『万有』作者:天神 詩 / - 創作小説 投稿掲示板『登竜門』
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 第一章 懐想〜回想


 1
 今日も、いつもと変わらない道を歩く。
表通りは明るい光に照らされ、会社帰りのサラリーマンや若者であふれている。裏通りを見ると人はほとんどいなく薄暗い。
世の中の影が落ちて、本当に暗い。野良猫と目があった。
するとそれは僕に背を向け、暗闇に消えていった。

 表通りを抜けると、住宅地の坂を上がる。高台の一等地にあるマンションへ向かう。
明るい街に背を向けて歩いていくと、淋しさのせいか自然と足が早くなる。都会の排気ガスを含んだ生温かい風が吹く。


 マンションの入り口のオートロックを開け、中に入る。
妙に立派で人気のないロビーを過ぎ、エレベーターに乗る。
外を見ると、さっきまでいた街の灯りが見える。僕は夜景を見ても何とも思わない。
昔は何か思ったのかもしれないが、少なくとも今は電気の浪費にしか見えなくなっている。
 
エレベーターは20階で止まり、僕は降りた。
入れ違いにどこかの子供が乗ったが、別に珍しい訳でもないので振り返らずに部屋へ向かった。
 
 鍵を開け、中に入る。電気は消えている。ベランダの窓から、坂の下の街の灯りが入ってくる。
部屋の隅にある仏壇にただいま、と声をかけた。半年前に姉は死んだ。
何の傷も無く、本当に眠るように、この部屋のソファに横たわっていた。
暗い中、テレビから流行曲が流れていた。


 家族が狂ってきたのは、その頃からだった。


 父は残業の無い日でも帰りは遅くなり、外泊も増えた。
母もほとんど遊びに出ていてしばらく顔を会わせていない。
金に困ることはない。人に干渉されることもない。信用できる奴もいない。
 
 ベランダに出て、空を見上げた。地面の灯りで星が見えない。
街に目を移し、その後下を眺めた。マンションの真下に子供が立っている。
僕を見上げているようだ。時代観がないというか、和風の服を着ている。
そして不思議な美しさを持っている。こんな言葉はこういう時に使うのか。
闇の中でその子は浮いているように見える。長い髪、辺りの闇よりも黒い瞳。
 金色の糸の鞠を持って、鼻緒の赤い下駄。僕は目が反らせなかった。
その子はすぅっ、と目を細めた。笑ったように見えたが、それは少女の笑いには見えなかった。
凝視するために細めたのかもしれない。
その時、もう1つの影が少女の横に立っていることに気付いた。
彼女と同じくらいの年齢の少年だった。彼もその彼女と似た感じがあった。
しかし、濃紺の着物、金色の髪、透きとおりそうな白い肌。
そして敵意を向ける視線でこちらを見られると、二人は正反対のようにも見えた。
彼は少女の手を引いて、僕に背を向けた。彼女はおとなしくついて行く。
彼は頭の後ろに、狐の面をしていた。その面と目が合った。

 しばらくの時間、僕は何も考えていなかった。
 

 気が付くと、家の電話が鳴っている。僕は電話に出た。祖母の妹が亡くなったそうだ。


 その日を境に、僕は普通の生活には戻れなくなった。




 祖母の妹に家族はいなかった。とても広いこの家、一人亡くなっていったそうだ。
直接会ったこともなかったので、とくに悲しいとも思わなかったが、周囲に合わせておくことにした。
 ちなみに両親は一緒に来ていない。父は仕事があるというし、母には連絡がつかなかった。
僕は姉の位牌を片手に持って前へ出て、焼香をした。
 
 訳の分からないお経を聞いて、葬儀が終わった。
だんだん人が減っていって、残っているのは親族だけだった。
親族といっても、十人程度しか来ていなかった。
元からあまりいなかったのだろう。大人達は遺産の話をしている。
その中の一人の、中年の女性が僕に話しかけてきた。
「優也君も大変でしょう。一人でこんな所まで来て。」
「えぇ、まあ。でも、大丈夫ですよ。」
 あまり長い話をする気もないので、笑顔をつくって適当な返事をしておいた。
 親は何をしているんだか、と呟いてその女性は話し合いに戻って行った。
 
