- 『オ・ト・モ・ダ・チ!! §2』作者:asako / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
- 全角658文字私はどうやって死んだんだろう・・・・・・、。
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覚えていないの・・・・・・。
『覇依ちゃん!!』
瑠彌。
夢の中でも私の名前を呼んでくれたね。
嬉しいけど、もう私は起きる事はないんだ。
「覇依ちゃん・・・」
どうして死んでしまったの、と。
瑠彌は、これからどうすればいいの。
(覇依ちゃんが死んだときのこと、今でも覚えてる。一生忘れない。)
それは、1ヶ月前。丁度23日、今日だ。
初命日・・・・・・。
(覇依ちゃんは、私の事かばって死んだんだ。)
あれ??
私、どこに居るの??
宙を浮いてるのだけれど・・・・・・。
深い眠りについたはずが。
何故こんな所に?!
気がつくと、瑠彌が私のお墓の前で手を合わせてた。
え?
瑠彌・・・
その、隣に居る子はだあれ??
瑠彌は、その子に向かって話し始めた。
「覇依ちゃんは、私をかばって死んだの。コンビニ強盗にわたし、人質にされてさ。一緒に居た覇依ちゃんが私の前に来て、犯人に包丁を突きつけられて・・・・・・っ!!私がいけなかったの!!覇依ちゃん・・・」
はっ、とした。
わたし、そうやって死んだんだ。
なにか、変なものが私の心に溜まってゆくみたい。
いままでのこと、少しづつだけど、思い出してゆく自分が痛かった。
そして・・・―――――― - 2003-10-23 19:37:13公開 / 作者:asako
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第2弾です。えと、短編なので読みやすいと思います。よろしく!!
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