- 『自作童話の世界 ツバメのお医者様』作者:コヨリ / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
- 全角742文字むかしむかしあるところにツバメのお医者様がいました。
容量1484 bytes
原稿用紙約1.86枚
お医者様はとても頭がよかったのでどんな怪我でも病気でも治すことができました。
ある日は腰を痛めたおじいさんヤギがやってきました。
ツバメのお医者様は庭に育ててある薬草から塗り薬を作りました。
ツバメのお医者様が塗り薬をおじいさんヤギの腰に塗るとおじいさんヤギは元気になりました。
おじいさんヤギはツバメのお医者様にお礼を言うと笑顔で帰っていきました。
ある日は風邪を引いてしまったニワトリがやってきました。
ツバメのお医者様は瓶の中から薬を一つ取り出しました。
それをニワトリに飲ませてあげるとニワトリは元気になりました。
ニワトリはツバメのお医者様にお礼を言うと大きな声でコケコッコ―と鳴きました。ニワトリはとてもうれしそうでした。
ツバメのお医者様は町の人が幸せそうに暮らしているのを見るのが好きでした。だけど町には悲しそうな顔をした人がたくさんいます。
そこでツバメのお医者様は町の人が幸せになれるように幸せになる薬を作りました。
それを飲むと町の人は笑顔で幸せな気分になりました。
ツバメのお医者様も薬を飲みました。ツバメのお医者様も幸せな気分になりました。
ある日のことです。町には誰もいなくなりました。
町の人はみんなしんでしまったのです。
町の人は何もしなくても幸せだったので何もしませんでした。
遊ぶことも、話すことも、食事を取ることもしませんでした。
それでも町の人は幸せだったのです。
もちろんツバメのお医者様もしんでしまいました。
おしまい - 2004-04-14 03:14:40公開 / 作者:コヨリ
■この作品の著作権はコヨリさんにあります。無断転載は禁止です。 - ■作者からのメッセージ
自作童話を作ってみました。
お読みになられた方はお分かりだと思いますがこれは麻薬をモチーフにした話です。麻薬はやめましょう。
評価、感想、批判を待ちいたします。
- この作品に対する感想 - 昇順
-
内容をツバメのお医者様が元に戻る薬を作るが町の人がそれを拒否するという内容も考えたのですが、暗くなりすぎそうなのでやめました。」
2004-04-14 03:34:29【☆☆☆☆☆】コヨリ読ませていただきました。辛い事を言うと、麻薬の話からは少し的外れな感があります。麻薬を使うとみんな気持ちよくなると言われていますが、実際は酒と同じで、途方もなく鬱になる人もいれば、階段で頭を下にしてつま先を踏み段に引っ掛けて、支えて寝てしまう等(苦笑)、人それぞれらしいです。はっとするような展開がほしかったです。2004-04-14 04:32:02【★★★★☆】石田壮介読ませていただきました。もう少し長くても良いのではないでしょうか。童話としての良さもあるのでしょうが・・・・・・。コヨリさんの言う内容を盛り込んでほしかったです。次回作も頑張ってくださいね。2004-04-15 21:28:03【★★★★☆】メイルマン計:8点
- お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。