 息をつくと、その女性と交代するように、一人の少女が服をくい、と引っ張ってきた。
遊んで欲しいのか、と思い声をかけた。
「どうしたの?」
「かえでくんがいなくなっちゃたの。」
 小さな声で弱々しくそう言ってきた。
「かえで?」
「猫さん。」
 探せ、と言いたいのか、この辺りの地理はわからないので、あまり出かけたくはない。
しかし、その子は泣きそうな顔で見上げてくる。
「じゃあ、一緒に探そうか。」
 するとその子は嬉しそうに僕を見上げ、大きく頷いた。

 少し出掛けて来ます。と、大人達に言って、僕はその少女と家を出た。
田園風景は稲穂の金色に染まっている。隣家まで歩いて二、三分はかかる。
僕の家とはかなり違っている。都会は好きではないが、ここまでの田舎には住みたくない。
周囲に人の気配が全くない。
「お兄ちゃん。」
 少女に呼ばれ、横を見下ろした。
誰もいなくなっている。
すると、後ろから少女が走ってきた。
「早かった?ごめんね。」
 その言葉に少女はふるふると首を横に振り、僕の手を握ってきた。
周囲の気温のせいか、その手は冷たかった。
そして、少女の名前も、猫の特徴も、何も聞いていないことを思い出した。
「君、名前は何て言うのかな。」
「・・・雪乃。」
「雪乃ちゃん?かわいい名前だね。」
 本当の事を言うと、その時僕は冷たそうな、儚そうな、そういう印象をまずうけた。
その方がこの子に合っていると思った。
 そんな僕の考えは知らず、雪乃は頬を赤くした。
僕も名乗ろうとした。
「僕は・・・。」
「優也っていうんでしょ。」
 雪乃は僕を見上げてそう言った。一瞬びくり、とした。まだ名前は教えていないはずだ。
「さっきおばさんが言ってたよ。」
 当たり前、という感じでそう言われた。
「あぁ。」
 女性と話している時、この子は横にいたのだろう。それなら納得できる。
しかし、十歳にもなっていないような少女がそんなことまで見ているものなのか、しっかりした子なんだ、としかその時は思わなかった。
「かえで君がどんな子か教えてくれる?」
「うん。あのね、真っ黒くて、目が赤くってとってもきれいなの。それでね。」
 特徴やその猫との思い出を雪乃はとても楽しそうに話してくれた。
さっきの感じとは違う、無邪気な話し方だ。

 しばらくその猫を探した。僕は草むらにも入ったが、なかなか見つけられない。
歩きまわっていると、高台に神社を見つけた。
 一つの大きな鳥居を入ると、すすきの草むらがあり、更にその向こうに苔のついた石段がある。
下に立たないと神社の社までは見えない。
そこに、何となくだが、何かあるような気がした。
そこから誰かがこちらを見ているような、呼んでいるような感覚に僕は包まれていた。
隣にいる雪乃も、その神社を見ている。彼女も何か感じているのか。
しかしその目は凝視する僕のものとは違い、とりつかれるように焦点の合わない目で見ている。


 秋の風が吹いた。


 自分達の足はその神社に向かっていた。僕の手を握る雪乃の手は、冷たいが汗ばんでいる。
すすきが風で音をたてた。石段の下の鳥居に着いた。
大きな鳥居は僕達を見下ろすように立っている。ゆっくり上がっていった。

 古い神社の前は石畳の広い空間になっている。横や上を囲む木の間から、光が降ってくる。
狛犬が、この人に忘れられたような神社を守るように建っている。
 木々の緑の間に、周囲とは違った色の塊があった。
全体的に黒っぽいが、実際それは孤立した二つのものだった。片方は少年だった。
紺色の着物、蒼眼、金髪、真っ白い肌。彼は、前見た少年とそっくりだったが、前と一つだけ違っていた。
 彼はもう一つの魂の血で、赤く染まっていた。

