『青い空』作者:なつきのこ / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
全角5449文字
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原稿用紙約13.62枚


 あがいてもあがいても超えることのできないボーダーライン
 もどかしくて、どうにかしたくて、もがき苦しんで
 ようやく一つの答えに辿り着く・・・
 17歳ってそんな感じだと僕は思う。

 
 たぶん僕達は知りたいのだ。 
 生きる意味を、明日への希望を、
 真っ青なキャンバスに描かれた雲の理由を・・・。



 『青い空』




 屋上は僕にとって格好の隠れ家だった。
 普段は誰も立ち入ることのできない場所なのだが、運の良いことに僕は屋上の鍵を盗むことに成功した。
 その頃体育委員だった僕は、教官室に体育館の鍵を借りに行ったのだが、たまたま目に付いた屋上と書かれた鍵を
 何を思ったのか、いつの間にか握り締めていた。
 先生に気付かれている様子もなく、僕は何食わぬ顔で教官室を出たのだった。
 それからしばらく、屋上の鍵が紛失したと騒ぎになったが、教師共はようやく支障はないと気付いたのか
 今では誰もが屋上の鍵のことを忘れてしまっている。

 僕はいわゆる優等生ってやつで、かといって真面目すぎるという訳でもなく
 今日もこうして授業をサボって屋上に来ている。
 本日、最高のなかでも特に最高な青空日和・・・つまり快晴だ。
 暖かな日差しが気持ちよくってうとうとする。
 誰にも邪魔されることのない僕だけの時間。
 のハズだったのだが・・・

 ――――ガラッ

 招かれざる訪問者。
 今日はうっかり鍵をかけるのを忘れていた。誰だ?先生か??
 残念なことにただっ広いだけのこの場所には逃げ場なんてなかった。
 だが次の瞬間僕は目を疑った。
 だらしなくズボンを腰ぎりぎりまで下ろして、茶髪なのかキンパツなのか分からない頭の彼は
 どかどかと僕の聖地に足を踏み入れた。
 「・・・芦尾。」
 学校内の誰もが彼の名前を知っているだろう。なぜなら彼は校内一の問題児。
 ちなみに一年の頃から同じクラスメイトだったが学校にはあまり出席していない。珍しく登校したと思えば乱闘騒ぎ。
 そんな芦尾隆志・・・君・・・。はぁ、最悪だ。
 だが、自信家で優等生で女の子からモテちゃって困っちゃうのが売りの僕は、ココで引けをとるわけにはいかない。
 ビビッていたら負けだ。・・・がこの状況をどうしろと??
 先に口を開いたのは芦尾の方だった。
 「お前アレやろ?えっと何やっけ、名前。えーと・・・」
 アレとは何だ!!!仮にも一年間同じクラスだったのに。
 だがあくまで冷静に。
 「白石や」
 「・・・あぁそんな名前やった。白石あきら。」
 ・・・正確には“あらき”なんだけど。
 「お前何でこんな所おるん?授業出らんでいいんかちゃ?」
 それはこっちのセリフだ。無断で僕の聖地に進入してきてその言いようは何だ?
 それにしても授業出らなくてもいいのかなんて・・・コイツの口からそんな言葉が出てくるのがなんだかおかしかった。
 「お前こそどーなん?」
 「俺はこんなやし、別に出らんでも問題無かろ?あー、それにしても気持ち良いなぁココ。青空そうとう綺麗やん。」
 そう言って芦尾は空を見上げ立ちすくんでいた。僕は何故かその姿に親しみを感じてしまった。
 コイツ、皆が言うほど悪い奴でもなさそうだ。

 「あぁ、ほんとに・・・空、真っ青やなぁ・・・」
 見上げた空は本当に綺麗だった。



 * * * * * * * *


 あの日を境に芦尾はたびたび屋上へやって来るようになった。
 ただでさえ出席日数足りていないくせに、一体何をしに学校へ来ているのやら。
 それはもう、授業を受ける為に学校へ行くのではなく、屋上へ行く為と言ってしまった方が適切だろう。
 芦尾がココを訪れるようになって正直最初は戸惑いを隠しきれなかった。
 と言うのも、今まで屋上は“僕独り”だけの場所だった。僕は独り静かに、この場所で安らぎを得ていたのだ。
 特に天気の良い日は最高だ。この青空を独り占めして流れ行く雲をぼんやりと眺める。
 それだけで僕は幸福感のようなものに心満たされていた。
 それなのに思わぬ侵入者の登場により今まで保たれていた安らぎと言うバランスを崩されたのだ。
 安らぎを得るための条件、それは“独りである”ということだ。
 
