『ゲリオン88 第1話』作者:青菊 / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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2000X年7月25日……
「ふう。やっと夏休みか。」
この男の名前は福山俊介(ふくやま しゅんすけ)
ここ国領高校の2年生。
性格はちょっとクールであまり話さないが、友達には優しい男。
「よ!夏休みが始まるな!遊ぶぞ〜!」
この明るい感じの男は俊介の親友、紫藤時人(しどう ときと)だ
小学校の1年からずっと一緒の学校・クラスで、何をする時でも一緒だ。
性格は俊介とは正反対の明るい性格で,友達も多い。
一見遊んでばっかりのようだが,家族のためにバイトをしている。
「遊びまくって宿題ためるなよ。また去年みたいなのはゴメンだからな。」
「分かってるって♪」
「……本当かよ」
去年時人は宿題が終わらず,31日の夜中に泣きながら俊介に頼み、一緒にやっていた。
「あらあら。もううかれ気分なのね。」
「ん?」
不意に後ろから声がした。見ると,女子が二人立っている。
「なんだ。千影と春香か。」
「こんにちわ。」
「おう。こんちわ。」
この女は御歐千影(みおう ちかげ)
俊介や時人と同じクラスだ。
千影は中学2年のとき転校してきて,そこで俊介たちと出会った。
性格は多少暗い感じだが、おとなしく誰からでも好かれるタイプ。
「ちょっと。あたしには挨拶無しなの!」
「あ〜あ、うるせぇな……。」
「なによ!」
ゴス!
「ぐえっ!」
この女,名前は金子春香(かねこ はるか)
俊介や時人とは小学校2年から一緒のクラスである。
性格は明るく活発的。4人のリーダー的存在だ。
「おいおい。大丈夫かよ。」
「だめかも……」
「え!そんなに強く入った?ゴメン!」
「なんてな!ウソだよ〜ん!」
「あ!だましたわね〜!」
「へへ〜んだ!」
「……あの二人,仲いいですね。」
「ん?ああ。春香は時人のこと好きみたいだし、時人もまんざら気が無いわけじゃなさそうだしな。」
「……私もあんなふうになれたら……」
「ん?なんか言った?」
「い、いえ!そ、そんなことよりあの二人止めなくて良いんですか?」
「やべ!忘れてた!」
俊介が止めに入るが,時すでに遅し。
二人は激しい口喧嘩になっていた。
こうなると俊介が本気になって止めるしかない。
まず俊介が時人に強烈アッパーを食らわせ,
さらに春香に怒涛の叫びをかます。
こうしてやっとケンカはとまるのであった。
「まったく。世話やかせやがって。」
「ゴメンナサイ……」
「ふう。とにかく、これからマックに行くんだが,みんな一緒に行くか?」
「行く!」
「よし。じゃあマックに行くぞ。」
こうして俺達の夏休みは始まった。
何事も無く,ただ時間が過ぎていくだけだと思っていた。
そう……『アレ』が起こるまでは……

続く
2003-10-18 09:11:39公開 / 作者:青菊
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■作者からのメッセージ
前回のは名前などを入れてしまって削除されていたので、今回は注意書きを再確認し,書きなおしました。
管理人さんスイマセンでしたm(__)m
感想など頂けたら嬉しいッス。
この作品に対する感想 - 昇順
う〜む、“アレ”とは何でしょう?気になりますなぁ。続きを読みたいです!
2003-11-14 18:35:00【★★★★☆】最低記録!
計:4点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。