでしょうか。さて、高校時代に彼に何があったのか。彼は一体、どんな犯罪を犯してしまったのか。気になることは次回からの更新を期待して、もっと暗い話でも楽しんで読んでいけると感じている自分に突っ込みながら書き終えます。中途半端ですみません。なんの役にも立ってないですね。
2005-06-12 01:34:36【☆☆☆☆☆】天風
はへっ!?明日か明後日の夜は甘木日だと思って油断していた。そう言えば別の物を書くやも知れぬとコメントにあったような……。文章の書き方が解らないと言うのは精神的若しくは肉体的に疲れておられるのでは?きちんと栄養をとって、くつろぐ時間をつくってくださいね。さてさて、感想を書き込まないと。先ずはダーク。整った文章は映像を生み出すのに容易であって、専門的(獄中)の事など解らずとも頷きながら読み進める事が出来ました。えっ、と言うかFTを書こうとしたんですか?全く違うような気が……。これからどう展開するのか、学園青春物からどうやってここに繋がってくるのか、楽しみで御座います。題名は、私は平仮名のまま読む事にします。それが一番合うのかも知れません。文章的な事で。甘木様は――前にどこかで書きましたけれど――「〜だった・した」等で終わる事を嫌っておられる。それはいけない事じゃなく、一人称ならそっちのほうがいいかも知れません。テンポもいいですしね。ただ(予防線として)。まっ、人の事は言えない私ですが。「刑期を務めるあげるのが刑に服したことになる。」は間違いですかね。うーん、ここまで連ねておいて、すらすら読み取れて面白かったと素直な言葉も送ります(笑)。長長と、しかも失礼な上に文章のおかしい言葉を書き連ねてしまい申し訳御座いません。次回更新気長にお待ちしております。「OUR HOUSE」も楽しみにしてますよ。それと心に癒しを求めるならぜひわらびコーラをお奨めします。影舞踏様の受け売りですが。
2005-06-12 01:53:04【☆☆☆☆☆】京雅
この寂寥感と郷愁は抗しがたいです。「在りし日の歌」にもたくさん詩があって、無論どれも直截のモチーフなどではないのでしょうが、舟のアベックならぬ死刑囚の窓にでも、月は聴き耳立てるでせう、すこしは降りても来るでせう、――とまあ、湖上の月になった気持ちでおります。じっくりと続きをお待ちします。
2005-06-12 02:14:54【★★★★☆】バニラダヌキ
疲れぎみの体に、どつかれようなこの重たい雰囲気はたまらんなぁ(マゾかよ って、ここから学園青春物になるのか、すごいな。死刑囚である主人公がこれほどまでに人としてしっかりとした感情を持ってしまっているのは、その孤独に生きる独房生活がよほど応えたのか。死刑になるのはかなり悪いことしたんじゃないのって思ってしまうのですが、そんなこともないのかな。甘木様のことですから、きっと全て計算づくなんだろうなぁ。無学さが悔しいです。次回更新にどんな話が来るのか、期待してお待ちいたします。
p.s 甘木様はきっとわらびコーラ嫌いでしょう(たぶん)から、京雅様が進めてくださったそれは影舞踊自身が頂いておきますw
2005-06-12 04:05:56【★★★★☆】影舞踊
羽堕ですm(._.*)m読ませて頂きました♪こ、ここから青春学園ものになるなんてコメントがなかったら私には読めない展開でした( ̄∇ ̄*)ゞ七枝柄の印象からは、死刑を宣告されるような犯罪をしそうにないのに、被害者を想う時のかなり酷い事をしている感じで何か理由があったんだろうかと思ったりしました(ーー;)私の読解力の悪さの可能性大なのですが最初の6行は見る、聞く、言うだと勝手に思ったので「おまえの想い」は「おまえへの想い」かなと、でも相手がどう思ってるかを自分で口にしたって事なのかもと思って、一応気になって書いただけなのでごめんなさい<(_ _)>では連載と続きを楽しみしています(。・_・。)ノ