 しかし人間慣れるもので、数日後にはすっかり彼のいる事が当たりに感じるようになっていた。
 そして僕らは少しずつではあるが色々な話をした。
 一見怖そうで、不良特有のオーラをギンギン放ち近寄りがたい存在である芦尾だったが、実際話してみると彼は人懐っこく良く自分の事を話しては僕に聞かせてくれた。
 自分の好きなもの、嫌いなもの、最近ムカついた事、面白かったこと・・・
 ほとんどが日常的な話題だったが聞いていて嫌な気はしなかった。むしろ、コレが校内一の問題児の真の姿なのかと秘密を握ったような気分になっていた。 
    
 
  
 僕が屋上へ行くのはほとんど気まぐれだが、ほぼ毎日のように訪れていた。
 そんな僕の行動を不審がる人がいないわけがない。それはやはり先生であった。
 「おい白石、お前どこ行くんか?」
 「あ・・・ちょっと具合悪いんで保健室に。」
 「お前な、そんな嘘通用すると思っとんか?もう二年なんやけ進路のことも考えないけん時期なのに、お前たるんどんやないか?!」
 何だかムッとした。
 先生方は皆そろってこう言う。
 僕は優等生の分、先生からの期待も高い。
 進学校だから、成績の良い奴にはそれなりに名の知れた大学にいってほしい
 そして少しでも世間から見たこの高校の評価の為に貢献して欲しい
 きっと教師共の企みはそうに違いない。
 たるんでるなんて言われる筋合いはない。学校なんて勉強できてなんぼの所だ。
 成績さえ良ければ少しくらい授業サボったって目を瞑ってくれる。
 「ほら、教室へ帰んなさい。」
 「・・・はい。」
 と言い先生を安心させたところで、教室に戻るフリをしつつ屋上へ向かう。
 僕は優等生の中でも特にひねくれた優等生なのだ。


 屋上へたどり着くと、扉の前で一足先に芦尾が待っていた。鍵は僕が持っているから、僕がいない限り彼は屋上に立ち入ることが出来ないのだ。
 「・・・遅ぇちゃ。」
 少し不機嫌そうな彼を横目に僕は無言で鍵を開ける。
 扉を開くなり芦尾は無邪気に駆け出した。
 僕は何だか頭の中がもやもやした感じになっていた。きっとさっきの先生のせいだ。
 近頃ほんの些細なことでイラつきやすい。
 「はぁ・・・。」
 ため息を一つ吐きゴロンと寝そべった。天気はやや曇り気味で気分は更に落ちていった。
 こんな日は余計なことまで考えてしまうからいけない。
 考え事をすると息が詰まりそうになる。それが何故だか分からないけれど。
 学校の事、将来のこと、先生と両親からの期待・・・。まだ二年だぞ、早すぎだろ。
 これが優等生の宿命なのか。いや、でもこの憂鬱の理由はこれだけじゃない。一体何なんだろうこの気持ちは。
 最終的にはもう自分が何者なのかさえ分からなくなりそうでむしゃくしゃした。
 「あーもう、やめやめ!!考えるの止めっ!!!」
 せめて今日の空が青色で目が眩むほどの天気だったら良かったのに。
 こんな時、ノー天気にボケッとしている芦尾をみると無性に腹が立った。
 

 「白石、お前何しとんの?」
 しばらく経って、突然芦尾が僕を見下ろすようにして話しかけた。
 「へ?」
 「さっきから・・・お前、自分の手ェ見てん?」
 「・・・あ。」
 
 気が付いてみると僕は、無意識のうちに空に手をかざし、何かを掴み取るかのように空を切っていた。  
 
 
                      