 そして、もう一つの魂は。

 雪乃が、声にならない悲鳴を上げた。
 

 2

 帰りの道を歩く。雪乃はずっと泣きじゃくっているので、僕が背負って連れて来ていた。
あんなものを見てしまったら仕方ないだろう。僕もまだ信じられてはいない。
さっきの少年は血まみれの塊をおいて、おびえるような顔をして、突然消えた。
彼がどうしてこんな事をしたのかはわからない。その彼は、もうどこかに行ってしまった。
僕は背中の雪乃に話しかけた。
「明日、楓くんのお墓をつくろうか。」
僕の服を掴む手の力が、少し強くなった。それを彼女の返事と受け取って、田舎道のなか家路を急いだ。
秋の風が吹いた。澄んでいるけれど、それは思った以上に冷たくて、僕は更に歩を早めた。

 祖母の妹の家へ帰るころには赤い夕日も落ちて、雪乃も泣くのをやめていた。
眠ってしまったのか、とても大人しい。
何となく、そこには入りづらい。あんな家族でも、いれば心強いのかもしれない。
知り合いのいない場所だからか、僕を拒んでいるようにさえ見える。しかし他に行く場所もないので玄関に手をかけた。
どうせすぐ家に帰れるのだろうから。
「帰りました。」
一瞬、居間が静かになった。
「あの・・・。」
「お帰りなさい。」
さっきの女性が、妙に優しい声でそう言ってきた。
「ほら、ご飯できてるから。・・・あら、雪乃ちゃん寝ちゃったの。」
妙に馴れ馴れしい。他の人を見た。何か同情するような目で僕を見ている。
「ええと・・・。」
そちらから目を反らした。どうにかしてあの場所には行かないでいたい。
「僕、雪乃ちゃんを寝かせてきます。」
そう言い階段へ向かった。雪乃の両親らしき人が、僕を呼び止めようとしたが、急いで雪乃の部屋へ向かった。

 雪乃を背から下ろし、布団を敷きはじめた。
「・・・お兄ちゃん。」
突然、雪乃に声をかけられた。
「起きたの。」
敷きかけの布団をどうするか考えて、結局全て敷き終えた。
「疲れた?」
雪乃は首を横に振った。
「ずっと起きてたよ。」
「そうだったんだ・・・。寝てると思ってたよ。」
「寝たふりしてたの。」
その行動に対して、自分でもあまり良い気はしないためか、彼女は少し下を向い言った。
泣いた後の腫を、他の人に見られたくなかったのだろう。
「お父さんとお母さんに見られたくなかったのかな?」
雪乃は、少し考えてから頷いた。心配をかけたくないのか、それとも小さな誇りのためか。
僕もあの部屋には行きたくないので、しばらくここにいることにした。しかし、何を話せば良いのか分からない。
壁の古い時計が刻を刻む音、外の道を自転車が通った音、下の階からの話し声、外で虫が鳴く音。
自分の鼓動が聞こえそうな程の静寂のなかで、普段なら聞かない、自分の家では聞こえない、その場に存在する小さな存在が、自分の中に流れ込んできた気がした。
雪乃も静かに周りの音を聞いているように見える。静寂が、沈黙から僕を救ってくれた。
突然、雪乃が周囲を見回しはじめた。そして、今度は僕を見てきた。
「・・・誰か、いるよ。」
僕には何も見えないし、何も感じてはいない。
「どこに・・・。」
彼女は、尋ねる前から窓を指していた。そこにも、何もいるようには見えない。
開けてみようと窓に近づいた。雪乃も僕を追ってこちらに来た。窓に手をかけ、一気に窓を開けた。
虫の声が、一層大きく聞こえた。そして、秋よりも冷たい、真冬のような風が吹き込んできた。しかし、窓の外には誰もいなかった。
「・・・誰も。」
「どこ見てんだよ。」
後ろから声がした。急いで振り向いた。雪乃も同じ方を向いた。


