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タイトル一人称での書き方
記事No: 493 [関連記事]
投稿日: 2008/09/29(Mon) 09:45
投稿者桜雪

自分は現在、一人称形式の小説を書いているのですが
ある人に書いた物を読ませた所、一人称でのセリフ以外の
文章で、主人公の口調(です、ます調)を使ってはいけないと
言われました。まだまだ、書いている小説が少ないので判別がつきません。
その場合、やはりセリフ以外の文章を(〜だ、〜だった)など
三人称形式にしなければいけないのでしょうか?

どなたか教えてください。


タイトルRe: 一人称での書き方
記事No: 494 [関連記事]
投稿日: 2008/09/29(Mon) 12:25
投稿者上野文
URLhttp://www.k3.dion.ne.jp/~tomarigi/

 はじめまして、桜雪様。
 上野文と申します。

 私も、一人称における地の部分(台詞以外の部分)で敬語を使うのは避けるべきだと思います。

 理由のひとつは、読み手から見て”読みにくい”から、です。
 またもうひとつ、書き手から見て、話す(敬う)相手もいないのに、思考が全て敬語調っておかしくない? ということです。

 ギャグや理由があってのことなら構いませんが、桜雪様が自然と思われる書き方をされるべきだと思います。
 一人称のままでも構いませんよ。(〜だ、〜だった)で〆ても、三人称でなければならない理由は無いのですから。


タイトルRe: 一人称での書き方
記事No: 495 [関連記事]
投稿日: 2008/09/30(Tue) 22:05
投稿者桜雪

上野文様、貴重なご意見ありがとうございます。
地の文での、です.ます調の使い方がおかしいという事がよく分かりました。

では、小説の内容を引用して例を書いてみますが、こういう事でしょうか?

『教室の扉を開けてクラスメイトに挨拶し、自分の席に着いたところでやっと一息つく事ができました。クラスでは友達同士での談笑が聞こえてきます。』

という文を

『教室の扉を開けてクラスメイトに挨拶し、自分の席に着いたところでやっと一息つく事ができた。クラスでは友達同士での談笑が聞こえてくる。』


という風にすればおかしくは無いでしょうか?


タイトルRe: 一人称での書き方
記事No: 496 [関連記事]
投稿日: 2008/10/01(Wed) 12:52
投稿者上野文
URLhttp://www.k3.dion.ne.jp/~tomarigi/

 こんにちは。桜雪様。上野文です。
 はい、そんな感じでいいと思いますよ。

 ですます調は、主役の一人称視点で書くと先述の理由から読み難さや違和感が出ます。でも、三人称視点で使うなど執筆法も色々ありますので、書きなれた頃にリベンジされるのも面白いかもしれません。
 頑張ってください。では。


タイトルRe: 一人称での書き方
記事No: 497 [関連記事]
投稿日: 2008/10/02(Thu) 01:25
投稿者桜雪

今、これの改良版を書いています。
良ければ途中までですが読んでください。

http://ncode.syosetu.com/n1664f/


タイトルRe: 一人称での書き方
記事No: 498 [関連記事]
投稿日: 2008/10/02(Thu) 20:02
投稿者夢幻花 彩

何気に雑談版に書き込むの、3年ぶりくらいかも……。

こんばんは。はじめまして、夢幻花です。

> その場合、やはりセリフ以外の文章を(〜だ、〜だった)など
> 三人称形式にしなければいけないのでしょうか?

(〜だ、〜だった)などの常体にするか、(敬体のまま残すのなら)三人称形式にすべきか、っていう意味ですよね多分。


えーと、ジャンルや作品によると思いますけど、基本的に一人称で敬体を使うこと自体が駄目とか、そういうのは無いと思います。確かにさいきんあんまり見ませんけど、地の文が一人称で敬体の小説、少なくないですし。
 敬う対象が読者だったり、それが自然な形だったり、あるいは登場人物だったりすると、敬体でも大丈夫なんじゃないかな、って思います。
 好みにもよるとは思いますが、その人は「この小説なら常体の方があってる」と言いたかったのではないでしょうか。絶対駄目、ってことは多分無いと思います。
 なんにせよ、書かれるのは桜雪さんですので、何度か常体にしたり敬体のままで推敲してみたりして、桜雪さんがご自分で納得ゆくような形で作品を書いてくださいね。


タイトルRe: 一人称での書き方
記事No: 499 [関連記事]
投稿日: 2008/10/02(Thu) 23:38
投稿者模造の冠被ったお犬さま
URLhttp://clown-crown.seesaa.net/

 ふううん。『ですます調』のことを敬体というのか。勉強になる。

 セリフ以外の文章は『地の文』と言います。
 若者に人気のある小説は、むしろ主人公の独特な口調を前面に出したものばかり思い浮かびます。
 ポップな口語体が読み手の共感を誘うのでしょう。
 地の文に敬体を用いた秀逸なショートショートを、ここ登竜門でも見ました。
 「こうしたほうがよい」というアドバイスはできますけれど、
 「こうしなければならない」というものは、小説には(理想上)ないはずです。



 しかしこれ、わざわざ外部リンクする必要はないし(登竜門に投稿されている)
 投稿する前段階で質問するか、あとがきで書くべき質問ではないでしょうか?
(感想欄で感想を書いている人間を馬鹿にした行為だと受け取られても仕方ないと思います)