* * * * * * * * 


 ガタッ ガラガラッ 
 乱暴に扉を開けたのは芦尾だった。

 今日も僕は屋上でぼんやりと空を見つめていた。そよそよと気持ちの良い風が吹き上げ、僕の頬をかすめる。
 暖かな陽の光りが身体を包み込み今まさに眠りにつこうとしたその矢先の事だった。
 一気に現実に引き戻された僕は芦尾を一睨みした。が、僕の視線も彼には敵わなかった。
 ものすごい目つきで瞳は冷たく据わっていた。その顔色から窺うと彼は怒りに満ちているようだった。血の気も引くような威圧感が彼を支配していた。
 僕は何も声を掛けることができなかった。それは今まで忘れていた芦尾への恐怖からでもあった。
 彼は学校一の問題児。こうして関わりを持たない限り、僕はきっと芦尾とは口も利かなかっただろう。
 それだけ彼は恐れられている存在であり、僕も以前までは彼のキレた姿しか印象がなくすれ違うだけでビクッとした妙な緊張感に襲われたものだ。
 けれど注意深く普段の彼を観察してみると、見かけは別として、特に彼自身に問題があるとは思えなかった。
 授業妨害をするわけでもないし、特に目立った悪さをするわけでもない。
 ただ、先生から絡まれあれこれ口出しされた時は過剰に反抗していた。けれど、それだけなのだ。
 “問題児”とは多分、彼の見た目だけで認知されたにすぎない。
 それもそのはず、ココは市内でもそこそこレベルの高い進学校。はみ出した生徒は目立つのだ。
 屋上での彼は、本当に普段では想像もつかないくらい明るく、時折見せる笑顔はなんだか僕を安心させた。
 芦尾でもこんな表情を見せるのか、と。それから彼に対しての印象は大分代わったのだが、怒りに満ちる姿を見るとやはり怖い。
 芦尾は無言のまま僕の右のほうに少し距離を置いて座り、チッと舌打ちした後大きなため息を吐き空を見上げた。
 「・・・どうしたん?」
 僕はようやく声を掛けることができた。
 それでも彼は無言のまま瞬きさえせず、空から瞳を離そうとはしなかった。
 僕は彼を残し屋上を後にした。何があったのかは分からないけれど、一人にしてあげたほうが良いような気がして。
 彼の目には確かに涙が溜まっていた。

 教室へ戻ってみると早速芦尾の情報が流れ込んできた。
 「白石、お前聞いた?芦尾、学校退学なるかもっち!!」
 ドキッとした。同時にさっきの芦尾の姿が目に浮かんだ。
 「一体どうしたん?」
 「最近盗難が多くて問題になっとったやん、その犯人が芦尾やったって。」
 「は?何ち!?それ本気で言いよんかちゃ!?」
 近頃、校内で盗難が多発していた。体育や移動教室の間を狙って誰かが勝手にカバンをあさり財布から金だけをキレイに抜き盗っているのだ。
 それは僕のクラス内でも起こった。
 この間の体育の時間、教室が空いたのを狙って。3名の生徒が被害にあった。
 皆は手口からして犯人は同一犯だろうとにらんでいたのだが・・・
 先生たちは真っ先に問題児である芦尾を疑った。
 だが彼が盗むはずがなかった。
 なぜなら彼はその時間、僕と共に屋上にいたのだから。
 聞けばついさっきまで、芦尾は先生に呼ばれ盗難について話していたらしい。彼は違うと身の潔白を証明していたが教師共は聞く耳持たず。
 こんな事をしでかすのはお前しかいないだろうと。
 そして溜まらず芦尾は先生の右頬に一発パンチを食らわせ、相談室を飛び出した・・・という事らしい。
 「あいつがそんな事するわけないやろ!!」
 まるで芦尾が盗んだと決め付けたような言い方が気に食わなかった。あぁもう、何で教師っていつもこうなんだろう。
 また、芦尾の目に涙を溜めた姿が蘇り居た堪れない気持ちになった。
 どこから退学と言う言葉が出てきたのかは知らないが、先生を殴ってしまったのでは反感をかうのは当然だろう。
 しかし、何を根拠に犯人が芦尾だなんて無責任な事が言えるだろう。
 

 僕は再び屋上へ戻った。
 授業なんて受ける気にはなれなかった。

 芦尾は相変わらず、だらしなく座り込みぼんやりと空を眺めているようだった。落ち着いたのか、さっきまでの冷たい表情は消えていた。
 けれどその瞳は空を越え、どこか遠くを見つめているようだった。
 彼がなぜこうまでして自分のスタイルを貫き通し抗って行くのかその心理は分からないが、きっと彼も葛藤しているのだ。
 この学校と言う作られた空間の中で、自分を見失いかけそうになりながら。
 きっと彼も、僕とは違った心のもやもやを抱えているのだと思う。
 真っ青な空はどこまでも続いていて、見ているとその鮮明な青に吸い込まれそうになる。 
 