2005-06-12 13:23:02【☆☆☆☆☆】羽堕
どうも、初めましてです。甘木さんの文章を読むのは。前から甘木さんの作品を読んでみたかったので、そろそろとタイミングを見計らっていたときに「在りし日のうた」。取り敢えず飛び込ませてもらいました。文章のイメージとしては、硬い、ですかね。まぁ意図してでしょうけど。……学園青春物かぁ、と少し驚きましたが、さてどういう風になるのでしょう。あいだあいだに拘置所のシーンとか入れていくのかな、それともこれっきり戻ってこないのか。なんて、気が早いか。先を楽しみにしております。では
2005-06-12 14:14:30【☆☆☆☆☆】うしゃ
拝読いたしました。まず思ったのは、よく勉強されているなあと。甘木さんの博識は今日に始まったことではありませんが、知識に裏打ちされた文章は非常に好感が持てます。……どこぞの有栖川とは大違い(笑 さて、学園青春物とは誰が想像しえたでしょうか。単純なあたしは素直に刑務所の中での話を予想していたので、嬉しい裏切りでした。思わぬ方向にベクトルが向いて、次回が素直に楽しみです。なんだか読めば読むほど切なくなりそうなお話ですが、そうなったらOUR HOUSEで中和していただいて(笑 七枝柄さんの思い出にいっしょに浸ってゆこうと思います。次回も頑張ってください。
2005-06-12 18:30:38【☆☆☆☆☆】有栖川
私が今まで見た甘木さんの書き物の中で、一人称での心情描写ってあんまりなかった気がしましたので「こういうのも書けるんだなあ」と(失礼か?)。七枝柄隆宏の心情はやはり死刑囚といった感じですが、環境としては他の小説やドラマで見たほど酷くはないのですね。この出だしには、ばっちり心捉まれてしまいましたよ。次回を楽しみにしています。ちなみに私、死刑制度には反対です。
2005-06-12 20:57:42【☆☆☆☆☆】clown-crown
このような拙い文章を読んでいただいて本当にありがとうございます。私的にはこの作品を書いて気分がさっぱりです。やっぱり私は暗い作品が好きなんだなぁと改めて感じました。
>天風さん、ありがとうございます。まさかの学園物です。いや、実は七枝柄は死刑囚でなくてもよかったんです。絶対的な孤独の状況と、限られた命という状況を考えたら死刑囚になってしまったんです。でも七枝柄が起こした事件に高校生活は無関係ではありません。この先は次回以降に描いていきたいと思っています。
>京雅さん、ありがとうございます。いやぁ人間バランスを取らないとダメですね。やっぱり明るいのばっかり書いていると無性に暗いものが書きたくなるんですよ。ワザワザ私の身を気遣って下さってありがとうございます(こちらの方はのんびり書かせていただくつもりです)。ところで「〜だった・した」はなかば私の意地みたいものです。極力使用頻度を下げても書けるようになりたい、一人称で書く文章を練習したい――は、単なる私の練習目標みたいものです。「〜だった・した」も使う時は使うと思いますよ。またも鋭い御指摘には感謝の念が尽きません。早速直します。わらびコーラ……書いているだけで胸焼けしてきますよ。どうしてみんな平気なんだろう? 嗚呼、それにしてもFTが書きたい。でもその前に「OUR HOUSE」を書かなきゃ。
>バニラダヌキさん、ありがとうございます。寂寥感が少しでも伝わったのなら嬉しい限りです。感情をぶつける書き方は好きなのですが、登竜門では極力抑えていたのです。抑えすぎてちょっと書き方が分からなくなっていたから、上手く伝わるかどうか自信がなかったので嬉しいです。「在りし日の歌」は個々の詩と言うより、中也がこの詩集が出す理由の方が題名の由来です。