3

そこには見慣れない、僕と同じくらいの歳の少年と、さっき神社にいた子がいた。
その子は、おどおどと少年の陰に隠れている。そして少年は、それとは正反対の、威圧的な表情でこちらを見ている。
しかし二人は、共通した点を多く持っていた。
とても日本人には見えない、染めたようには見えない金色の髪、透きとおるような白い肌、そして和服。
少年は、僕がはじめてその子を見た時の面を同じようにかぶり、その子は面がない代わりにー代わりという訳でもないのかもしれないがーやはり狐のような耳と尾が付いている。
どちらも、僕から見て不思議である事にかわりない。
「・・・。」
「・・。」
僕は、この自分と離れた存在に、まず何を言えば良いかわからなかった。
そして少年は、こちらをうかがうように見ている。
雪乃は僕に、狐耳の少年は面の少年にそれぞれ隠れて相手方を見ている。
このままでは話が全く進まない。僕は口を開きかけた。
しかし、面の少年の方が少し早かった。
「あれは、お前達の猫か。」
きっとかえでのことだろう。僕は彼の目を見たまま、頷いた。
すると、彼の両眼が違う色であることに気がついた。彼は、僕の視線を無視するように言った。
「弟が殺してしまったことについては謝っておく。すまなかった。」
目を見ていると、とても謝っているようには思えない
それより、まるでこちらを責めるような目で睨んでいる。
「殺しておいて・・・それだけなのか。」
僕も威圧したつもりだが、どう考えても、どう見ても迫力負けしているだろう。
「仕方ないだろう。弟は猫を喰おうとしただけだ。」
彼は当たり前のようにそう言った。僕の、普通の人間の常識ではおかしな行為だが、彼等は狐だった。
生き物をとって食べても不思議な事ではない。
「それに・・・。」
彼は一瞬雪乃を見た。すぐにまた視線を僕に戻し、続けた。
「猫は生まれ変わる。もうすぐここに戻ってくる。・・・姿は違うだろうが。」
何となく、後ろからの緊張感が和らいだ気がした。しかし、僕は引っかかるものがあった。
「あのさ、少し聞きたい事があるんだけど。」
僕がそう問うと、彼にじっ、と目を見られた。今までの敵意の視線よりはこちらに興味を持って探るような目だった。
「・・・外に来い。唐太はそいつとここに残っていろ。」
唐太、と呼ばれた少年は頷いて、雪乃とそこに残った。
彼は窓から降りてしまった。僕は、親族に見つからないように下に降りて、裏口の戸から外に出た。
帰ってきた時よりも、空気は更に冷たく澄んでいて、その中に青白い月が浮かんでいた。
それに照らされた白いすすきの海原の、中心に丸く開いた土地に彼は立っていた。
彼は、瞳の色がまた、先程とは違っていた。右目は先程見たときと同じ黄金色だ。
しかし左目は、深い蒼からとても明るい紅に変わっていた。見間違えでもない。そんな間違えをするはずがない。光の加減でそこまで変わるとも思えなかった。
彼は僕の方を見ていた。近づくと、彼はすぐに声をかけてきた。
「何を聞きたいんだ。」
何を、と言われると、聞きたいことが多すぎる。まず彼らは何なのか。
なぜ僕に敵意を向けていたのか、そして死んだ猫がなぜ生まれ変わったりするのか。
大きな疑問だけでこれだけあるのだから細かく聞いてしまったらきりがない。
「ええと・・。」
まず何から聞くか迷っていると、彼は何か考えて言った。
「長い話をするつもりはない。質問は一つだけにしろ。」
「ええっ。じゃあ。」
少し考えた。
「死んだ猫が生まれ変わるなんて信じられないんだけど、それは君がやったの?」
すると、彼は面白いものを見つけたようににやり、と笑った。
「生まれ変わりは、あると思う。しかし俺にそんなことをする力は無い。それに都合よく同じ場所に生まれ変われたりはしないだろうな。」
「・・・つまり?」
「代わりに用意した猫がここに来るだろう。ただ、それは生まれ変わった猫ではない。」
何だかよくわからない話だ。結局生まれ変わりの話は嘘なのか。
「しかしそれは嘘の話じゃない。」
心を読んだようにそう言われ、僕は言葉を失った。
自分より少し背が高い少年は、僕では届かない高い場所から僕を見下ろしているようだった。
紅と黄金の瞳は、真っ直ぐ僕の心の中まで見通しているのではないか。そう思わせるものだった。
「あの少女が、それを生まれ変わると信じて、そう扱うのなら、それは生まれ変わりになる。信じないならそれは生まれ変わりではない。全ての問題は、信じるかどうかで答えが決まるということだ。」
哲学、なのか。よくわからないが、彼は真面目に話している。それを理解できない僕を見て、僕はため息をついて、一度目を閉じた。もう一度目を開くと、彼の左目は深い蒼に戻っていた。
「あの少女と俺の弟には、猫は生まれ変わると言っておいてくれ。そうすれば、あまり悲しまなくて済むだろう。」
やっと自分にわかるような話になった。何となく、自分は口を出してはいけないような気がして僕は頷いた。
「ところで、お前、名前は。」
その少年は普通なら会って最初にするような質問をしてきた。しかし僕も、そんな質問を忘れていた。彼と話をしていると、名前なんてどうでもよいもののような気がするのだ。
「優也・・・。」
「ユウヤ。字はどう書く?」
「優しいの優に、この字。」
説明の難しい字なので、地面に書いた。
「・・・優也。わかった。あの女の子は?」
「雪乃。字は。」
「こうか。」
彼はしゃがんで地面に書いた。とても達筆なその字は確かに合っていた。
「知ってる方と同じ名前だ。この子は命拾いをした。」
また彼の話は分からなくなってきた。彼は僕のそんな様子に気付いたのか、また話すことをやめた。
「・・・名前という言霊は、本当に恐ろしいものだな。・・・独り言だ。」
よくはわからないが、反応しなくて良い様なのでその言葉は気にしないことにした。
「もう行かないとな。」
彼は月を見上げ、目を細めて言った。
そして、また視線を僕に戻した。彼は、話している間に何度もその動作をした。
「・・・またどこかで会うといいな。」
彼は少し微笑んでそう言った。
次の瞬間、彼は風と一緒に消えてしまった。
彼のいた場所には、この季節には早すぎる粉雪が少しだけ舞っていた。その白い雪は、蒼白い月に照らされ、空から光が降ってきているようだった。
僕はそれに触れた。それは冷たいが、優しく、さっきの少年に似ているものだった。それは地に落ちて乾いた土を濡らし、それを風が乾かしていった。