 「何で空はこんなに優しいんやろう。」
 独り言のように芦尾が呟いた。

 「・・・うん、人間なんかよりずっと優しくて綺麗やなぁ。」
 それが僕の精一杯の言葉だった。


                 ―続―
 
 
2005-05-03 02:27:26公開 / 作者:なつきのこ
■この作品の著作権はなつきのこさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
更新遅れました。今晩は、なつきのこです!!
京雅さん、ゅぇさん、甘木さん、レス有難うございます(><)
嬉しさでいっぱいですvvアドバイス、とても為になります★頂いたアドバイスを生かし少しずつ成長していけたらなと思っています。
どうか温かい目で見守っていてください^^
この作品に対する感想 - 昇順
わぁ、私とほとんど同じ時刻の投稿!
そんなわけで、勝手に親しみを感じ読ませていただきました!
まだ始まったばかりでなんとも言えませんが、読みやすかったと思います!
続きを期待してますね。お互い頑張りましょう!^^
2005-04-28 12:42:53【☆☆☆☆☆】蒼月
うん。読みやすいんだけどさ。改行少なくしたほうが小説っぽくなるだろうな。それにホラ、なんかちらほら読点が読点じゃなくなってるしさ。
2005-04-28 21:31:32【☆☆☆☆☆】clown-crown
いいですね。優等生と不良の掛け合い。二人は親友になれそうな気がします。
とても綺麗な空気感でした。次回更新楽しみにしてます。
2005-04-28 23:05:13【☆☆☆☆☆】由紀
初めまして甘木と申します。作品拝読いたしました。読みやすいと言えば読みやすいけど……私もclown-crownさんと同じ意見です。この書き方だと文章ではなく、短い文の羅列という感じがします。せっかく日常からドロップアウトした二人の出会いが印象弱いものに感じられ少々残念です。もし時間があるのでしたら他の投稿作品を読んでみるのも勉強になると思います。常連の方などの文章は行間を空けていなくても読みやすいものが多いですよ。長々と辛口で書いてしまいすみませんでした。では、次回更新を期待しています。
2005-04-28 23:52:29【☆☆☆☆☆】甘木
初めまして、拝読しました京雅と申します。読み易くすらすらと下まで行ってました。けれど普通に小説を読む分には少少物足りなさが感じられ、それはやはり改行と構成だと思います。改行を多くするならもっともっと描写等も相応に多くしないと中身が抜けている様に見えますし(逆に描写が多過ぎても読み難いですよ?)何だかドラマの最初のほうを眺めている様な淡い感じがしました。と言っても、私なんて未熟者、指摘なんて出来る立場ではないのに偉そうに語ってすみません。何とか心の広さで私を許しつつ、次回更新も頑張って下さい。
2005-04-29 00:14:45【☆☆☆☆☆】京雅
はじめまして。
作品読ませていただいたのですけれど、うん、ちょっと自分に密着していて、それが小説技法を取っ払っちゃっているんじゃないかなあと。
自分の感性を文章に持ち込むことは正しいのですね。ただ小説は、そういう自分を冷厳に見つめる視点が必要なのだと思うのですよ。
感性は透明感あるものだと思います。それをどう調理するか、一足飛びにはなかなか難しいかと思いますので、焦らず、これからもがんばってくださいね。
2005-04-29 22:21:00【☆☆☆☆☆】タカハシジュン
続き読ませていただきました。白石君の焦燥感のようなものは分かりやすく描かれていていいと思います。でも、登場人物が二人しかいないのに芦尾君の描写が少なすぎます。一方的に喋ったと書くのではなく、楽しそうに喋ったとか身振り手振りを入れ力説したとか、ほんの少し描写を入れるだけで芦尾君の性格を読者に知らせることができます。ここまででは芦尾君の存在感が薄くて、白石君の独り言を読んでいる気分にもなります。では、次回更新を期待しています。
2005-04-30 08:29:27【☆☆☆☆☆】甘木
初めましてです♪ ふらふらと興味本位で読み始めたんですが、あら面白いじゃないですかッ!っと。文章力表現力の熟練度は別として、爽やかにスパッと読み進められる感覚がありました。「僕の行動を不審がる人がいないわけがない。それはやはり先生であった」とかっていうの、少し作文みたいだったなと。そこでちょっと(ん?)と思ってしまったわけなのですが、そこらへんは個人的な感覚ですね★^^★あとは甘木さん同様、芦尾くんの描写がもう少し欲しいですね。そして方言っていいなぁ…と、これ読んで思いました(笑
2005-04-30 10:57:08【☆☆☆☆☆】ゅぇ