>影舞踊さん、ありがとうございます。人間、孤独って結構辛いみたいですよ。だから独房に長く入れられるとおかしくなる人も多いそうです。物語の方は、死刑囚だってまともな高校生活があったと言うことで展開させるつもりです。ただどうなるかは書き手の私にも見当がつかないんですけど……ナサケナイ。わらびコーラは好き嫌いと言うより、その物体がもつ甘いイメージが私の胃と胸を焼いてしまって……うっぷ。
>羽堕さん、ありがとうございます。七枝柄は冤罪ではなく、本当に大量に人を殺めています。死刑になって当然の人間なんです。でも、死刑囚でも色々とものは考えるし、場合によっては何も反省しない人もいるんですよ。オープニングはミスです。いやぁ恥ずかしいです。早速直させていただきます。御指摘ありがとうございます。
>うしゃさん、ありがとうございます。甘木は脳天気か暗いかのどちらかしか書けないので、うしゃさんが初めて読んだ作品がこれなのは、良いことだったのか、悪いことだったのか……悪い印象を与えてしまっていたら嫌だな。などと小市民的な不安に怯えています。ネタばらしですが、拘置所のシーンは後はラストにしか出てきません。高校生活が描かれるだけです。ですから硬い文章も後はラストしか出てきません。
>有栖川さん、ありがとうございます。有栖川さんに褒められた嬉しいな。死刑囚の本を2冊読んだ甲斐があったなぁ。この作品、明るくなることはないと思います。と言うか私が書いてみたいのは善意のない世界なのです。とても書き切れそうにはありませんが……その反動を利用して「OUR HOUSE」をより明るくしていきたいと思っています。ですから当分はクルツ対七枝柄の構図が続くと思いますので宜しければ読んでやって下さい。
>clown-crownさん、ありがとうございます。感情をグダグダと書いて良いのか自信はなかったのですが、皆様の寛容さで許されたようでまずはひと安心。これからどれだけ心情描写できるか分かりませんが、この作品では七枝柄の孤独に至るまでの感情を描いてみたいと思っています。ちなみに死刑囚は受刑者ではなく拘置所の容疑者と同等の扱いがなされるみたいです。死刑さえ執行されなければ……私は遠慮したいですけど。
冒頭でも書きましたが、溜まっていたものを書けたようで私的には楽しかったです。逆に言えば自分のために書いた自慰作品とも言えます。甘木の本質がモロに出ているこの作品を読んでいただけるとは私は果報者です。本当にありがとうございます。
2005-06-12 22:41:22【☆☆☆☆☆】甘木
死刑囚の話か、これまたブラックだなぁ、なんて思っていたら……嘘。これ学園青春モノになるの!?などと素で驚いた。いやいや、こんだけ重い一面見せといてそっちへ進むとは……なんとも大胆な一歩を踏み出したものですね(笑)しかしその効力が存分に効いてくれることを祈りつつ、次回からの展開を楽しみにお待ちしたいと思います。
2005-06-13 21:48:36【☆☆☆☆☆】神夜
>神夜さん、ありがとうございます。狙って書いたわけじゃないんです。絶対的な孤独、限られた命という状況が、死刑囚しか思い浮かばなかっただけなんです。それに私じゃ死刑囚の脱獄物や刑務所日記のような作品はとても書けません。これからこの雰囲気を持ったまま書くのか、それともこの雰囲気に帰結させる作品になるかは、私自身もまだ決めかねていますが、なんとか期待にこたえられるような作品にしたいです。改めて、読んでいただいて、ありがとうございます。
2005-06-14 22:24:40【☆☆☆☆☆】甘木
フフフ、読みましたよ甘木さん。ダークですね。ブラックですね。コレ本当に青春モノに繋がるのでしょうか? それはともかくとして、コレをお書きになった日から半年はたつのですけれど、完結される日は来るのでしょうか? 楽しみにしてますね。では短いですがこの辺で。
2006-01-29 23:48:47【☆☆☆☆☆】水芭蕉猫
計:8点