『エスケープTHE美女 1』作者:nerv / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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まぁ、僕ぐらいの頭脳じゃどうしようもないこともあるんだ。

そりゃあ、世の中には僕じゃどうしようもないこと、たくさんあるだろう。

でも、これだけは、僕一人じゃどうしようもならない!

口と目にはガムテープ。

手と足には縄。

風があたる、縄は前方で固定されているようだ。

それだけしか、どうしてもわからなかった―



1...捕われるもの

僕にとって学校は、「嫌な所」でしかなかった。

勉強も運動も出来ない僕は、先生たちからも目の敵にされ。

友達からは、ぼくのなまえが、コウジだから「ダメコウ」と言われていた。

だからと言って、家がいいところというわけではなかった。

というか、家に帰ったところでだれが居るわけでも無かったからだ。

一人は自由でいいね!という人も居るが、僕はまったくそうとは思わなかった。

というわけで。

僕は、決して近くは無い丘まで来ていた。

とりあえず、お金には困っていなかった僕は、昼ごはんを食べることにした。

丘から近くのコンビニまでパンを買いにいった。

「今ごろ学校は給食だなぁ。」

そう考えながら、歩いていた。

―ガシャ―

自動ドアの開く音で、僕は冷たいクーラーのきくコンビニへ入っていった。

僕は、メロンパン2こと、コーヒー牛乳1パック買って、コンビニをあとにした。

「家…帰りたくないなぁ」

最近それ以外考えただろうか?と、思うぐらいそればっかり言葉にしていた。

刺激。

刺激がほしかった。

イヤな。毎日からすくってくれるような。

すごい刺激が欲しかった。





2...その刺激が手に入る



夜遅くまで、川を見ていた僕は、しぶしぶ家に帰ることにした。

「やだなぁ・・・」

合鍵はないが、僕専用のかぎで、家を開けた。

ガチャリ。

家の開く音と、僕に走る嫌な悪寒。

なぜだかわからないけれど、家に入るのが怖かった。

目を閉じて。

神経を集中させて。僕は家の中に入っていった。

3...THE美女


中は…予想どうりの状況だった。

空き巣。

全て開けられた様子の棚。

ばらばらに散乱している、洋服類。

そして窓辺に人の影が…。

僕は恐怖のあまり白い顔になった。

そして、腰を抜かし、ドシンと音を立てて座り込んでしまった。

「誰?」

窓辺に立っている人影が尋ねる。

僕は恐怖で答えられない。

「もしかして。あなた?」

謎の、言葉を発して、僕のことをヒョイと持ち上げ。

薬を嗅がされ。

意識を      うし       な           った。。。。。


つづく?





2004-06-20 13:53:23公開 / 作者:nerv
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■作者からのメッセージ
スモールレジスタンズはおいといて・・・
あまり更新できないかもしれませんがヨロシク!
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