『光を目指して 2』作者: / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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ポタ…ポタッ…血がアスファルトに流れ落ちる

「・・・・・・なんだ…これ?」

少年は手についた自分の血を眺め言った。

「な・何言ってんだコイツ、狂ったのか?」

ハンター達は騒めく

「なぁ、これ何なんだ?」

「う・うるせぇな!!てめぇの血に決まってんだろ!?」

どう考えても奇妙な少年の問いにハンターの一人が叫ぶように言った

「・・・・・・・・・」

「忠告を聞かないからそういう事になるんだよ!!今度は外さないからな!!」

ハンターが銃を構えなおし笑いながら言った

ダーン!!

銃弾は少年の肩を貫通した。

ボタボタ・・・

傷口から血があふれまた地面に落ちた。

「どうした?さっきの元気は?怖くて声も出ないのかよ?」

立ったまま動かない少年にハンター達は笑いながらまた言った

「じゃあなクソガキ!!恨むんなら他人事に首突っ込んだ自分を恨みな!!」

ダン!!ダン!!

また銃声がなった、その直後少年は動いた

チュイン!!

「な・避けた!?」

「まさか!?あんな至近距離で!?」

ハンター達が信じられないと言うように叫んだ

「・・・・見切った」

ボソリ・・とそう呟くと少年はハンター立ち目掛け走り出した。

「くそっ!!」

ダン!!ダン!!ダン!!

連続し銃声がなる、だが今度は一発もかすりもしない、少年はハンター達の目の前で飛び上がり落ちる
重力を利用して撃ってきたうちの一人の顔を思いっきり蹴った。

メキィ!!

鈍い音と同時にそのハンターは血を吐いて倒れ動かなくなった。

「・・・・・次は?」

少年は立ち上がりハンター達の方を振り向いて言った、シロは少年のその様子に背筋が凍るような感覚を
覚えた。撃たれる前までの全然違い、とても冷たい目をしていたのだ。

「・・・・くそっ!!今日はここまでだ!!」

一人がそう叫ぶとハンター達は一目散に走り去って行った。

「・・・・・・おい!!大丈夫か!?」

少年はシロに駆け寄り心配そう言った、もうアノ冷たい目ではなかった。

「・・・・えっ!?・・大丈夫、大丈夫!!ありがとな助けてくれて!!」

シロはハッと我に返り、助けてくれた少年にお礼を言った。

「でも知り合いでもないのに、なんで助けてくれたんだ?」

「たまたま通りかかったらなんかヤバそうだったからさ〜」

少年は笑いながら言った。

「え?そんだけの理由で?」

親に見捨てられ人を信じられなくなっていたシロには信じられなかった、ただヤバそうだったという理由
だけで、銃を持ったブラックハンター達の中に飛び込んできたというこの少年の行為が。
久々に人の温かさに触れたシロは目に涙が溢れそうだった。

「本当にありがとな。俺シロっていうんだお前名前は?」

必死に涙を堪えながらシロは聞いた。

「名前?え〜と・・・なんだっけ??知らねぇや〜」

は?