続き拝読しました。ふむ。文章の構成は小説と言う概念を取っ払えば読み難くもなく寧ろ内容は解り易いと思います。書き方なんて何度も書いたり読んだりしている内に徐徐に旨くなるもので、と言うかこの京雅もまだまだ未熟者なので偉そうな事は言えませんが、焦る必要性は皆無ですよ。ゆっくりで大丈夫です。ストーリーの構成はしっかりしていて、最後の一文なんかはいいなあと頷けました。さーて、どうなっていくのだろうか、私なんかでよければ見守らせて下さい。
2005-04-30 21:20:10【☆☆☆☆☆】京雅
いやいや、文章レヴェル上がっていってるんじゃないですか(いつも偉そうにすみません)。さらっと読み進めてしまったですし、毎回最後のほうにくる儚げな文章に惹き込まれる感じです。個人的にはもっと書いてほしかったですけどね、まっ、それは我が儘かな。疑いの目、先入観、いいとこ突いてると思いました。では次回更新も頑張って下さい。
2005-05-03 02:39:16【☆☆☆☆☆】京雅
続き読ませていただきました。雰囲気はとても良く文章も引っかかりなく読めました。窃盗の疑いをかけられた芦尾君に対して、たぶんたった一人の理解者である白石君の感情がちょっと弱かった感じがします。白石君は頭のいい人だから感情よりも理性で怒りを感じるタイプかもしれませんが、一歩下がった場所で見ているようで今ひとつ感情移入しづらかったです。では、次回更新を期待しています。
2005-05-03 18:00:49【☆☆☆☆☆】甘木
方言がいい(笑)ええ、甘木さん同様雰囲気はとても良かったです。ひとつひとつの描写も爽やかで青春を思わせるような色彩が感じられました。それだからこそ、ちょっと文章の各まとまりが短かったのが残念です。もう少しボリュームを増やしてくれればなお嬉しいかな、と。……っとワケわからん感想を述べたところで、次回更新をお待ちします。
2005-05-03 21:35:40【☆☆☆☆☆】ゅぇ
感想レス、ありがとうございます(U∀U)
いつも皆様のレスに励まされていますっっ!!!本当に・・・っ!ありがとうございますvvv感涙)
ここでちょっとお返事を・・・
京雅さん うれしいお言葉、ありがとうございますっ(><)成長できるのも皆さんのお陰です。アドバイスや指摘はどれもこれも自分にとってプラスになりますので本当にありがたいです。そして京雅さんからのお言葉に勇気付けられつつ次もがんばろうとやる気に繋がっておりますvv一応日常をテーマに、高校時代誰もが感じた気持ちや感情をこの二人の視点から表現できたらいいなと思っています。どうか温かい目で見守っていてください。笑
甘木さん 毎回アドバイス下さってありがとうございますvv甘木さんのアドバイスには「あっ、そうか」と気付かされることがいっぱいです(^^)今回、芦尾に視点を当てすぎて白石の気持ちが薄くなりすぎたかな、と反省です。二人の気持ちや境遇を上手くシンクロせさせて行く事はなかなか難しくって・・・いつも頭を抱えています><自分の未熟さが身にしみます。またご指摘ありましたら、ビシバシよろしくお願いしますvv
ゅぇさん 方言は一応私の地元の言葉で・・・(笑)標準語よりも親しみを感じる事ができるかなと思い・・・(あ、私だけか。汗)読み返してみると、文章が薄っぺらいかなぁと我ながら納得です。ボリュームですねっ><次回からはその辺も意識して書き進めていこうと思います。まだまだ未熟者な私です、指摘やアドバイスは本当にありがたいですvvこれからもがんばって行きたいと思います!!
2005-05-05 10:41:57【☆☆☆☆☆】なつきのこ
初めまして。朱谷晶美と申します。
作品、拝見しました。周囲からプレッシャーをかけられる「優等生」の「先生」や「進路」、そして学校でも有名な「不良」への複雑な思いが、青空の描写とともに伝わってきました。文章の雰囲気が、美しく爽やかで、また読みやすく、内容としてもとても親しみを持てたのですが、方言の部分が少し微妙ではないかと思います。方言は柔らかく、上手く使えば人物の個性も出すことが出来るものだと思うのですが、最初の読み始めから読みすすめていき、そして最初のセリフでいきなり方言があるために、一瞬違和感を覚えます。「方言」と「地域」は関係のあるものなので、文章中に「大阪」とあれば、人物が関西弁を話しても違和感はあまりありません。なので、文章中、出来れば最初のセリフの前に、方言を予測させるものを置いてはどうか、と思います。
初めてのくせに、生意気なコメント、すみません;;これからも頑張って下さい。
2005-07-02 00:29:59【★★★★☆】朱谷晶美
計:4点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。