『真夏の空の太陽に 最終授業  第四日』作者:冬簾 / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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  私の名前は、葵 瑠菜。お母さんの都合で四日間お婆ちゃんの住む、湊町にお世話になりに来てこ
れで四日目であった。そして今日は、月曜日であって最後の学校での授業になる。
 「一限目はぁ数学・二元目はぁ国語・三限目はぁ理科・四限目ぇ社会・五限目ぇはぁ、ん?学級会か
ぁなんだろうなぁ。」
 ふと時計を見るとそろそろ学校に行く時間だった。
「じゃあお婆ちゃん行って来ます。」
「行ってらっしゃっい。」
 前と同じように湊橋に行った、少しばかり遅れたが真夏ちゃんは、待っていてくれた。
「おはよう、真夏ちゃん。」
「おはよう、瑠菜さあ行こう。」
 学校に向かいながら次に会うときの話をしていた。
「明日は、朝帰るんだよね?」
と聞いてきた。
「そうだよ。」
と答える。                                   
「次に来るのは、いつ?」
と聞かれ。
「わからない、でも近いうちに来ると思うよ。」
「なら良かった。その時は、クラスのみんなでまた遊ぼうね。」
と誘ってくれた。
「うん勿論だよ!」
と言って指切りをした。
 そうこうしながらも学校に着いた。
    キーンコーンカーンコーン
 朝のホームルーム
「えぇみんなおはよう、今日は、葵 瑠菜さんがこの学校に居るのは、最後の日だみんな仲良くして笑
顔で見送れるように。」
と言って教室を出ていった。
 そうして数学・国語・理科・社会と順々に授業は、回っていった。
 五時間目・学級会
「じゃあ学級会を始める学級委員。」
と言って前に出てきたのは、真夏ちゃんと貴君だった。
「これからお別れ学級会を始めます起立、礼、着席。」
(お別れ?って事は、私の為にこんな事を?)
「じゃあまずクラス代表で先生から一言。」
と言って先生が出てきた。
 「わずかな時間だったが少しでも自然とふれあえるこの町のこんな小さな学校に通ってくれて有り難
うまた機会があってこの町に来るときは、この学校に是非来てくれよ。」
と言って先生の一言は、終わった。
 「次は、クラスバンド お願いします。」
と言って前に出てきた四人グループがギターとタンバリンとハーモニカと歌を組み分けして歌い始めた

『真夏の空の太陽に 手を伸ばして 〜♪…♪…♪…♪…果てしなく〜♪』
と手拍子も混じりながら歌は、終わった。
 「次は、葵 瑠菜さんからの一言をお願いします。」
(え?私?よしやってみますか。)
私は、前に出て。
「少しの間でしたが、この様にみんなと遊んだり自然にふれあえてとても楽しかったです、また機会が
あったら必ず来ますので待っていてください。」
こんなに盛大にされたのは、初めてで感謝のあまり涙があふれてきました。
 「これをもってお別れ学級会を終了します。」
と貴君がいいました。
 学校が終わり。私は、明日の帰る準備をするので早めに帰えることにした。
「じゃあ真夏ちゃん私は、明日の準備があるからすこし急ぐね。」
「うん、わかった明日駅まで送りに行くからね。」
と言って手を振って私は、家に急いだ。
 明日の朝。私は、電車で家に帰る。
2003-10-26 19:40:34公開 / 作者:冬簾
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■作者からのメッセージ
お久しぶりです!
前話から間があきましたがお待たせしました!
第四日目!前回はこれで終わると言ってしまいましたが、最終日の事を忘れてました!
すいません!
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