「ちょっと待てよ、自分の名前知らないってどういうことだよ?」

シロは少し呆れるように笑い言った。

「なんか俺、覚えてること少ないんだ〜記憶喪失ってやつ?」

また笑いながら言う少年、しかしシロは笑えなかった、いやむしろ呆れるように笑ったことを後悔した。

「ご・ゴメン!!笑ったりして・・・」

「え〜?別にいいぜ?気にしてないし」

本当にこの少年は気にしてないようだった、いやただたんに能天気なだけかもしれないが。

「あっ!!そうだ!!おまえ行くとこないなら俺と来ないか?俺外の世界に(地上)行こうと思ってるんだ!!」


2004-06-07 22:35:08公開 / 作者:倖
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この作品に対する感想 - 昇順
辛口の批評は避けてくださいなどと書いていないので、好き勝手に言わせて頂きます。気を悪くされたら申し訳ない。                     まず、さーっと見て思ったことを幾つか…。                 改行が多い。
次は読んでみて思ったことを。                       世界観が全く掴めなくて、キャラクターに関する描写が無いために容姿が全く不明だった。しかも出だしからヤマなのですが、何が原因でこうなったのかが解りません。これでは単なるヤマ場だけと見なされますよ?
そして「う・うるせぇな!!てめぇの血に決まってんだろ!?」とありますが、これは「う、うるせぇな!! てめぇの血に決まってんだろ!?」このようにするのが良いかと…。「!」や「?」などの次は1マス開ける。「う・うるせぇな!!」というふうに、文章を区切る際には「・」を使わずに「、」を使う。などです。
句点や句読点が無かったり、文末に句点が無かったりする場合が多々受けられました。
これらの事は普通に本を読めば一目瞭然なのでは? と思いました。
そして、それよりなにより。利用規約を読んで下さい。
これを見る限りでは、読んでいないと判断せざるを得ません。
長々とすみませんでした。
2004-06-07 22:54:23【★★☆☆☆】蘇芳
蘇芳さんと同じような意見になってしまうのですが、矢張り書かせていただきます。
矢張りまず改行が目に付き、『ダーン!!』等の擬音を使いすぎていて、また、これは個人的な意見なのですが、擬音に『!』はあまり使わないでもらいたいですな。
私はいきなりヤマ場というのは嫌いじゃないので、このまま説明せずに終わると言うことは無いよう祈っています。
また、いきなり『シロ』と言う名が出てきても何の事やらで「おぉ! ここで出てきたか」という驚きが持てません。
それとこの作品行詰めればかなり短くないですか? 短さを誤魔化したかったと思わざるをえないので、次回からは気をつけましょう。
                                      また、ここ最重要。自分で書いたんだからメッセージを添えて下さい。これは一般常識系の問題です。さて、蘇芳さんの意見を取り入れたりして、次回作頑張って下さい。
2004-06-08 02:38:31【★★☆☆☆】髪の間に間に
あ、もう一言、これは『光を目指して 2』ですよね。1はどこに行ったのでしょう? 矢張り、利用規約を見ることが始まりのようです。
2004-06-08 02:40:29【☆☆☆☆☆】髪の間に間に
 ファンタジーですね。着想は面白くなる要素を含んでいるんではないかと思います。ただ、厳しい事を言いますが、頗る読みにくい。
 第一、視点の軸が曖昧な為、シロを主に進行していくのか、少年が主なのか、不明だった。見知らぬ少年が助けてくれたのであれば、最初に「シロは悪徳ハンターに付け狙われていた」という描写を入れるべきだと思います。
 第二、描写が若干稚拙。「落ちる重力を利用して撃ってきたうちの一人の顔を思いっきり蹴った。(抜粋)」は、「飛び上がり、ハンターの一人の顔面に飛び蹴りを見舞った。メキッと言う音と共に鼻をへし折られたハンターは顔中を鮮血に染め、そのまま仰向けに倒れると、そのままピクリとも動かなくなった」と未熟ながら書かせていただきましたが、この方が解りやすいと思われます。重力と言うのは、細かい説明が必要な場合に使う方が良く、正拳突きやら、後ろ回し蹴りやら、飛び蹴り等の俗に名称があるものは、素直にすっと言った方が読者も解り易く、迫力がイメージし易いです。因みに顔面を蹴って吐血すると言うのは不適切です。鼻や歯をへし折れば出るのは当然ですし、吐血というのは主に内臓からのものを指しますから、使うのであれば、「俊敏な体裁きで、たちまちの内にハンターの懐へ潜り込むと、みぞおちに掌を押し込んだ。ハンターは腹を押さえたまま、数歩後ずさると、吐血し絶命した」と言うのが、良いかと思われます。
 まだまだ、話がどうなって行くか想像がつきませんが、続きをお待ちしております。
2004-06-09 02:48:32【☆☆☆☆☆】石田壮介
えと、シロが出てきたのがちょっと唐突に感じられました。石田様と同意見で、最初に『シロは悪徳ハンターに付け狙われていた』的な文が必要だと思います。全体的にも改行が多すぎて、逆に読みにくくなっているなと感じました。あと、セリフの「・・・・・・」は三点リーダで「…………」のほうが良いと思います。素材は良いと思いますので、続きがんばって下さいね!
2004-06-09 21:11:09【☆☆☆☆☆】ハルキ
皆様参考になることをアリガトウございます!!
2004-06-10 23:38:25【☆☆☆☆☆】倖
あ、それからシロがなぜハンターに狙われていたかなどは1の方で書いて
ありますよ?
2004-06-10 23:46:25【☆☆☆☆☆】倖
えぇと、利用規約は読まれたでしょうか? 再び参上髪間にです。『1の方で書いてありますよ』と言いますけれども、通常連載物は『1』を編集して『2』を付け足し、タイトルにこの場合ですと『光を目指して 1〜2』等と入力し更新。
他の方の作品を見て気付きましょう。この2を何かにコピペして、1に付け足すのが良いのですが。今からでも遅くないですね。
2004-06-11 03:19:26【☆☆☆☆☆】髪の間に間に
計:4点
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