雪乃の部屋に戻ると、座った雪乃が開け放たれた窓の方を見ていた。あの少年の弟ー唐太ーはもういなかった。窓から外を見ると、屋根の瓦が小雨が降ったように湿っていた。


2004-04-18 13:19:39公開 / 作者:天神 詩
■この作品の著作権は天神 詩さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
登場人物が増えるほどに上手く書くのが難しくなってきました。これからはもっと読みやすい文章が書けるように努力します。
この作品に対する感想 - 昇順
読ませていただきました。いきなりで恐縮ですが、一文毎に改行するのはいかがなものでしょうか。これがポリシーだと言われればこれ以上何も言いませんが(他のを読んでいても思ったのですが、どうもここでは流行っているみたいですね)。せっかく描写が丁寧なのに「小説」としての空気を崩していて勿体ない気がします。この先何があるのか楽しみな展開です。続き頑張って下さい。
2004-03-31 02:55:51【★★★★☆】明太子
ご意見ありがとうございます。読みやすいように改行してみたのですが、余計でしたか。読んで下さる方々の意見で考えてみます。これから感想を下さる方へ→改行するべきかどうか書いて頂けると嬉しいです。
2004-03-31 17:19:38【☆☆☆☆☆】天神 詩
ものすごく「静かな」小説という印象を受けました。こういう雰囲気は好きです。このあと何かありそうですが……続きも期待しています。
2004-04-11 21:08:09【★★★★☆】明太子
明太子さま、毎回読んでくださってありがとうございます。ほとんど動きがない小説なので好き嫌いがありそうです。読んで下さる方が増えるようにこれからも精進しますのでよろしくおねがいします。
2004-04-15 22:30:13【☆☆☆☆☆】天神 詩
計:8点
お手数ですが、作品の感想は旧版でお願いします。